小林に限った話ではない!巨人捕手育成の問題だ。

巨人・小林誠司広陵高時代は現広島・野村浩輔と組んで、甲子園制覇一歩前まで行った捕手だ。巨人入団してからも、阿部慎之助の後継者として、持て囃されていた。フジテレビ宮澤智は、青田買いでマタ開いた。

しかし、持て囃されたのも1・2年目まで・・・まず全く打てない、インコースにワザとヒジを当て審判を欺く不正行為を繰り返した。巨人捕手陣伝統の動くミットは、審判だけでなく投手陣からも不評。盗塁阻止に躍起でピッチドアウトを多用し、カウントを悪くする。投手陣とのコミュニケーションが悪く、ハズすタマや勝負ダマのメリハリがつかない。

自分がいつも、キチンとした気構えで打席に立たないから、相手打者心理の読みも上手くない。相川や炭谷など、他球団から入団して来た捕手らからも学ぶモノ盗むモノもなく、何の成長もないまま時間を過ごした。

コレらは、巨人の捕手育成の問題でもある。捕手はリードし投球を受ければ良いと決めてしまっているし、グラウンドでは放置プレイ。西武が伊東捕手を育成する過程で、ベンチの森コーチのリードで投げさせていたのとは学びが違う。いや、巨人にベンチからリードできるヒトはいないが。

ムダにした年月が、あまりに長かった。

 

 

 

 

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巨人・小林誠司はもう“正捕手”になれない? あまりに打てず「打線に2人投手がいるよう」〈dot.〉
9/12(月) 18:00 Yahoo!ニュース
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巨人・小林誠司
 巨人の小林誠司はもう正捕手にはなれないのか……。ドラフト1位で入団し、かつてはレギュラーとしても活躍した小林だが、今では控えという立場が定着してしまっている。

【写真】プロ野球史上、最強の捕手といえば?

 ここ数年は“トレード要員”として名前も挙がることも多いが、このまま巨人で生きる道を模索すべきか、それとも新天地に活躍の場を求めるべきなのか。ファンからは絶大な人気を誇る選手なだけに、巨人が今後小林をどのように扱うかも気になるところだ。

 巨人は6日からのDeNAとの3連戦(東京ドーム)、ファッションブランド「Yohji Yamamoto」とのコラボ企画で漆黒のユニフォームを着用した。初戦はスタメンを外れていた小林だが、真っ黒のユニフォームを着た姿が話題となり、「カッコイイ」などとSNSで盛り上がりを見せた。

 翌7日の試合ではスタメンで出場。2点リードの4回に左翼フェンス直撃のタイムリ二塁打を放ち、塁上で両手を挙げると球場中が熱狂に包まれ、ネット上も前日同様に沸いた。最近では控え捕手に甘んじてはいるが、改めて小林の人気の高さを感じる瞬間となった。

プロ野球界全体を見渡しても小林ほどのイケメン選手はいない。何をしても絵になる華のある男です。6日はプレーと関係ないところで注目を集めたが、7日の試合では結果も出した。真面目で誠実な人間でもあり、誰からも好かれている。本来なら正捕手として毎試合、活躍を見たい選手ですが……」(巨人関係者)

 小林は強肩が売りの社会人ナンバーワン捕手として2013年のドラフト1位で巨人に入団。2016年シーズンからは持ち前の守備力を生かして定位置を確保し、2017年の第4回WBCワールド・ベースボール・クラシック)では、侍ジャパンの正捕手として全7試合に先発出場を果たすなど順調に成長していた。だが、その後は打撃力不足などが原因で徐々に出場機会が減り、2019年以降は100試合以上プレーしたシーズンはない。

「捕手としてのディフェンス能力は素晴らしく、肩の強さは球界トップクラス。ソフトバンクでプレーする甲斐拓也の“甲斐キャノン”が有名ですが、小林が上と評する声もある。キャッチングも悪くない。リード面も当初は単調と言われていたが、経験を重ねて考えることができるようになった。投手陣やバッテリーコーチと話し合いを重ね、最善のものを探し求める向上心の賜物でもある」(巨人担当記者)

 守備力では球界でも上位の部類に入るが、何と言っても課題は打撃力だ。現在チームで正捕手を任されている大城卓三はバッティングが良いだけに、余計に小林の弱点が目立ってしまっている。

「あの打撃力では試合で使いにくい。捕手に守備だけを求める時代もあったが、今は違う。(大城との)打撃力の差がそこまでなければ小林がレギュラー。しかしクリーンアップを任されるほどの打撃力を持つ大城では勝ち目がない。打ち勝つ野球をしたい原辰徳監督が起用しないのも理解できる」(在京球団編成担当者)

 WBCではチームトップの打率を誇り「世界のKOBAYASHI」とファンの間で呼ばれたこともあった。だが、調子が良い時は固め打ちができるものの、波がおさまると別人のような淡白な打撃になってしまう。今季もここまで54試合の出場で放ったヒットはわずか12本。打率.140、本塁打ゼロと攻撃面では全くと言っていいほど戦力とはなれていない。

「小林の打撃成績は、打席数の違いはあれ投手と大差ない。投手も打席に入るセ・リーグにおいて、打線に2人の投手がいるのと同じ。今の巨人は投手陣に不安があるので、できるだけ多くの得点をとる必要がある。捕手の技量には多少、目を瞑っても大城を起用することになる」(巨人担当記者)

「DH制のあるパ・リーグで守備に特化した捕手として出場機会を増やすのも選択肢。飛び抜けた打力のある選手がいるチームなら小林をカバーできる。今のままでは巨人で試合出場機会を増やすのは難しい」(在京球団編成担当者)

 現在のチーム状況的にも正捕手として固定しにくい部分もある。セ・リーグは他球団でも多かれ少なかれ同様の事情があるため、パ・リーグの球団に移籍したほうが出場機会が増えるのではという見方も多い。

「小林は今のままでは現状打破は難しく、トレード要員になることも考えられる。時間は多く残っていないので、本人にとってはトレードされるなら早めのほうが良い」(在京球団編成担当者)

 とはいえ、小林は33歳とまだまだ老け込むには早い。このまま巨人でプレーにするにせよ、他球団に移籍するにせよ、活躍できる素地は十分にあるだろう。また、人気のある選手なだけに所属する球団では様々な面で貢献してくれるはずだ。今季Bクラスに低迷している巨人はオフにFAの目玉の1人である森友哉埼玉西武)を獲得するという報道も出ているが、小林にも動きはあるのだろうか。来季4年契約の4年目を迎える小林の今後に注目したい。

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