BMW M2、もはやシルエットフォーミュラーより重い!

BMW M2、今のBMWとしてレギュラーのレース向モデルはM4なのだが、このクルマはBMW M社として何をしたいクルマなのか?意図が見えない。

本来、BMW Mのラインナップとして、

M1(本来そのネーミングされるクルマ)&M2に、メルセデスAMG45に対抗する2リッター直4ターボ

M3&M4にGT3レースターゲットに3リッター直6ターボ

M5&M6に4.4リッターV8ターボ

M7&M8にロールスロイスにも搭載している6リッターV12ターボ

と、エンジンを載せ分けるべきで、寸法や車重もキチンと作り分けられるべきだと思う。

M2、現行でも1.6tを超している。もはや2シリーズの車両重量ではない。76年頃のシルエットフォーミュラーですら、こんなに重くはない。

今や世界中の自動車メーカーが陥っている、過大装備⇒過大寸法⇒過大車重⇒過大馬力&トルク⇒過大価格という過大スパイラルにBMWも陥り、ユーザーやファンの嗜好から乖離している。

BMWやポルシェには、世界中の自動車メーカーに影響を及ぼす自浄作用を期待しているのだが。

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460馬力の新型「FRクーペ」登場! 直6ターボ+6MTも選択可能! 新型「BMW M2」独で発表
10/14(金) 9:40 Yahoo!ニュース
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Mのコンパクトスポーツがリニューアル FR+直6+MTは不変
 独BMWは2022年10月12日、新型コンパクトスポーツクーペのBMW「M2」を発表しました。2023年4月から世界各国での発売を予定しています。


【画像】あれ! 「巨大グリル」じゃない! BMWの最新FRスポーツ「M2」の内外装を画像でチェック(36枚)

 
新型「BMW M2」は巨大グリルを採用せず直6FRにこだわる
 M2はBMWのハイパフォーマンスモデル「M」シリーズのなかで、もっとも小型の2ドアスポーツクーペです。初代は2015年10月に欧州で発表され、日本では2016年1月より発売されました。

 今回発表された新型は2代目に当たるモデル。これまで販売してきた「M3」や1972年登場の「2002ターボ」の流れを受け継ぐべく、コンパクトなボディにハイスペックなエンジンを搭載するFRスポーツとして展開されています。

 新型M2のボディサイズは、全長4580mm×全幅1887mm×全高1403mm。旧モデルとくらべて全長は105mm長く、全幅は17mm大きくなりましたが、既に販売中の2ドアスポーツクーペ「M4」より小さく、コンパクトさを維持しています。

 エクステリアはMモデルらしくアグレッシブなもの。3つの大型ロアインテークはほぼ長方形となっており、BMWアイデンティティである「キドニーグリル」は最近のトレンドとは異なり、バンパーの半分ほどの大きさとなっています。

 リアまわりはトランクスポイラーを装備し、空力性能を考慮したほか、マフラーまわりは角張ったデザインのリアディフューザーを採用しています。

 エンジンは、M3/M4に搭載されるものと同様で7200回転まで吹け上がる高回転型の3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。最高出力460馬力、最大トルク550Nmを発揮します。出力は旧型M2よりも90馬力向上しました。

 トランスミッションは3つのシフトモードを選択できる、レスポンスの良い8速Mステップ・トロニックを搭載。0-100km/h加速4.1秒をマークします。

 さらに、オプションで6速MTも用意。シフトダウン時にはアシスト機能により正確なシフト操作がおこなえます。6速MT車は0-100km/h加速タイムは4.3秒となっています。

 ボディは重量配分50:50とバランスを重要視し、100%ロックをおこなえるデフを搭載。トラクションコントロール「DSC」は10段階の調整ができ、可変ダンパー付きサスペンションや6ピストンの強化ブレーキを搭載するなど、FRらしいドライビングを楽しむことができます。

 インテリアはBMWに共通するドライバー側に傾けられたコクピットとなっており、最新のマルチメディアシステム「iDrive」は14.9インチのディスプレイが装備され、5G接続が可能なほか、Apple CarPlayAndroid Autoにも対応しています。

 シートはMモデルにふさわしいスポーツシートで、オプションによりカーボン製バケットシートが選択可能です。

 安全運転支援機能は、前面衝突警告や車線逸脱警告を搭載し、オプションでアダプティブクルーズコントロールやパーキングアシスタントを選択できます。

 新型BMW M2は、メキシコの工場で2シリーズクーペと並行して製造され、2023年4月に各国での販売を開始する予定となっています。

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 今回、新型BMW M2は元々Mモデルの生産をおこなってきたBMW M社の設立50周年を祝う記念モデルとして登場した側面も持っています。

 9月28日にはM専用モデルの「BMW XM」を一足先に発表。2022年はM2とともにBMW M社の歴史をふりかえる年となっています。
くるまのニュース編集部

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