所詮、カネもらって書いてる。祭り上げるしかない?

日本のモータージャーナリスト、「良く(褒めて)書いてくれ」という仕事しかなく、「(何でも)指摘してくれ」という仕事はない。だから、祭り上げる記事を書くしかない。出るときは祭り上げ、頃合を見て貶しに転じる。その繰り返しでしかなく、ヨイショ記事⇒落とし記事として信用されない原因になっている。

3リッターターボで、405馬力や50キロトルクあれば、車重何キロあっても遅いワケがない!Z34車体はキャリーオーバーに過ぎず、NA⇒ターボエンジンやミッションや足回りやインテリア変更の"味変"を挙げ列うしかない。Z34⇒Z35ではなく、Z34-3でしかない。ましてやR35に及びもしないクルマ、もはや自らクチにしていた"プアマンズポルシェ"ですらなくなっていく。

どうせR35GT-Rより下級車両を作るのなら、何故、5ナンバー車体として昔のSP/SRみたく、新プラットホームにしたシルビア/Zを作るべきではなかったか?この20年、C・ゴーン始めバカな役員達に千万から10億超出し続けても、何の声も出ない会社だ。どちらが真っ当なカネの遣い方かも、わからないだろう。

こんな"味変"だけのZに、何の魅力も未来も感じない。"ヨイショ"モータージャーナリストと共に、沈めば良いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

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【試乗】新型フェアレディZは期待以上の完成度! FRを満喫できるバカッ速スポーツカーだ
7/27(水) 15:11 Yahoo!ニュース
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05馬力は伊達じゃない! 圧倒的な加速力を示す
 
日産フェアレディZ
 日産自動車がFRレイアウトのスポーツカーとして世界的に認知され高い人気を誇る「フェアレディZ」に新型モデルを登場させた。

【写真】フェアレディZの内外装と走り全74枚!

 外観のティザーが公開されるや大きな話題となり、多くZファンがその登場を待ち望んでいた。

 そして、いよいよ新型フェアレディZに試乗する機会が訪れたのだ。試乗場所はなんと日産自動車が北海道に持つ「陸別テストコース」だ。陸別テストコースはドイツのアウトバーンニュルブルクリンク北コースを模したコースレイアウトが特徴的で、欧州まで出向かなくても国内で同様の走行テストが出来ると話題となった特別な場所だ。GT-Rも先代Zも、この場所で鍛え上げられたのだ。

 今回試乗に供されたのは新型フェアレディZのバージョンSTに9速ATを装備した仕様と、バージョンSの6速MT仕様の2モデルである。

 パワーユニットは3リッター直噴V6ツインターボで最高出力は405馬力/6400rpmにまで引き上げられている。一方最大トルクは475Nm/1600~5600rpmと力強く幅広いトルクバンドを持ち、圧倒的な動力性能を予感させる。

 外観的には初代フェアレディ(S30型)のアイコニックなシルエットをサイドビュープロポーションに継承させ、ラジエターグリルやヘッドライトラインなどにも復刻させ、原点回帰の方向性を示している。この手法が世界中のZファンを熱狂させたのは明らかだ。

 まず9速ATのバージョンSTに乗り込んだ。バージョンSTはラインアップ最上級グレードで、室内の装飾や電動アジャストシートなど豪華な仕様となっている。新設計のシートは骨格が頑丈でサポート性にも優れ、見た目もいい。

 ダッシュボード上部中央には3連メーターが備わる。これも初代S30型を知る者にとっては感涙のレイアウトといえる。3連メーターは左から「電圧計」「タービン回転速度計」「ブースト計」と並ぶ。タービン回転速度計は前例のない装備で、片方のターボチャージャーにセンサーを取り付け、軸回転数を示す。従来の大型ターボ時代では15万回転/分程度だったのが近代の小型ターボは25万回転/分と高速化しているため「ドライバーがしっかり認識すべき領域になったかた」とブランドアンバサダーの田村宏志氏は熱く語ってくれた。

 ドライバー正面のメーターナセル内には12.3インチのカラーディスプレイが配置され、走行モードによって異なった表示内容となる。とくにスポーツモード選択時、円形のタコメーターが中央にレッドゾーンが真上となるように配置表示される。またシフトアップインジケーターが左右から緑→黄色→赤と中央に向かって点灯し、中央の赤が点灯した時にシフトアップ操作をするというレーシングカーの表示ロジックを応用している。これはレーシングドライバーの松田次男氏がアドバイスを行ってものだという。

 9速AT自体はジヤトコ社が新開発したもので、軽量のマグネシウム製ハウジングを持ち、全段1500回転からロックアップが作動するという。伝達効率性やマニュアル車に劣らない直結感が魅力だ。

 ドライビングポジションを合わせて発進する。今回「ローンチコントロール」機能が装備されたというので早速試す。手順はブレーキを踏んでDレンジに入れ、ステアリングの左右両パドルを同時に引く。この状態でアクセルを全開にし、6秒以内にパドル、ブレーキの順にリリースすれば最高のスタートダッシュが可能となる。従来の他社製にくらべ作動させ易い。この機能を試すのはテストコースだから可能なのだ。

 そのままアクセル全開加速を続けると4速で180km/hの速度リミッターが作動するまで一気に加速できる。405馬力の動力性能は伊達でなく、力強い加速フィールはスポーツカーとして相応しい。

 そのまま高速周回路を走ると速度リミッターは作動したまま。アクセルを緩めなければ5~9速へと変速しない。マニュアル操作でシフトアップしていくと変速ショックは少なく、変速速度も速い。9速へと多段化したことでクロスレシオ化され変速時のトルク変動を少なく抑えられているのだ。またトルコンのスリップが抑えられているので直結感が強くDCTと変わらないような変速フィールといえる。この優れたATの特性が新型の魅力になっているといっても過言ではない。ちなみに100km/h巡航時に9速を選択するとエンジン回転数は1500rpmほどに抑えられ、高速巡航燃費を高めている。

 サスペンションはフロント:ダブルウイッシュボーン、リヤ:マルチリンク式でモノチューブショックアブソーバーが採用されている。フロントはハイキャスター仕様で直進安定性としっかりとした操舵手応えを獲得し、リヤはレバー比1のショックアブソーバーが良好なロードホールディングを獲得している。さらにリヤデフには機械式LSDが標準装備され、FRスポーツとして高いコントロール性を獲得しているのだ。ブリヂストン ポテンザS007の19インチを前後に履き、フロントは255、リヤ275という極太設定で前後グリップバランスは最適化されている。

 VDCをオフにしてコーナー区間でテールスライドを試すと、ハイグリップタイヤゆえトリッキーな特性を示したが、こうした走法を試せるのもテストコースの美点だ。

 室内はバージョンSTで標準装備される「アクティブ・サウンド・コントロール」と「アクティブ・ノイズ・コントロール」が効果的に作用して音色のいいエンジンサウンドとノイズがリダクションされ高い質感とスポーティな雰囲気で居心地がよかった。

 次にバージョンSの6速MTを試す。多くのスポーツカーファンは6速MTの走りが気になるはずだ。

 室内に乗り込むとアルミ製の3ペダルとフットレストが綺麗にレイアウトされ操作性が高そうだ。アクセルペダルはオルガン式でコーナリング中のヒール&トウも正確に決められそう。ただフェアレディZには従来よりシフトダウン時に自動的に回転数を合わせてくれる「シンクロレブコントロール」が備わっていて、ヒール&トウが出来なくてもスポーツ走行が可能だ。ただ、このレブコントロール機能はスイッチでオフにすることができるので腕自慢は自らヒール&トウを行って楽しむことができる。

 今回、6速MT自体は従来モデルをキャリーオーバーしているが、シフトロッドをチューニングし、小気味いいシフトフィールに仕上げているという。しかし、実際にはローやセカンドへのシフト操作は硬く、ストロークは短いものの操作動作は大きく感じる従来然としたものだった。とはいえMTのスポーツカーが稀少な現代のスポーツカー事情にあって6速MT仕様は存在意義が大きく、多くのスポーツカーファンが注目しているのは間違いないところだ。

 6速MT仕様にもローンチコントロール機能が備わり、今回は試せなかったが、操作手順はブレーキを踏んで通常の発進操作を行いアクセル全開のままクラッチを繋げれば、トラクションコントロールクラッチの制御アクチュエーターが最適な駆動力制御を行ってくれるという。アクセルを少しでも戻すと制御が解除されてしまうというから、これもテストコースやサーキットでだけ機能させられる装備といえるだろう。

 通常のクラッチミートで発進しレブリミットまで引っ張って加速していくと、405馬力の強力な動力性能に圧倒される。1~2速。2~3速へとシフトアップするとリヤアクスルに強大なトルク変動が伝わり、かなり大きな変速ショックが発生する。このあたりはクロスレシオの9速ATが圧倒的にスムースだ。

 室内の質感、快適性、エンジン音などもバージョンSTが大幅に上まわり、ベストバイとしてはバージョンSTの9速ATを勧めたい。

 ただ新型フェアレディZはすでに大きな受注を抱えていて、また半導体ウクライナ侵攻問題などさまざまな状況変化から生産が逼迫していて、残念ながら2022年7月末で国内での受注を一旦停止するそうだ。
中谷明彦

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