Z31とZ32の2台持ち?スゲ~ッ!

外車趣味のヒトだと、外車スポーツカーを持つともう1台は壊れない堅いクルマを持つ。高額所得プロスポーツ選手だと、フェラーリランボルギーニ持ってても、仕事に登場する時はベンツなどのドイツ車やレクサスだったりする。

日本車で2台持ちするヒト、1台をスポーツカーならもう1台はファミリーユースだったりする。ファミリーユースとは、単にセダンというワケではなくクロカンやミニバンだったりもする。

Z31とZ32とは、フュエルインジェクション化され信頼性も高いクルマだからデキる選択だと思う。蒜山周辺だと狭い道や荒れた道はないのかと、勝手な邪推もしてしまうが、一番良かった頃のニッサン車を大事に乗っているヒト、一番クルマ好きとして良い姿だと思う。

今や、単にクルマをバカスカ買い替えて"クルマ好き"をアピールしてカーオブザイヤー選考委員になる元局アナすらいるが、こういうヒトの方が"ホントのクルマ好き"として遥かに相応しい姿だと思う。

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Z31&Z32。Z2台持ち趣味翁「どちらも好きだが、どちらかというとZ31かな」と翁
12/24(土) 6:15 Yahoo!ニュース
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プロジェクターヘッドランプを標準採用したヘッドライト
ハチマル世代のフェアレディZを2台持ちするクルマ趣味翁。若い頃からスポーツカー好きで、それは年を経ても変わらない。しかし実は翁だけでなくその息子や孫たち。一家すべてがクルマ趣味を持つ驚くべき一家だった。

>>【画像24枚】幌を収納するストレージリッドを用意しているため、オープン時もスッキリとしたフォルムを維持するオープンボディなど

【 Z31とZ32の、2台持ち趣味翁】

 「ハコスカ、ケンメリといろいろなクルマに乗ってきたが、フェアレディZは特別。これほどスポーツカーらしさを感じさせるクルマは出合ったことがない」と、フェアレディZに特別な思いを持つ翁。でもなぜS30フェアレディZではなく、自分の息子たち世代のクルマであるZ31やZ32なのだろうか。

 実はこの2台とも自身のクルマとしてではなく、2人の息子に買い与えたものだという。スポーツカーの楽しさを息子たちにも分かってほしいという気持ちの現れだったのだ。もちろんその影響を強く受けた息子たちは同じようにクルマ道楽の人生を歩んだのだが、その先がクルマ趣味翁の違うところ。買い与えたクルマから息子たちが卒業すると、今度は自分が乗り始めてしまったのだ。

 クルマはノーマルの姿が一番良いという翁。Z32はホイールをアウトストラーダモデナに、マフラーを5ZIGENに変更している以外はノーマルで、Z31はフルオリジナル状態だ。

「どちらも好きだが、どちらかというとZ31かな」という翁。やはりノーズが長い昔ながらのスポーツカーイメージを強く残すクルマに引かれるようだ。
 取材当時78歳の翁。自分で運転する機会はほとんどないが、自宅に揃う数々のスポーツカーを用途や気分に合わせて乗り換えながら、息子や孫たちとドライブに行くという。行き先は岡山と鳥取の県境にある蒜山高原。一家が40年も前からドライブする、家族みんなが好きな場所だ。

 

初出:ハチマルヒーロー 2016年 1月号 vol.33
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部

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