藤浪晋太郎"去勢フォーム""片肺投法"見掛けだけ復活!

阪神藤浪晋太郎、本来のピッチングフォームから、"背番号を打者に見せていた"Z軸捻りをなくし、X軸でタテに折るだけ、巨人⇒西武内海に近い、バッタン投げにしたタテ振りに去勢している。

この純タテ振りでは、投げやすい球種も限られ、他の平凡な身体能力の投手なら打撃投手になってしまう。しかし、カレは2m近い長身、手足長くシナリが利くし、タテ振りだけでも160キロ近く出る。元々、フォークも投げていた。しかし、カレの使える引き出しの大半を塞いでいる。本来は、動くストレートの投手だ。ヒジの負担も考えたら、多投すべきでないボールだ。

阪神フロントも、カネモト&矢野下での不遇の7年を償うべきではないのか?カネモト&矢野を野放しにし、和田監督最終年で日本シリーズ進出したチームを、大半はドアマットチームにしてしまった。去年も逃した。本来は、鳥谷や能見や榎田や岩田や関本や上本らにも償うべきだが、もう遅い。

MLBにポスティングに掛けるまではしてあげるべきだと思う。大谷翔平に遥かに遅れたが、投手としてだけの能力なら、遥かに優れているし、動くストレートはメジャーでこそ活きる。

バリバリの藤浪晋太郎として、投げる姿を見たい!

 

 

 

 

 

 

 

**********************************

阪神藤浪晋太郎が完全復活か 「トレードに出す選手ではない」の指摘が
9/2(金) 11:01 Yahoo!ニュース
  94 
シーズン当初は苦しい投球
 
シーズン終盤、先発で好投が続く藤浪
 剛腕が完全復活か――。阪神ファンだけでなく、全国のプロ野球ファンが心を躍らせているのではないだろうか。快投を続けている阪神藤浪晋太郎だ。

【動画】藤浪晋太郎 唸る150キロ超えストレートで三球三振!

 8月27日の中日戦(バンテリン)で7回5安打1失点の快投で今季2勝目。直球がシュート回転することなく、変化球も抜けない。フォークとカーブを交えて7奪三振と安定感抜群だった。今月6日に一軍昇格後は4試合の先発登板で2勝1敗、防御率1.65。全試合でクオリティースタート(先発6回以上で自責点3以内)をクリアしている。今季は青柳晃洋が新型コロナウイルスの陽性反応を受けて、2年連続開幕投手を務めたが制球が不安定なままだった。先発で結果を残せず4月中旬に新型コロナに感染。その後、二軍で調整を続け、5月31日に救援で一軍復帰したが、6月13日に登録抹消。8試合で0勝1敗、防御率4.29と結果を残せなかった。

 野球評論家の伊原春樹氏は今年4月に週刊ベースボールのコラムで、以下のように分析していた。

阪神藤浪晋太郎もストレートの平均球速は今季154キロを誇る。スピードだけを見れば勢いのある剛球を投じてくる。しかし、勝てない。高卒1年目から10、11、14と白星を重ねてきたが、その後は下降線。4年目から昨季までの6年間で19勝しか挙げることができていないのは、やはりコントロールを失ってしまったからだ。精神面なのか、技術的な欠陥なのか。藤浪が復活するには、精密なとは言わないが、ある程度の制球力を身につけなければ難しいだろう」

先発で491日ぶり勝利
 1カ月半の調整期間を経て、一軍の舞台に戻ってきた藤浪は見違えるような投球スタイルになっていた。8月13日の中日戦(京セラドーム)は7回4安打1失点。打線の援護がなく2敗目を喫したが、投球内容は完ぺきに近かった。10奪三振で無四球。マウンド上で力みかえる姿はなく、得点圏に走者を背負っても制球が乱れない。20日の巨人戦(東京ドーム)でも7回1失点の好投で、先発では491日ぶりの勝利を挙げた。2試合連続の無四球と制球に苦労することがなく腕を振っていた。

 巨人戦では16年4月5日以来2328日ぶりの白星に、お立ち台で「安定しているといえば安定しているので。調子自体は良くなかったんですけど、なんとか粘って、梅野(隆太郎)さんのリードにも助けられながら、うまく投げられたと思います」と自信を深めていた。

変化球をフォーク主体に
 
フォークを主体にカーブで緩急をつける投球スタイルが奏功している
 他球団のスコアラーは藤浪の投球の変化についてこう分析する。

「スライダーが少なくなくなりましたよね。スライダーは藤浪のウイニングショットでしたが腕が横振りになるので、上体に力が入ると体の開きが早くなり球が抜けやすい投球フォームになってしまう。変化球をフォーク主体にしてカーブで緩急をつける投球スタイルになり、腕が縦振りになり制球も安定するようになった。150キロ以上の直球が常時出る投手なのである程度の制球力があれば連打は浴びない」

 スポーツ紙記者は「これだけの投球を続ければ、トレード要員として報じられる選手ではないでしょう。以前の良い状態を取り戻したというより、新たな形に進化したように感じます。素質は大谷翔平(エンゼルス)に引けを取らないと評された逸材ですし、28歳とこれから投手として脂がのり切る時期を迎える。先発ローテーションに定着するだけでなく、エースの座を奪い返すぐらいの気概でやってほしいですね」と期待を込める。

 阪神のV奪回は厳しくなったが、戦いは続く。藤浪は今後の登板も好投を続けて自信につなげたい。

写真=BBM
週刊ベースボール

**********************************