マラソン駅伝も野球投手と一緒じゃない?

「昭和の駅伝は消滅、令和の駅伝新時代」と青学大原晋監督は言ったが、そんなコト今更改めて言うコトではない。今は、どのスポーツでも似た傾向になっている。

高校野球の投手みたら、わかるじゃん!バカな運痴学者達の言葉に踊らされ、高野連のジジイ達はタマ数制限を設け、アマチュア指導者達は正しくもないアメリカのスポーツ科学に則り瞬発力偏重の指導をしている。スピードガンの操作もあるにせよ、全てではない。高校時代から150キロ出すコが増えた。その代わり持久力が疎かになり、タマ数投げて理想的な投げ方に行き着かない。正しくもないフォームで投げ、少ないタマ数でも壊れ、早期のトミー・ジョン手術が増えている。

駅伝の場合、シューズの進歩もあるが、元々スピード持久の考え方は外国の方が強い。身体能力高い選手にやらせて、キプチョゲみたいな選手を作った。外国ではレース自体が頻繁ではない。だから、壊れず支援を受けつつやっている。それを今更ながら、日本の中高大でやっているだけだ。でも、日本はレース数多いから、身体能力強くない日本人がやれば、たぶん壊れる。まあ、大学指導者は大学時代に壊れなければ良いから、部員同士の競争と称してやらせやすい。

本来の日本人、スピード持久で記録を狙うレースより、瀬古利彦的にクルージングレベルアップとラストスパートで勝ちに拘るレースをする方が向くのだ。

今は実業団の駅伝も大々的ではないし、プロランナーもそんなにいないから、野球投手の手術ほどの問題は顕在化しないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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全日本大学駅伝】3位・青学大の原監督「昭和の駅伝は消滅した。令和の駅伝新時代」大会新の駒大に完敗
11/6(日) 14:49 Yahoo!ニュース
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全日本大学駅伝の監督会見に出席した青学大の原晋監督
 ◇全日本大学駅伝(2022年11月6日 熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前 8区間106・8キロ)

【写真】3連覇を達成し胴上げされる駒大・大八木監督

 4年ぶり3度目の優勝を狙った箱根王者・青学大は、5時間10分45秒の大会新をマークしながら3位だった。

 出雲に続く2冠を成し遂げた駒大が5時間6分47秒という驚異的なタイムで圧勝。青学大を激しく追い上げた4位の順大までが大会新というハイレベルなレースに、原監督は「駅伝新時代の幕開けだ。出雲、今大会と大会新記録が出た。練習メソッド、向き合う姿勢も含めて、昭和の駅伝は消滅した。令和の駅伝新時代」と話した。

 2区の白石光星(2年)が区間16位の大ブレーキで2区終了時点で13位に後退。その後、7区の近藤幸太郎の区間新などで意地は見せた。「箱根は勝ちにいく。地力はあるなと感じた」と来年1月の箱根駅伝を見据えた。

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