いつまで一つ覚えのFR葉巻セブン?

ロータス/ケータハム、昔のF1から参加し、FR⇒ミドシップ、葉巻型シャシー/鋼管フレーム⇒鋼板/アルミモノコック⇒カーボンモノコックという変遷を直に先導して来たのだ。しかし、コーリン・チャップマン死後、技術の適正適用が上手く行かなくなり、A・セナやN・ピケ、ホンダエンジン供給されてもダメになった。

こんなセブンを、いつまでイジり回しているのか?

スーパーセブンは、初期の葉巻型の名残だ。F1やレーシングカー技術をフェラーリらよりも、車体メインに市販車反映した。ミドシップ化も、フェラーリディノのフレームとは違う形で、ロータスヨーロッパエスプリらを作り出した。その後、資金難経営難から370Rやエリーゼ/エキシージらの接着モノコックへの転換が、高価格化や販売力低下を招いた。

鋼管/アルミフレームや鋼板/アルミ(ハニカム)モノコックなど、安く量産する技術はあるのに、適切な技術選択ができず、エンジンの割にバカ高いクルマばかり出している。セブンも装備の割にバカ高い。

本来は、FRのセブンだけでなく、鋼管/アルミフレームマウントで縦置/横置ミドシップのセブンを作るべきだったのだ。

チャップマン死後、そうした市販技術反映を指揮できる人材不在が、こうした品揃えの空洞化を招いた。

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ケータハム『セブン』、新軽量スポーツ「340」誕生…日本導入へ[詳細写真]
11/30(水) 16:30 Yahoo!ニュース
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(写真:レスポンス)
ケータハムカーズ(Caterham Cars)は11月7日、2シーターのオープンスポーツカー『セブン340』を欧州で発表した。従来の『セブン275』の後継モデルとなり、欧州と日本のみで販売される予定だ。

写真:ケータハム・セブン 340

セブン340には、フォードモーター製の2.0リットル直列4気筒ガソリン「デュラテック」エンジンを搭載する。最大出力は170hp/7250rpm、最大トルクは17.7kgm/6500rpmを発生する。従来型のセブン275のフォードモーター製1.6リットル直列4気筒ガソリン「シグマ」エンジンに対して、パワーは25%強化された。ローエンドのトルクも向上しているという。

セブン340は軽量設計となっており、車両重量は500kgをわずかに超えるレベル。パワーウェイトレシオについても、車両全体のバランスを追求しながら、過度にアグレッシブにならず、ドライビングを楽しめるように設計されている。最高速は、209km/hの性能を可能にした。また、ヨーロッパの排出ガス基準にも適合している。欧州市場で重視されるCO2排出量は、148g/kmとした。

セブン340には 2種類の異なるパッケージが用意されている。公道走行を重視する顧客向けの 「Sパック」を装着したのが、「セブン340S」だ。グランドツアラーのように駆け巡る体験を求める、ゆったりとした走りを好むドライバー向けという。5速MT、ロードサスペンションパック、14インチのクラシックアルミホイール、フルフロントスクリーン、フード&サイドスクリーン、ブラックレザーシートが装備されている。

サーキット走行を重視する顧客向けの 「Rパック」を装着したのが、「セブン340R」だ。LSD、スポーツサスペンションパック、15インチ「Orcus」アルミホイール、4点式ロードハーネス、カーボンファイバー製ダッシュボード、コンポジットエアロスクリーンを装備している。
レスポンス 森脇稔

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