エースや4番打者が、巨人を志向しなくなっただけだ!

エースや4番打者を獲得できる時代は終わった?単に、エースや4番打者が巨人に行きたいと思わなくなったというだけだ。

巨人の他球団選手スカウティングが、デタラメなのだ。日本人でも外人でも、日頃どんなトレーニングをし、どんな得意不得意があり、首脳や同僚らとの人間関係など、プレー以外にも見て知るべきトコは山ほどある。わかっていないと、巨人に来てフィットするかもわからない。

わかっていないから、FA宣言したらみんな獲りに行って、カスを掴まされる繰り返し。故障がわかり切ってる選手もいた。もちろん、出す側の球団が正直に話すワケがない。スカウトがちゃんと見てなければ、いつまでも獲得即手術や即2軍だったりする。

もっと言うと、清原和博の時からあった。清原和博、実は西武時代からヤク中のウワサはあった。痛み止めの過剰服用から、そうなったとか。西武はわかっていながら隠し、国内FA見越して年俸バカ上げし、巨人に高値で売り付けた。

また、受け入れ態勢にも問題はある。投手は捕手により、持ち味を殺される。山倉の4年目以降、巨人捕手はダメだ。他球団エースでも、ダメになる。打撃陣のオフ、自主トレ、キャンプのメニューがベテラン選手殺し、若手すら育たない。年を追う毎に故障の可能性が上がって行く。

誰も入りたくなくなって来ている。

今は、どの球団もその傾向だが。

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FA参戦見送りの巨人「エースや4番打者を獲得できる時代は終わった」の指摘〈dot.〉
12/22(木) 11:30 Yahoo!ニュース
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巨人の原辰徳監督
 今オフのストーブリーグは、パリーグ球団の積極的な補強が目立つ。

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 ソフトバンク日本ハムから近藤健介、DeNAから嶺井博希をFAで獲得。ロッテで守護神を務めたロベルト・オスナの補強にも成功した。26年ぶりの日本一に輝いたオリックスは西武の正捕手・森友哉をFAで獲得。攻守の要として期待される。

 新庄剛志監督就任1年目の今季は最下位に沈んだ日本ハムも、オリックスの伏見寅威をFAで獲得した。北海道出身の伏見は配球術に定評がある。森がオリックスに移籍したことが去就にも大きく影響しただろう。オリックスでリーグ連覇を飾った頭脳が加わることで、バッテリー強化につながる。

 近藤のFA争奪戦には楽天を除くパリーグの5球団が参戦している。一方で、セリーグの球団は静観した。特に巨人はかつてFA補強が代名詞だっただけに、意外に感じる。今季は2年連続負け越しでBクラスに沈んだ。V奪回に向け、即戦力の選手を補強できるFAになぜ参戦しなかったのか。

 巨人を取材するスポーツ紙記者は、こう分析する。

「近藤は指名打者制のあるパリーグにマッチする選手です。外野の守備位置は左翼ですが、ウォーカーがいるので補強ポイントに合致しなかった。森は早い段階でオリックスと相思相愛だった。強打の捕手として魅力的だが、巨人のチームカラーに合う選手ではない。即戦力の先発投手がFA市場にいれば獲得に乗り出す可能性はあったと思いますが…。近年はFA補強が功を奏していないので、慎重になっている部分もあると思います」

 確かにFA補強が、チームの強さに還元されるとは限らない。森福允彦陽岱鋼、野上亮磨ら他球団から移籍してきた選手は思うような活躍ができず、炭谷銀仁朗は金銭トレードで楽天へ。2020年オフにDeNAから獲得した井納翔一は今季限りで退団した。井納と同じタイミングでDeNAから加入した梶谷隆幸も度重なる故障に苦しみ、今季は1軍出場なし。来季は育成契約で再スタートを切る。近年のFA補強で「成功」と言えるのは丸佳浩、及第点をつけられるのは今季限りで退団した山口俊ぐらいだろう。

 スポーツ紙デスクは、巨人がFAで獲得する選手が小粒になっていることが、低迷の一因であることを指摘する。

「梶谷はDeNAにいた時から故障が少なくない選手で、井納も先発ローテーションに入れない投手だった。陽岱鋼日本ハムは全盛期を超えた選手という認識で評価が下がっていた。森福、野上も実力を過大評価した結果、補強策が失敗している。とはいえ、FAで他球団のエースや4番打者をかき集めることもできない。メジャーを目指す選手が増えて、資金力でもソフトバンクの方が巨人より上だからです。巨人に憧れる選手も少なくなった。少し時間はかかるかもしれませんが、育成に舵を切ってチームを強化した方がいいと思います」

 ソフトバンクの千賀滉大は海外FA権を行使し、メッツに移籍。オリックス吉田正尚がポスティング・システムでレッドソックスに移籍した。今季日本記録の56本塁打を樹立し、史上最年少の22歳で三冠王を獲得したヤクルト・村上宗隆も今オフに3年契約を結び、25年オフにポスティング・システムでメジャー挑戦の可能性が高い。

 日本球界を代表する選手たちが、巨人にFA移籍する時代は終わろうとしている。V奪回へ、現有戦力を鍛え上げるしかない。(今川秀悟)

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