演じるのは仕事だろうけど、エラそうに言わないで!

あまりエラそうに言われるのは、好きではない。

戦争をしたいのは、撃たれる畏れのない者、権力を握ったと思う政治家や官僚や軍人クラスくらいだ。確か、安倍晋三の時や小泉純一郎の時に、戦場に自衛隊を派遣した。危険のない後方支援と言っていたが、大ウソだった。安倍晋三は、おじいちゃん岸信介憲法改正を果たそうと、海保や海自や空自を発進対応させ、侵犯者に撃たせ被害を出して、大々的に騒ぎ、憲法改正の発義をしようと目論んだが、今のところ上手く行かなかった。

政治家や官僚や軍人、国民の血税はお小遣いや賭け金、兵隊は将棋の歩兵にしか思っていない。まして、一連のコロナ騒動でわかったように、医事ですらマトモに機能しなかったカレらのカジュアリティーやコモンセンス、疫病学者達に対してシビリアン・コントロールは不全だった。医事でダメなモノが、軍事で機能すると思うか?

いや、この50年、田中角栄以降の政治家や官僚、外交や政治や経済に於いて、偏説学者達の言いなりになり、ありと全ゆる失策失政を繰り返して、財政破綻に至っている。

今のバカな政治家や官僚、マスコミでさえも、第3次大戦クラスの戦争起きたら、また経済復興デキるとすら思っているくらい、バカだ。

吉岡里帆ごときで、考える問題ではない。広末涼子の後で佐藤健にスッポンポンにされたように、映画で脱ぐのか脱がないのか?ソレしか関心がない。

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「戦争から目を背けないで」吉岡里帆さんが軍国少女役に込めた思い
8/7(日) 13:00 Yahoo!ニュース
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映画「島守の塔」主演の吉岡里帆さん=東京都港区で2022年6月4日、前田梨里子撮影
 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中で迎えた戦後77年の夏。第二次世界大戦末期の沖縄戦を描いた映画「島守の塔」に出演した俳優の吉岡里帆さんにインタビューした。軍国主義教育をたたき込まれた少女を演じながら、吉岡さんは何を感じたのだろうか。

【写真特集】「島守の塔」の試写会に出席した吉岡さん

 ◇人を前のめりにさせる「教育」

 映画「島守の塔」で吉岡さんは、太平洋戦争中の沖縄の軍国少女、比嘉凜を演じている。1993年生まれ。沖縄戦についてもほとんど知らず、凜とは生い立ちも考えもかけ離れた、戦争とは無縁の世代が、出演を機に多くを学んだ。そして「知ることの大切さ」を訴える。

 「島守の塔」は、戦争中の最後の沖縄県知事、島田叡と警察部長、荒井退造が、県民の命を守ろうと奮闘する姿を描く。知事付となって、島田と行動を共にする凜は、戦時教育で植え付けられた忠君報国の教えを疑わず、「捕虜になったら自決する」「一人十殺の覚悟」と勇ましい。「命を大切にしろ」と諭す島田に、「自ら信じる正義のために殉じることは、最も正しい生き方です」と反論する。五十嵐匠監督からは「教育されたことを信じ切っていて、周りから見たら怖いくらいに演じてほしい」と求められた。

 「子どもの時から好きなことをして、何を信じるかは自分で選びなさいと言われて育った身からは、教育の中で植え付けられた凜の生き方は悲しく映った」と話す。一方でその狂信が、生きる力だったのかもしれないとも。「この時代の人たちにとっては、生きるために必要な“軸”ではないかとも思いました。皮肉な意味でですが」。凜は空襲で家族を亡くしても、国を信じる気持ちは揺るがないのだ。

 「その軸があるから、こんなに怖い戦争が起こっていても、家族がみんな亡くなっても、やるべき事がまだ残されていると思って、それで生きる。人は教育によって、戦争に対して、こんなに前のめりになってしまう。監督からはそういう部分を担ってほしいと言われたので、そこは意識していました」

 映画の最後に、香川京子さん演じる年老いた凜が沖縄の島守の塔を訪れて「長官、私、生きましたよ」と手を合わせる。「あの年齢になってからというのも、私はこの映画のポイントだなと思っていて。もっと早く来られたはずなのに、葛藤があったのではないかな」

 「凜のモデルになった方の書籍を読むと、島田に言われたことが何年も腑(ふ)に落ちなかったと書かれていました。自分は国のために命を投げ出して戦っているのにと。それが年々、分かっていったそうです。戸惑いが何年もあったんでしょう。生きられてよかったですが、違う人生にシフトしていったことを考えると心苦しくなりますね」

 ◇「生きろ」という言葉の力強さ

 映画では、凜の狂信は「生きろ」という島田の言葉に次第に揺らいでいく。「どこかで本能的に、自分の生をもう一度見直すようになる。島田が残した言葉の力強さみたいなものを、凜を通じて伝えられたらと思いました」

 演じるにあたって、普段より「エネルギーを注いだ」という。「映画に描かれるのは現実に起きたとは思えない悲惨なことばかりで、私は勉強して想像するしかない。経験していない自分がどう演じるかを考えた時に、強いエネルギーを注がないと表現しきれないと思いました」

 出演にあたって資料を調べ、沖縄に残るガマも見学した。「絶望的で、残酷な時代だった。ガマでは言葉で言い表せないぐらい空気が違うことを感じました。怖かったし、何千人もが亡くなったことを考えれば目を背けたくなる光景だけれど、背けちゃいけないんだなと。私は戦争を知りませんし、偶然この作品で呼ばれましたが、知らない世代の人間だからこそ真実を受けとめて、自分の中で咀嚼(そしゃく)する意義を感じました」

 「演じながらも理解できないことばかりだった。でも、だからこそ知ることが大事だと改めて思いました。とにかく、目を背けないでほしい。こんなに苦しんだ人がいる、戦争はよくないと伝えたい。戦争で生きられなかった人の思いを、命の大切さを、今生きている人たちに届けたいと思います」【勝田友巳】

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