セグメント、作る側売る側の市場呼称!

セグメント、ぶっちゃけ作る側売る側のマーケティング市場区分の呼称だ。各地域や国により、規格も違う。

別に、作る側売る側の勝手な区分に合わせて考えてやる必要はない。まずは、自分の事情ありきだ。日本でクルマを買う場合、自分の家の車庫や道路幅を鑑みて、どれくらいの寸法のクルマが適格かを決めるコトだ。

税制的には5ナンバーと3ナンバー、排気量2リッター未満とそれ以上、車幅1.7m以下とそれ以外、全長4.7m以下とそれ以外、全高2m以下とそれ以外になるハズ。小型自動車普通自動車の違いかな。

3ナンバーは無差別級だ。車庫や道路幅があるなら、大きいクルマの方が走って曲がって止まるコトそれぞれにシャシー容量は大きい。5ナンバーなら、2リッターターボ、車幅1.7m以内、全長4.7m以内、全高2m以内がマックスになる。

ある意味、作る側売る側の区分は、品揃えの問題だ。ユーザーが自分達のスタイルに合う選択をするコトが大事なのであって、気に留める必要はない。

他の自動車業界特有ワードも、クルマに乗って走っていれば感じ取れる。気に留めて使う必要はない。むしろ、トップレーサーの方が、アバウトで感覚的な表現をする。そちらの方がシブいのだ。

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クルマ好きがよく言う「セグメント」って何なのよ!!? 意外に知らない自動車のうんちく
7/22(金) 5:45 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
 当サイトをはじめさまざまな自動車媒体を読んでいると、「Cセグメント」とか「Dセグ」といったワードを見かけることがある。

【画像ギャラリー】国産車だけじゃなく輸入車も!セグメント分けしたクルマをさらに写真で見る!(13枚)

 この後ろに付く「セグメント」という言葉は、ヨーロッパで生まれた自動車のクラス分けの概念のこと。日本車ではあまり馴染みのない分類方法であり、一般の人がこのワードを使うことはまずないはず。

 そこで本稿では、クルマ好きならその意味を知っておきたいワード「セグメント」に関して解説していきたいと思う。ちょっとした時にうんちくとして語れる知識をお届けする。

文/フォッケウルフ
写真/フォルクスワーゲンジャパン、メルセデス・ベンツ日本、ポルシェジャパン、BMWジャパントヨタ、日産、アウディジャパン、スバル、ホンダ、ルノージャポン、ステランティス、スズキ

■業界でのみ通じる(!?)マニアックワード
 
各国、各組織によってもセグメントの分け方、呼称は違ってくる
 クルマ業界に限ったことではないが、その界隈には一般の方々には馴染みがない、あるいは勘違いを誘発するようなワードがいろいろとあるものだ。

 我々、自動車メディアに携わる人々も、「クルマ好きならわかるでしょ」的に、至極フツーに使ってしまうことがあり、せっかくの記事も、その「知っているようで、知らない言葉」によってわかりにくくなってしまうことがしばしばある。

 たとえば、「セグメント」。輸入車の解説、試乗記事などで見かけるワードだが、クルマに疎い人にとっては、「断片、部分、切れ目、分割(されたもの)などの意味」という本来の意味として捉えるだろう。

 ビジネスシーンにおいては、顧客を属性ごとに区分した分類を指し、ITの分野ではメモリーの管理単位として使われることがある。クルマの場合も分類の概念として用いられているが、その区分や名称はさまざまだ。

 セグメントは、もともとはヨーロッパの調査会社がマーケティングのために使っていた分類方法と言われている。現在、自動車関連のメディアでは、欧州委員会が発表した分類名称が使われているが、欧州委員会の分類は車両サイズだけでなく価格やイメージでもセグメントは変わるとして、明確な基準を示していない。そこでメディアでは、欧州委員会の名称を使いながら、マーケティングシステムズ社が定義した全長による分類を用いていることが多い。

 ちなみに「Wikipedia」によると、日本では「自動車雑誌やウェブ上で、車文化の違いや調査主体により変わる分類方法や区分名称を理解せず、さらに混同して用いる自動車評論家がいるため、しばし混乱が生じる」とあるように、馴染みのないワードゆえに正しく伝えられていないというのも否めない。

 そもそも日本における車種の区分は、ボディサイズ(全長)よりも特徴とか、排気量や車両重量が重視される傾向が強い。SUVとかミニバン、セダン、軽自動車といったジャンルによる分類が一般的で、こっちのほうが車種のキャラクターとか、ライバル関係がわかりやすい。

 とはいえ、世界にはセグメントという分類の概念があることや、それがどういった分け方をされているのか。さらにそれぞれのセグメントの傾向などについても理解しておけば、クルマ通をきどれるのは間違いない。

■各セグメントのサイズ感と特徴、代表的車種を紹介!
 
[関連写真]
Aセグメント】国産ならこんなクルマ:スズキ アルト/スズキ ジムニー/ホンダ N-BOXなど
 【Aセグメント
2名程度でのちょっとした移動に使うことを想定したベーシックカーが揃う。ボディサイズが小さいので、大人4名で長距離移動するというのは厳しいが、街なかを走るには最適だ。

 【Bセグメント】
大人4名が乗れて、荷物もそれなりに積める。ボディサイズはやや小さめではあるが、日々の暮らしで不満のない能力を持つ。上質な作りがなされダウンサイジングにはうってつけ。

 【Cセグメント
フォルクスワーゲン ゴルフをはじめ、メーカーの主力車種がひしめく大激戦区。性能や品質レベルが大幅に向上し、上級モデルに迫る仕上げのよさをもったモデルが急増している。

 【Dセグメント
内外装の作りが上質でプレミアムを謳ったモデルが揃う。ボディサイズの大きさを生かして居住性や実用性も高い水準となる。駆動方式が前輪駆動のほか、後輪駆動を採用した車種もある。

 【Eセグメント
プレミアムメーカーの看板車種が揃うのがこのセグメント。ボディサイズに余裕があり、コスト的な制約も少ないことから、各メーカーのもつ最新技術をまっ先に投入することが多い。

 【Fセグメント】
5mを超える全長と1000万円以上の価格を掲げる、超高級車が揃う。自分で運転する場合もあるが、車種によって後席に乗ることが多い。内装はゴージャスの一語に尽きる。

 日本車のグローバル化が進んでいる昨今の状況を鑑みると、車種の分類についても世界の基準に照らし合わせて考えるのが必然と言えるが、ボディサイズの大型化、ブランドや車両のコンセプトの変化、価格の上昇、さらに電動化などを踏まえると、将来的にはセグメントの概念も変わっていくのかもしれない。

■まだある!自動車業界特有ワード
 
そもそも「コーナリング」や「ハンドリング」といったワードも、普通の人が普通に運転しているかぎり使う場面はなさそうだ
 セグメントのほかにも「それってなに?どういうこと?」といった自動車業界で使われている言葉はある。

 クルマのパーツや機能、装備名については、なんとなくイメージできるものが多いが、イメージしづらい、あるいは誤解を招きやすいのは、クルマの動きを表したワードだろう。試乗記によく出てくる「ロール」とか「リニア」とかがそれだ。

 たとえば「サスペンションは路面の凸凹を巧みにいなして、フラットライド感が高い。ハイスピードでのコーナリングでもタイヤが路面をしっかりと掴んでいる感触が伝わり、ロールが適度に抑え込まれいる」といった感じ。

 つまり、このクルマは「乗り心地がいいうえに安定性が高く、速いスピードでカーブに進入してもドライバーに不安を与えにくい」というわけだ。

 「いなす」とか、「フラットライド」とか、「ロール」なんて、普段の会話ではほぼ使わないが、クルマのことを語るうえでは知っておいて損はない。

 こうしたワードやセグメントによる分類方法などを知識として蓄積し、積極的に使いこなせれば、クルマに詳しい通な人、という印象を人に与えられるはずだ(一歩間違えればヲタク扱いされる可能性もあるので注意!)。

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