ニッサンR31スカイライン、直4⇒直6に戻したが・・・。

ニッサンR31スカイライン、R30に積んだ直列4気筒のFJから直列6気筒のRBに変わった。RB自体はやたらとラインナップが広過ぎた。SOHCとDOHCとDOHCターボ、挙げ句、R31当初は2リッターと輸出用の3リッターまであった。最後はグループAのGTS-Rに搭載したRB20DET-Rも加わった。トヨタは基本ツインカムオンリー、ニッサンはコスト的にも愚かだった。本来はプライスリーダーたる側が品揃えを広くし、他は品揃えを絞るのがフツ~なのだ。それが真逆なのである。というか、R30時代からどのエンジンも当初計画がSOHCで、ツインカム化に依る型補償したエンジンもあった。

トヨタトヨタ以外の自動車メーカー、販売力以前にコスト体質があまりに違い過ぎた。

R31途中から桜井真一郎サンが体調崩して離脱したせいか、クルマとしての指向がC32ローレルとゴッチャになってしまった。

 

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35年前!「7thスカイラインGTS-Xツインカム24Vターボを再現! 当時話題の「GTオートスポイラー」が懐かしい! 【モデルカーズ】
2022.11.05 19:00掲載 LE VOLANT CARSMEET WEB 2
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世の中がバブル景気でイケイケだった1980年代後半。クルマの販売台数ランキングにスーパーホワイトのマークIIやクラウンが上位にランクインする「ハイソカーブーム」の流れの中、 7代目スカイライン(R31型)、通称「7th(セブンス)スカイライン」が85年8月に登場しました。この7thは、4代目・ケンメリのGT-Rから途絶えて久しい「直6 DOHCエンジン」の復活(新開発)、世界初の後輪操舵システム「HICAS」など数々の新機構を採用した意欲的なモデルでした。

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しかし、4ドア・ハードトップと4ドア・セダンのみで登場し伝統的な「2ドア・モデル」は不在という設定と、「高級スポーティサルーン」への路線変更から、「スカイラインらしくない」などと、一部のユーザーや評論家から批判を浴びました。この路線変更は、前型R30で不評だった「狭い室内」「シンプルすぎる」といった点を改善するため大幅にボディを拡大し、都市工学、やわらかい高性能、ソフトマシーンなどのキャッチコピーと共に、従来の走りのイメージから、時代の流れに沿ったハイソカー的な性格付けへのチェンジでした。私も正直、マークIIに日和ったなと落胆したのを覚えています。

待望の2ドア登場で人気に火がついた7th それから9ヶ月後の86年5月に待望の2ドア・スポーツクーペが登場し、精悍なフロントマスクとシャープなスタイルが相まって、スポーティ路線の復活で7thの人気は回復に向かいます。当時話題となったのがオプション設定の「GTオートスポイラー」で、70km/hで自動的に可動、Cd値とCL値が向上する画期的な装置でした。その後7thの人気を決定付ける、グループAホモロゲーション・モデルとして「R」の称号が与えられたGTS-Rが800台限定で発売され、国内レースで活躍。なぜ発売当初から2ドア・モデルを設定しなかったのか、という疑問が残ります。

30数年を経てハセガワから2ドアクーペ登場 さて、7thのプラモデルですが、R30は数多くのメーカーがキット化したのに対し、実車の人気を反映してか、フジミのみが実車と同時期に4ドア・ハードトップと2ドア・クーペの前・後期を発売しました。それから30数年を経て、ハセガワから2ドア・クーペが登場。最新技術を駆使した再現度・精度の高さ、塗り分けしやすいパーツ構成など、決定版と言えましょう!本作例は87年にマイナーチェンジ後の後期型、GTS-X TWINCAM24V TURBOで、 GTS-Rをベースに限定版として6月に発売されたハセガワのキットを使用しました。フロントバンパーに工作が必要な点と、ボディのスジボリが全体的に浅い点が目につき、これを解決するスキルが求められます。キッチリ作られたキットは基本的な工作だけで充分な仕上がりを見せますが、直6 DOHC復活へのリスペクトを込めて、アオシマセフィーロに付属しているRB20DETエンジンをスカイライン用に改修し、搭載しました。大きな違いはヘッドカバー形状で、凸モールドを追加する必要があります。インテリアはシートのざっくりとした織物生地を塗装で表現するため、ある工夫をしました。ダッシュボードはハザードスイッチなどに細かいデカールが付属し、再現度は相当高いです。特徴的なホイールにはアルミ切削感を出すため試行錯誤しましたが、それっぽく表現できたかと思います。ボディカラーはスカイラインと言えば! 「シルバー」がメインのダークシルバーとのツートーンを選択しました。エンジン以外はストレートに制作していますので、参考になれば幸いです。(飯尾寿樹)

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