フォアハンドアプローチ、マストは強打ではない!

テーマがアプローチと付いているので、ネットプレー視野で考える。シチュエーション的に、ストローク戦が膠着劣勢寄り、先にリズムを変え相手に気持ち良く打たせないため、チェンジオブペースの一環としてアプローチする。

それなりのペースでストローク戦してるのだから、ストレートであれクロスであれ強打するのはミスる確率も上がる。

アプローチなら、ストレートに打つ。クロスだと、ボレーポジションがズレ勝ちになる。仮に、相手がその位置にいたとしても良いのだ。ややフォア寄り真正面に少し高い弾道のトップスピンのアプローチ、ネットにかかるワケなく、相手にロングボレーやスマッシュもさせない高さ、しかもフォア寄りだとフットワーク修正が甘くなる。

露骨にネット前に行かない。Tジャンクションの一歩後ろ。せっかく、低めの弾道のストロークを高めのトップスピンにチェンジしたのだから、相手に抜く素振りを与える。相手がフットワーク修正してフォア強打するなら、弾道に合わせてロングボレーでオープンコートにファーストボレー、相手の打球が速く強いほど、相手のコートに速く返る。フットワーク修正せず、フォアでもバックでもハーフバウンドやユルいリターン来るなら、ハイボレーで打ち込む。

別に、アプローチはボレーポジションのためにストレートに打つだけで、相手がその位置に待っていても、フォアやバックのストライクゾーンに打たなければ良いのだ。

P・サンプラス以降R・フェデラーに至るまで、フォアアプローチは強打、ボレーは付け足し的になっているが、方法論は1つではない。

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ヒザを生かす! フォアハンドで「アプローチショットがネットする」症状を改善できるコツを紹介(86)〈テニス救急隊/ネタ帳〉[リバイバル記事]【テニス】
8/19(金) 7:07 Yahoo!ニュース
  
フォアハンドで「ミスショットを減らしたい」といった症状の対処法を解説
 
フォアでアプローチショットを打つコツを紹介(写真:田沼武男)
テニスでよく陥ってしまうこんなこと、あんなこと…。そうした悩みがみるみる解決する“ちょい”コツを100個、厳選。その中から、フォアハンドで「アプローチショットがネットする」場合の対処法について紹介する。今すぐ取り入れられるコツなので、ぜひ試してみてほしい。

【画像】フォアでアプローチショットを打つコツ「攻撃的なアプローチはヒザの曲げ伸ばしを生かす」を写真でチェック!

《フォアハンドの症状》
アプローチショットがネットする
 ↓
《ちょいコツ》
攻撃的なアプローチはヒザの曲げ伸ばしを生かす

相手のボールが短い時に打つアプローチショットでは、テイクバック時にヒザを深く曲げて、そこからの伸び上がりの力をスイングに生かそう。この曲げ伸ばしで、ボールに強い回転をかけることができるのだ。

※『テニスクラシック・ブレーク』2017年6月号別冊付録に掲載したものを再編集した記事になります
Tennis Classic 編集部

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