サッカーW杯日本の敗退要因は?わかんないか?

サッカーW杯カタール大会、日本でダメだった要因は?

第1節2節とも、失点そのものはGK権田!第1節は全く次のプレーに絡めない選手を無意味なファウルで倒し、PKを与えた。スタジアムやテレビで見ていたら、あの無意味さのわからぬヒトはいない。

第2節は愚かなポジショニング、0-0でボールが自陣を出てない間、ゴールライン付近にいなくてはいけない。吉田でなくてもボールを取られる可能性はある。案の定取られて、ループでアタマを越された。

第3節の失点は極フツ~、仕方なかった。読みの良いDFでもいれば、ゴールどちらかのサイドにポジション取って、GKの動きを楽にしてくれたかも知れない程度。基本、スペインは勝ちに来てなかった。勝つと、F組2位クロアチアとトーナメント初戦対戦するから、負ける意図は自陣ボール回しからも見て取れた。

クロアチアとの対戦、せっかく後半に1点先制したのだから、ボール回しして時間稼ぎしたら良かった。前回W杯ロシアでもベルギー戦でやらずに負けた。西野監督はグループ勝ち抜いた時のボール回し時間稼ぎをマスコミに叩かれ、トーナメントで及び腰になった。毅然と貫く意志が欠けていた。

森保監督には、最初からその意志すら窺えなかった。だから、先制してもすぐ吐き出した。

PK戦、全く練習してなかったろう。フィールダーもGKも全然ダメだった。全てに意志と備えがなかった。掛声だけ優勝だのベスト8とかほざいても、タナボタのグループ1位勝ち抜きで浮わついて、何の備えも一夜漬練習もしなかった。

全て足りなかった。

ザルサッカーマスコミにはわかるまい。

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W杯、ベスト8の壁 日本代表には何が足りなかったのか?
12/6(火) 12:45 Yahoo!ニュース
敗戦後の選手達(Photo by Kaz Photography/Getty Images)
決勝トーナメント1回戦で日本代表はクロアチア代表と延長前後半まで戦い1対1の引き分け。PK戦で敗れた。日本代表がワールドカップでベスト8の壁を乗り越えられなかったのはこれで4度目となる。まだぼくたちには何かが足りないのかと、天を仰ぐしかなかった。

以前、ワールドカップとは「サッカー国力」の勝負であると書いた。足で行なうサッカーは偶然性のスポーツである。そのため、番狂わせはつきものだ。ただ、何試合かやれば必ず総合的な実力差は現れる、と。

■日本代表はW杯の「第3グループ」

優勝するに値するサッカー国力のある「第1グループ」は南米大陸ならばブラジル代表とアルゼンチン代表。欧州大陸では、フランス代表、ドイツ代表、スペイン代表、イングランド代表、そして今大会は出場していないがイタリア代表が入る。代表チームのクオリティに加えて国内リーグの水準も高い国だ。

「第2グループ」はコンスタントにベスト8に入る力のある国だろうか。オランダ代表、ポルトガル代表、近年のベルギー代表などだ。フランス代表やスペイン代表はワールドカップで何度か足踏みした後、この第2グループから第1グループに昇格した(フランス代表は1998年大会で地元開催という地の利を生かして初優勝まで手にした)。

この枠組みにおいては、南米の小国であるウルグアイ代表や南欧クロアチア代表の評価は難しい。ピッチ上の実力では、ウルグアイ代表、そして前回のロシア大会準優勝のクロアチア代表は「第2グループ」に入る。

しかし、である。クロアチア共和国の人口は約410万人に過ぎない。静岡県よりも多いが、大阪府よりも少ない。絶対的な母数が少ないなかで、選手を磨き、育ててきた国である。サッカー国力の中で重要となる、スポンサーからの支援、医療などを含めたロジスティクス(後方支援)では第1グループの国はもちろん、日本代表にも劣る。

ベスト16を一度も勝ち抜いたことのない日本代表はその次の「第3グループ」だ。グループリーグで優勝候補のドイツ代表、スペイン代表に勝利したことで、両国よりも格下のクロアチア代表には勝てるのではないかという空気が日本中にあった。しかし、対戦してみると、FIFAランク12位のクロアチア代表は、やはり「格上」だった(日本は24位)。

スコアこそ1対1だったが、クロアチア代表の選手たちのほうがサッカーというスポーツの本質を理解していた。

PK戦まで睨んでいたかも!?
PK戦まで睨んでいたかも!?

クロアチア代表のルカ・モドリッチは、年齢は37歳、出場し続けた疲労もあり決してベストコンディションではないはずだった。それでもプレッシャーの掛からない場所でボールを受けていた。日本代表の中心選手、鎌田大地が終始窮屈そうにプレーしていたのとは対照的だ。

この大会クロアチア代表はグループリーグをほとんど同じメンバーで闘っていた。モドリッチだけでなく他の選手にも蓄積疲労はあったはずだ。そこではサッカー国力の大切な要素「後方支援」の有無が物を言う。

しかし、その部分ではクロアチア代表は恵まれていなかったかもしれない。ただ、スタジアム内の彼らはクレバーだった。どうやれば試合を有利に進められるか。日本代表はどのような攻撃を嫌がるのかを徹底した。監督の交代のカードの切り方もPK戦までも睨んでいたかもしれない。

試合の結果は1対1の同点でのPK戦だったが、日本代表とクロアチア代表の間には薄皮1枚以上の差があったのだ。

日本代表はいま、ベスト8への階段の前の踊り場で足踏みしている。育成、国内リーグ、そしてメディア───サッカー国力を総合的に高めなければ、この階段は登れない。どうすれば第2グループに肉薄することができるのか、試行錯誤の新たな4年間が始まる。何かを大きく変えなければ駄目であろう。期待したい。
田崎健太

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