BMWの味わい、このライターや記事ではムリ!

この記事のライターが言うように、エリート気分に浸りたいなら、新車のBMWを買うコトだ。ココで言うエリートとはビジネスエリート、クルマ自体の良し悪しや機能を理解しているかとは全く別だ。単に、エリートだから、クルマも良いモノ、オレは新車で買う、BMWだと。

全く中身のない記事だが、BMWの走りの良さはどの分野でもポルシェと争って来た。一番は76年メーカー世界選手権、グループ5シルエットフォーミュラー。930ターボ⇒935ターボにする上で、ヘッドライトすらバンパーに収め空力アップしたポルシェに対し、BMWは3.0~3.2CSLターボと3.5CSLで対抗し、終盤までリードした。

車体も然るコトながら、エンジンはF3を始めとする各カテゴリーで使用されて来た。F1でもN・ピケに、G・マレーリクエストの傾斜直4ターボを供給し、2度タイトルをもたらした。この関係でマレーの市販車マクラーレンF1に、BMWがE32型750のSOHC5リッターV12をDOHC6リッター化した。再度F1でウィリアムズにエンジン供給した時は、ケネカーらが参画し最強のV10を開発、市販車でもM5やM6に搭載した。

エリート気分などではなく、キチンとBMWを味わうなら、E90系M3の4リッターV8やE60系M5かM6の5リッターV10を選んで欲しい!

 

 

 

 

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不動の「乗ってみたいクルマ」第1位! BMWに乗ってエリート気分になろうじゃないか!
9/9(金) 19:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
 BMWの正式名称は「バイエルン発動機製造会社」。そのエンブレムは回転するプロペラであり、航空機用エンジンの生産をルーツとする。上のドイツの名戦闘機「フォッケウルフFw190」には、BMW製の空冷二重星形14気筒が搭載されていた。

【画像ギャラリー】実は意外とバラエティ豊か!BMWの主要モデルをギャラリーでチェック(24枚)

 設立から50周年を迎えた今年まで、常に人々の憧れであり続けたBMW。そんなBMWに乗ってみないか!と自動車評論家 清水草一氏が熱く語るこのシリーズ、まず清水氏による「BMWの素晴らしさ」を聞いてくれ!

※本稿は2022年6月のものです。
文/清水草一、写真/BMWベストカー編集部 ほか、撮影/池之平昌信、茂呂幸正
初出/ベストカー2022年7月26日号

■とにかく乗ってみてほしい!
 
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エンジンがイイ!シャシーがイイ!ステアリングのキレがイイ!ATがイイ!FRがイイ!FFはもっとイイ!全人類の憧れ、それがBMWなのだ!
 BMWに乗れば、誰でもエリートになれる!いや少なくともエリート気分にはなれるっ!私はこれまで、数多くのマニアックなイタリア車やフランス車を足にし、カーマニア的な悦に入っていた。一般人が知らないようなマイナーなクルマに乗ることに、ヨロコビを感じていたのだ。

 そんな私から見ると、BMWはあまりにもメジャー。そこらじゅうにいっぱい走っているし、マニアックな面白味がないと思い込んでいた。ところがどうだ!実際にBMWに乗ってみたら、そこは天国だったのだ!

 ハンドリングがいい。エンジンがいい。カッコもいい。そしてなにより、周囲の見る目が違う!「これがメジャーな世界ってヤツか……。これがエリート気分ってヤツなのかっ!」

 こんなにエリート気分なのに、中古ならお値段もビックリするほどお安い。さあ、あなたも、BMWに乗ってエリート気分になろう!

BMWの素晴らしさ その01】とにかく「走り」がイイ!
 
[関連写真]
写真は直6ターボを積むM440i。だがBMWのエンジンは、今や全部イイ!
 BMWの走りがいいのは、ある意味当然だ。なにしろ「駆けぬける歓び」なのだから、走りが悪かったら困るぜ!

 が、個人的には、BMWの走りを真に「うお~、イイ!!」と思うようになったのは、ここ10年くらいのことである。

 それ以前は、本当にイイのは一部の限られたモデルだけ。ところがここ10年─つまり先代モデルあたりから、すべてのBMW車の走りがよくなったのだ!

 まずエンジン。以前のBMWは「直6以上じゃないとダメ!」的なイメージだったが、ここ10年ですべてのエンジンがターボ化され、4気筒も3気筒も全部よくなった。

 なかでもスバラシイのは、日本への導入が始まったディーゼルターボだ!もちろんガソリン直6ターボはテッパンだが、今やBMWはすべてのエンジンがイイ!

 シャシーのよさは言わずもがなだが、これも現在の「しなやかスポーティ路線」が全モデルに行き渡ったのは、ここ10年ほど。乗り心地がいいのにしっかりスポーティなハンドリングは、BMWならではのスペシャル感を与えてくれる。

 特にステアリングのキレ感はBMWの独壇場!軽く切っただけでクイッと向きが変わるこの快感!BMWのステアリングは初期応答性が適度にクイックで、それでいて重厚感がある。これぞエリートのハンドリングだ!

 ミッションもイイ。かつてBMWはATがアキレス腱と言われたが、現在のZF製8速トルコンATは信頼性が劇的に向上。スポーティでダイレクトなフィールは、MTへの郷愁をも断ち切ってくれる。もはやBMWはATでヨシ!

 そして駆動方式。BMWといえばFRにトドメを刺すわけだが、今やBMWはFFのほうがハンドリングがいいのでは!?と感じる。FRはケツを滑らせない配慮が強まっているが、FFはパワーオンでケツが出る心配ナシ!そのぶんハンドリングは軽快かつクイック!四駆も自然でイイけどネ!

 このように、先代モデル以降のBMW車は、全車もれなく走りがイイ!まさに駆け抜ける歓びのフルラインナップなのだ。

BMWの素晴らしさ その02】「イメージ」が抜群にイイ!
 
4シリーズ等に採用された縦長巨大キドニーグリルには拒絶反応もあるが、いずれ誰もが「カッコイイ!」と言うようになるだろう(断言)
 BMWのイメージのよさは凄まじい。例えれば、スポーツ万能のエリート青年といったところか?

 BMWくらいの名門になると「ケッ、気取りやがって」的な反応が出るものだが、BMWの場合、名門なのにそれがナイ!イメージとしては間違いなく「生まれながらのエリート」なのに、なぜか肯定的なイメージだらけなのだ。

 それはやっぱり、永遠のナンバー2だからだろう。BMWは、ドイツ御三家のなかでメルセデスに次ぐナンバー2だからこそ、ナンバー1に対するアンチテーゼとして判官びいき的に応援したくなってしまう。

 つまり、源義経だ!若くして華々しい勝利を重ねながら、悲劇的最期を遂げた名将のイメージだ。ゆえに、どれだけエリートでも誰にも嫌われない。

 それにBMWは旧型になっても、周囲からは変わらず一流品として見てもらえる。デザインクォリティの高さはもちろんあるが、決してそれだけではない魅力があるのだ。

 BMWは、クリス・バングルによる「鷹の目」5シリーズや「犬顔」7シリーズ、あるいは「カピバラ」2シリーズツアラー系など、物議をかもしたデザインも少なくなかった。だが、最終的にはすべて受け入れられている。近年のキドニーグリル巨大化も、一部マニアから嫌悪感を示されつつ、一般ユーザーは問題にしていない。

 BMWはカッコ悪くても、BMWであるがゆえに許され、最終的には「カッコイイね!」となってしまうのだ!凄いぜ、BMW

BMWの素晴らしさ その03】「信頼性」もアップした!
 
20年くらい前まではBMWの信頼性はかなり低く、修理代も高くついたが、現在は故障そのものが激減。10年落ち以内ならまず問題ナシだ
 ●新車から10年以内ならそれほど心配ナシ!

 かつてBMWの中古車は、爆弾を抱えて走っているイメージだったが、現在は信頼性が向上し、日本の気候下でもトラブルは非常に少なくなった。もちろん国産車よりは故障するし、世界的に見て、それほど信頼性が高いわけではないけれど、クルマ好きなら許容できる範囲内!生産から10年以内なら、まず大丈夫だ。

BMWの素晴らしさ その04】「リーズナブルな中古車」まである!
 
筆者の先代3シリーズ(320d)は3年落ちで新車価格のほぼ半額(235万円)だった。この値段でエリートの乗り物が買える。スバラシイ!
 ●新車の軽よりずっと安く買えてしまう!

 BMWは、つい数年前まで新車が大幅値引きで売られていたため、中古車相場が相対的に低い。特にセダン系は3年ごとに半額、半額になるくらいの勢いで、もの凄くお買い得だ。

 新車は高くて手が出なくても、中古なら日本人の平均的所得で充分買える!なにしろ、ヘタすりゃ軽の新車より安いんだから!

■まとめ
 
皆んなで"ビーエム"を愉しもうぜ!!!
 清水氏によるスティーヴ・ジョブズも真っ青の完璧かつ感動すら覚えるプレゼンテーションBMWの素晴らしさが伝わったことと思う。明日、明後日にかけては「ギリギリ500万円台で買える新車」「100万から300万円台でエリートになれる中古車」について、さらにさらに熱く語ってもらう。ぜひご覧ください!

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