中日立浪監督、何故ヤクルトに勝てたかもわからない?

中日立浪監督、今のNPBの本質をわかっていないのか?どんなに勝つチームでも6割は勝てないし、どんなに負けるチームでも4割は切らない。今の中日フロントが落合GMを使ってチーム戦力削減(=コストダウン)に走ったのと、無関係ではない。

殆ど勝てる戦力でないチームが勝つ要因、今は特に、MLBを模したポストシーズン経由の決定シリーズに変わった。だから、通常シーズンはポストシーズンやシリーズに向けた育成&チーム編成に充て、あくまで各リーグ3位までに入れば良い力加減で取り組む。

まして、シーズン優勝が見え、マジック点灯している状況なら、その日に自チームが負けてもマジック対象チームが負けていれば前進になるし、自チームのガス抜きになる。

もちろん、個人成績がかかっていれば、勝ち試合でも負け試合でもガス抜きなどと言ってられない。

中日はエース大野雄を立ててカレがシーズン7勝8敗、ヤクルトが高梨を立てボロ負けしたがカレもシーズン7勝8敗、ヤクルトには5勝~8勝の先発がゴロゴロいる。去年の優勝で、高津監督は学んだのだろう。

 

 

 

 

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【中日】立浪監督 首位ヤクルトに勝ち越し「偶然なのかも分からない」
9/17(土) 1:05 Yahoo!ニュース
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立浪監督(東スポWeb)
 中日は16日のヤクルト戦(バンテリン)に8―0と今季15度目の完封勝利で2連勝。先発の大野雄が7回1安打無失点と7勝目を挙げれば、打線は3回にA・マルティネスの3点適時二塁打、5回は岡林の2点適時打などで得点を重ねて突き放した。8点リードの9回には根尾が3番手で登板し、1イニングを無失点で試合を締めた。

【写真】中日・根尾昂の帽子のつばに書かれた故事成語

 以下は立浪和義監督(53)との主な一問一答。

 ――大差をつけて序盤にペースを握った

 立浪監督 まず高梨投手が6四球ですかね。そういうチャンスを生かせたかなと。A・マルティネスの走者一掃のタイムリーで主導権を握れたかなと思う。

 ――大野雄が好投

 立浪監督 ボール自体は走っていたと思うし、何より先に点をやらないのが良かった。

 ――村上を3打数ノーヒット

 立浪監督 怖い打者ではあるが、四球を出さずにうまく攻められた。村上選手も前回(2日に大野雄から50号)ホームランを打っているが、そうはずっと好調というのはキープできないし、今日は点差があったから、その分、攻めていけた。また明日があるし、明日のことを考えてやっていきたい。

 ――9回から根尾を村上が回ってくるところで出した

 立浪監督 点差があったし、負けている展開が多いが、今日は8点という点差があったから根尾を投げさせてみたいという起用。最後(村上は)四球になったが、結果がどうあれ、四球にならなければ良かった。


 ――根尾は対村上で経験を積ませたかったか

 立浪監督 今日は8点リードがあったし、勝ちの中でも投げさせられるということもあった。もちろん今、球界を代表するトップの打者なので、対戦で何かを感じてもらえればいい。結果、四球になったが、また(無失点で)抑えたことは自信にしてくれたら。

 ――走者を出さずに村上を迎えることは鉄則

 立浪監督 これだけ今年、チーム自体も13本塁打ですか? 打たれているので。何とかソロで抑えられれば。その前に走者を出さないことが条件だけど。これはウチのチームだけじゃなくて、どこも村上選手の前に走者を出さないというのはやっているが、意識すればするほどね。上位打線も3番まで非常に良い打者がそろっているし、すべてはうまくいかないが、今日に関して言えば走者がいないところで勝負できたのは大きい。

 ――今日でヤクルト戦の勝ち越しが決定

 立浪監督 これが偶然なのかも分からないが、首位を走っているチームにこうやって勝ち越せたというのは自信にしていかないといけない。来年以降は極端に苦手をつくらないこと。そこがチームの課題でもあるし、年が変わればいろいろ変わるし、それよりも自分のところのチームが残り試合しっかり頑張ってやっていきたい。

 ――最下位チームなのに勝ち越せた要因は

 立浪監督 比較的、ヤクルト戦は点が取れているのかなと。点を取られてワンサイドゲームでやられることも多いが、特にこっち(バンテリン)でやる時は先に点が取れていることが多い。神宮よりは失点が当然、少なくなる。ウチの7回からの投手が力があるので、これをどのチームに対しても先に点が取れればということなんだけどね。やっぱり苦手にしている投手が今年は多かった。そういうところではないかなと思う。
東京スポーツ

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