ダブルクラッチ、ヒール&トウ、4⇒3⇒2、MTの醍醐味は多い!

【渋滞で左足が疲れる】

疲れるコトは疲れるが、ニュートラルに入れて足を休めるコトはデキる。

【登り坂での信号待ち】

どうせ、次は坂道発進だと、止まればサイド引いてニュートラルにして休む。信号なら、変わるまで休めるが、ショッピングモール渋滞なら、いつ動くかわからない。そっちの方がキツい。

【代わってもらえない】

自分のクルマ、ヘタなヤツに扱われたくない。実際、ワタシは自動車保険も運転者限定にしてある。

【ACC】

そもそも、MTを選ぶ意義の問題。ペースは自分で決めるし、上げるも抜くも自分で決める。

【MTの醍醐味】

シフトアップ/ダウンのダブルクラッチやシフトダウンのヒール&トウは、MTにしかデキないし、街中でも4⇒3⇒2で絶妙にエンブレを効かせながらピシャリと止まったら、周囲の注目も浴びる。

以前、140キロくらい出した下りの峠、ブレーキがペーパーロックして、高回転でのヒール&トウから4⇒3⇒2をやって、クラッシュを免れたドコろか、姿勢も乱さずコーナーに入れた。

 

 

 

 

 

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それでも大好き!マニュアル車で苦労すること4つ
8/18(木) 7:01 Yahoo!ニュース
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FORZA STYLE
街を走る9割のクルマがAT車である現在でも、GR86/BRZ、新型フェアレディZ、GRスープラ(2022年7月にMT仕様追加)と、昨今登場したスポーツカーには、マニュアルトランスミッション(以下MT)が用意されている。クルマを操縦している感覚が強く得られるMTは、運転自体が好きな方にとってはなくてはならない仕様だが、楽しい反面、苦労するシーンも。特にMT初心者に知ってほしい、MT車で苦労することをいくつかご紹介しよう。

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■渋滞では、クラッチを踏む左足が疲れる
ちょっと進んでは止まり、また再発進するの繰り返しは、いくら「操縦大好き」のMT乗りにとっても辛いもの。混雑のピークにぶつかってしまうと、何十分も繰り返さなければならない。特に、緩い登坂が続く合流渋滞(首都高の大橋ジャンクションのような)では、クラッチを踏む左足は辛くなり、このときばかりは「ATだったら…」と思ってしまうことも。MTを購入されるのであれば、ヒルホールドがある車種を検討されることをおすすめする。

 

■登り坂での信号待ちは緊張する
MT車の教習科目の中でも難関なのが坂道発進だ。ブレーキをリリースした瞬間に半クラッチができなければ、落ち着いてサイドブレーキを使った発進をすればよいのだが、そのサイドブレーキ発進も、久しぶりに使うシーンに出くわすと、ちゃんとできるか不安になる。後続車がピッタリ後ろにつけていると、緊張度はさらに跳ね上がる。MT車絶滅危惧種となっている現在では、後続車にとっては、前走車が後退してくるなんて意味が分からないだろう……と考えると、余計に焦る。

■長距離運転でも同乗者に変わってもらえない
家族や仲間と長距離旅行やドライブへ行くのは楽しいものだが、たっぷり遊んだ帰り道は、「運転がつらい」と感じることもあるだろう。だがMT車で出かけてしまうと、そもそもMT車を運転できる人が少なかったり、MT車を運転できる免許証を持っている人でも、「MT車は運転したくない(自信がない)」と、ドライバー交代を拒絶されることがある。もちろん、どんなときも率先して運転がしたい人は気にならないであろうが、「いくら好きでも疲れた時は……」と思うのであれば、仲間との長距離ドライブは、できることならAT車を選んだほうがいい。

 

■ACC(クルーズコントロール)が完全停止まで対応していない
もはや、「クルマにアダプティブクルーズコントロール(ACC)は欠かせない」という人も多いだろう。幹線道路や高速道路でスイッチをONに入れれば、設定した速度で一定速走行をしたり、前走車との車間保持、前走車の停止に合わせて車速ゼロの完全停止まで制御してくれ、なかには、再発進まで行ってくれるクルマもある。だが「完全停止」は、AT車であることが条件。MT車のACCは、停止する車速が近づくとシステムが解除され、最後はドライバーの操作が必要となる。

 

■それでもまた乗りたくなるのがMT車
上記以外にも、MT車で困ることはいくつかある。先日宿泊したホテルの駐車場では、「スタッフが入出庫を行うため、マニュアル車はご遠慮願います」との張り紙がされていた。もはや「特殊車両」扱いだ。

しかし、クルマを操る楽しみは、MT車の方が格別に高い。MT車を運転していると、ある日ふと、上手くなっていることに気がつく。そうした「成長」を感じられるのも、MT車の特徴であり、どんなに苦労した後でも、またMT車に乗りたくなる理由の一つでもある。「こんなに不便なのになぜ乗りたくなるのか」と興味をもっていただけたら、嬉しい。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:Adobe Stock
Edit:Takashi Ogiyama

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