2サイクル250cc、こんなモノで売り物になるなら・・・

日本のオートバイメーカー、ホンダとヤマハとスズキとカワサキ、90年代中盤で2サイクルオートバイを止めてしまった。

本田宗一郎は、2サイクルに負けない4サイクルを作れと、また4サイクルに劣らない効率の2サイクルを作れとハッパをかけていた。そして、2サイクルに勝つ4サイクルを作る上でターボすら検討していた。

GPが4サイクル大排気量レギュレーションになり、方向が変わってしまった。2サイクルは、日本オートバイに於いては棄てられた機構になってしまった。

こんな中、この程度イジった2サイクルが、こんなバカ高値で売り出した。この程度のコトで商品として成立するのに、日本のオートバイメーカーは2サイクルを止めてしまったのか?それとも、そんな検討すらなく、この技術を棄ててしまっていたのか?

この程度で商品成立するなら、日本のオートバイメーカーが本気でキチンと取り組めば、こんなイタリア製品より遥かに優れた2サイクルオートバイが出て然るべき。

今の死滅した日本オートバイ業界、250ccにキチンとしたタマを投入するか、公道ゴーカートに多段ミッションともう少し強いエンジンで充実させるかしかない。

ドコまで本気でやるメーカーがあるか?

 

 

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Q5:2ストは復活しない?!【30秒でわかる! バイクの疑問】
2022/09/24 08:00 WEBヤングマシン14

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ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。5問目はめっきり見なくなった!? 2ストのギモン。

結束バンド、切らなくても外せるって知ってた? 使い捨ての”ワンウェイ”タイプも再利用する方法

●文:ヤングマシン編集部

A5:まだまだ再登場の可能性アリ!

2ストロークはクランク1回転で1回爆発するため(4ストはクランク2回転で1回爆発)、単純に比較すれば同排気量の4ストより2倍のパワーを発揮できる。そのためかつてのGPマシンも250レプリカも、みな2ストだった。

しかし2ストは構造上、クランクとピストンを潤滑するために混合気にオイルを混ぜる必要があり、これが厳しさを増す排出ガス規制に対応できず’00年代初頭にほとんどが消滅。もはや2ストが復活することはないと思われたが、’17年にKTMが最新技術を投入したエンデューロマシンをリリース。

そして’22夏に嬉しいニュース。モータリストは、イタリア生まれの最新2スト「ヴィンス ドゥエチンクアンタ」と「ランゲン ツーストローク」の発売を発表。さらに新たな公道モデルが増殖する可能性も、ゼロではない?!

―― ヴィンス ドゥエチンクアンタ。電子制御のオイルポンプにより、エンジン負荷やスロットル開度に合わせてガソリンとの混合比を緻密に調整して排出ガスをクリーンにする。最新技術で厳しいユーロ5に適合、公道ナンバーOKだ。なお公道向け仕様は990万円! [写真タップで拡大]

―― こちらがカフェレーサーのランゲン ツーストローク。エンジンはヴィンスと同型。

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