第7戦終了、オリックス5-4ヤクルト。
5-0になったトコで決まったと思ったら、8回裏に山崎颯が村上にタイムリーとオスナに3ランを打たれ、一気に5-4に詰まった。しかも、ヤクルトは9回表オリックスの追加点チャンスでもオスナの好守で凌いだ。
クローザーはワゲスパック、3人で締め括った。
MVPは杉本!4勝中、2試合で勝利打点を挙げたコトで選ばれたか。
26年ぶり、イチロー以来の日本一!近鉄身売りに伴い、岩隈以外の1軍メンバーと合併し、オリックス&近鉄混成チームになってもリーグ優勝できなかったのが、2年連続リーグ優勝し、日本一も勝ち取った。
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【オリックス】26年ぶり日本一!窮地から4連勝「中嶋マジック」の集大成、前夜と同スタメン
10/30(日) 21:45 Yahoo!ニュース
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ヤクルト対オリックス 5回裏まで無失点に抑え、伏見(左)に迎えられ笑顔を見せる宮城(撮影・河田真司)
<日本シリーズ2022:ヤクルト-オリックス>◇第7戦◇30日◇神宮
オリックスが2敗1分けの窮地から一気の4連勝で、26年ぶり日本一を成し遂げた。
仰木監督やイチローらを擁した95、96年以来のリーグ連覇を決めた22年シーズン。前回連覇時のV戦士である中嶋聡監督(53)が、96年以来の日本の頂点へと導いた。
今季143試合で141通りのスタメンオーダーを組み「中嶋マジック」と取り上げられた。ただ、奇襲を仕組んでいるのではない。相手投手や球場との相性、試合前の打撃練習を観察してオーダーは完成する。「(報道陣の)みなさんにそう取り上げられますけど、こっちは考えてやっている」。マジックには、絶対、種がある。
この日は「積極性」を買った。初回、1番太田椋内野手(21)の日本シリーズ初となる初回先頭打者初球本塁打で先制。一気に流れを引き寄せた。
5回2死満塁では主砲吉田正尚外野手(29)が押し出し死球、続く5番杉本裕太郎外野手(31)の中堅左への飛球がヤクルト塩見の失策を誘い、走者一掃で3点追加。5回終了時点で5点リードを奪った。
日本シリーズでも第6戦まで毎試合で異なるオーダーを組んだが、この日の野手陣は第6戦と全く同じメンバー。これが極めて珍しく、シーズン143試合で前日と同じスタメンを組んだのは、たった1回しかないため、これこそが「中嶋マジック」に映った。
投げては先発した宮城大弥投手(21)が中4日の登板間隔で、5回無失点の快投。左脇腹痛で離脱したエース山本由伸投手(24)の分も、力を振り絞った。
昨年の日本シリーズは、2勝3敗で迎えた第6戦で延長12回の末敗れ、ホームほっともっと神戸でヤクルトに胴上げを見せつけられた。指揮官は「チャレンジャー精神を忘れずに戦う。期待してください」と高らかに宣言していた。
今シリーズも3戦目を終えた時点で1分け2敗。危機的状況だったが、第5戦を1-0で制し、反撃開始。第5戦を吉田正の劇的サヨナラ2ランでものにすると、もう勢いは止められなかった。最後は敵地神宮で、祝杯をあげた。
この日、敗れれば日本シリーズは31日の第8戦にもつれ込んでいた。オリックスナインは、もう、神宮には来ない。やって来るのは、日本一の明るい朝だった。【真柴健】
◆中嶋聡(なかじま・さとし)1969年(昭44)3月27日生まれ、秋田県出身。鷹巣農林から捕手として86年ドラフト3位で阪急入団。97年オフにFAで西武移籍。03年に横浜、04年に日本ハム移籍。07年から兼任コーチを務め、46歳の15年に現役引退。実働29年は工藤公康、山本昌に並ぶプロ野球記録。通算1550試合、804安打、55本塁打、349打点、打率2割3分2厘。ベストナイン、ゴールデングラブ賞各1度。16年から日本ハムのGM特別補佐としてパドレスに派遣され、18年に1軍コーチ復帰。19年からオリックス2軍監督。20年8月、西村監督の辞任後に監督代行。21年から正式に監督となった。182センチ、84キロ。右投げ右打ち。
【写真たっぷり詳細ライブ】日本一か、逆王手か ヤクルト-オリックス/日本S第7戦ライブ詳細--https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210300000051.html--
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