テニス、ボレーできると、打数を減らせる!

誰でも、ネット前に行くのは、ある意味勇気の要るプレーだ。しかし、それができれば、相手のストロークリズムを崩し、自分がボレーやスマッシュを打たないでもポイントを取れる。

ネットプレーと言うが、単なるポジショニングだ。ボールへの反応に自信ないか、相手のストロークが速いなら、気構えとして、あまりネット前に行き過ぎないコトだ。別に、相手のバックハンドにスライスのアプローチを打つ固定観念は要らない。相手を今いる場所から、前や左右に動かすショットを打って、自分はTジャンクション手前で相手の打つ状況を見る。相手が下から掬う打ち方をして来れば攻撃的に、腰から上で打ちそうならオープンコートへのボレーをイメージする。この位置なら、相手が低いストロークを打って来てもミドルボレーできるし、ネットを高く超すトップスピンやロブなら、スマッシュかハイボレーを打てる。ドロップショットでも、対応できる。

相手が強いストロークを打てば、ハネ返すボレーも速くなる。相手がユルいストロークをするなら、抜かれるリスクが減りコントロールに気を使う。

別に、発想で言っているワケではない。87年ウインブルドン男子シングルスチャンピオン、オーストラリアのP・キャッシュを知ってる?カレは、ファーストボレーポジションをあまり前に取らず、ロングボレーで相手を走らせたり、相手のディンクショットをライジングで叩くプレーと、ハーフボレーを織り混ぜていた。S・エドバーグのカチカチネットプレーより、遥かに柔軟でバリエーションあるプレーになる。

ネットプレーだからと言って、J・マッケンローになる必要はない。

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体勢に着目! ボレーで「ボールに反応できない」症状を改善できるコツを紹介(81)〈テニス救急隊/ネタ帳〉[リバイバル記事]【テニス】
8/14(日) 7:07 Yahoo!ニュース

ボレーで「こんな時どうしたらいい?」といった状況への対処法を解説
 
ボレーでしっかりボールに反応できるコツを紹介(写真:田沼武男)
テニスでよく陥ってしまうこんなこと、あんなこと…。そうした悩みがみるみる解決する“ちょい”コツを100個、厳選。その中から、ボレーで「ボールに反応できない」場合の対処法について紹介する。今すぐ取り入れられるコツなので、ぜひ試してみてほしい。

【画像】ボレーでしっかりボールに反応できるコツ「素早く反応できる、意識的な上体の前傾」を写真でチェック!

《ボレーの症状》
ボールに反応できない
 ↓
《ちょいコツ》
素早く反応できる、意識的な上体の前傾

相手の速い打球に素早く反応するには、意識的な上体の前傾をしよう。動く方向に上体を前傾させることで、重心を前に置くことになり、その推進力によってよりスムーズに動くことができるから。それによって、左右に動くことができリーチも広がるのだ。

※『テニスクラシック・ブレーク』2017年6月号別冊付録に掲載したものを再編集した記事になります
Tennis Classic 編集部

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