モチーフ記事、表紙だけ見て書いてない?

この記事、表紙だけ見て、このヒトにそっくりとか、このヒトをイメージして描いたと書いているのではないの?それも、各作品の主人公しか挙がっていない。

例えば、週刊少年ジャンプ(画)原哲夫&(作)武論尊北斗の拳」のケンシロウ、イメージ的にブルース・リーなの、読まなくても画を見るだけで言えるし書ける。この記事のライター、自分は読んでいるのか?主人公以外、他にいないのか?

南斗聖拳なら、妖星のユダはカルチャー・クラブのボーイジョージではない?

元斗皇拳なら、金色のファルコは陸上短距離のカール・ルイスイメージではない?

北斗琉拳なら、羅将ハンはクイーンのフレディー・マーキュリーイメージではない?

もっといるかも知れない。

ちゃんと読んでるヒトなら、1作品でもかなり掘り返せるのではない?

あまりに薄っペラい記事に終わっている気がする。

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“往年の大スター”の影響がスゴい…芸能人から影響を受けて生み出された“ジャンプキャラ”3選
12/31(土) 8:01 Yahoo!ニュース
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北斗の拳ケンシロウ×ぴあ(ぴあMOOK)
 “創造は模倣から始まる”という言葉通り、あらゆる作品はまったくのゼロから生まれるわけではない。過去の名作からヒントを得たり、同時代の作品とお互いに影響を与え合ったりしながら、新しい魅力ある作品は作り出されていく。

■【写真】漫画から抜け出てきたかのよう…小栗旬バージョン『銀魂坂田銀時

 それは作品そのものだけでなく、キャラが誕生するときでも同様だ。その際、先人が生み出した魅力あるキャラはもちろんだが、ときによっては実在の芸能人がモデルとされる場合もある。そこで今回は、そんな“芸能人から影響を受けて生み出されたキャラ”を3名ピックアップして紹介していこう。

ブルース・リー松田優作をミックス…!『北斗の拳ケンシロウ
 原作:武論尊氏、作画:原哲夫氏による『北斗の拳』の主人公であるケンシロウのモデルについては、公式で何度も言及されている。とくに初期のころは香港人のアクションスターであるブルース・リーをベースに、パーソナリティ面では日本の伝説的俳優の松田優作を参考に作り上げたという。

 たしかに作中でケンシロウが見せる、“軽く膝を曲げて立ち、左手を前に、右手を顎辺りに構えるポーズ”は、ブルース・リーが創始した武術「截拳道ジークンドー)」の構えそのものだ。さらにヌンチャクや鉄パイプを使用して戦うシーンなど、ブルース・リーの映画『燃えよドラゴン』を参考にした描写も少なくない。また声優の神谷明氏も、ブルース・リーをもとにケンシロウのイメージを固めたのだとか。

 また、コスチューム面でいえば、映画『マッドマックス』『マッドマックス2』でメル・ギブソンが演じたマックスや、映画『コブラ』でシルヴェスター・スタローンが演じたマリオン・コブレッティ刑事がモデルとなっているという。なお『マッドマックス2』は『北斗の拳』の世界観そのものにも影響を与えているそうで、両作を見比べてみるのも面白いかもしれない。

■昭和のスターがズラリ!『ONE PIECE』の海軍大将
 尾田栄一郎氏の『ONE PIECE』にも、昭和のスターをモデルにしたキャラクターが登場する。頂上戦争までの海軍大将――“赤犬”ことサカズキ、“青雉”ことクザン、“黄猿”ことボルサリーノの3名だ。

 彼らのモデルについてはコミックス57巻のSBS(おまけコーナー)にて、作者の尾田氏自身が言及済み。赤犬菅原文太、青雉は松田優作黄猿田中邦衛だという。実際にモデルとなった俳優とキャラを並べてみるとビジュアルがそっくりで、登場時から「おや?」と気付いていた読者も少なくないのではないだろうか。

 さらに青雉の口癖「あらら」はドラマ『探偵物語』で松田優作が演じた工藤俊作が由来となっていたり、赤犬広島弁を話すのは映画『仁義なき戦い』で菅原文太が演じた広能昌三をもとにしていたりと、見た目以外の共通点も数多い。

 また頂上戦争後に大将となった“藤虎”ことイッショウと“緑牛”ことアラマキについても、それぞれ勝新太郎原田芳雄がモデルなのではないかと噂されている。この2名については作者による明言は未だされていないものの、設定やビジュアルを見る限り可能性は高そうだ。

■実写版で小栗旬が演じた銀さんのモデルは…?『銀魂坂田銀時
 空知英秋氏による『銀魂』はアニメ化だけでなく実写映画化もされ、主人公の“銀さん”こと坂田銀時は人気俳優の小栗旬によって演じられた。

 いつも死んだ魚のような目をして飄々としているのに、決めるときはバシッと決める。そんな銀時のキャラクター造形には、ドラマ『探偵物語』で松田優作が演じた工藤俊作やドラマ『ケイゾク』で渡部篤郎が演じた真山徹が影響を与えたという。

 両者のうち、とくに『ケイゾク』の真山から受けたインスピレーションは大きかったようだ。真山は普段気だるげでありながら、底にははかり知れない闇を抱えてもいて、その二面性が非常に魅力的な人物。ぶっきらぼうで面倒くさがりで、オカルト話が苦手で根はビビリといった細かい部分も銀時と共通している。

 空知氏自身、ORICON NEWSのインタビューにて、渡部篤郎が演じた真山の“だるい雰囲気”や“何を考えているかわからない怖さ”に憧れて、銀時を描き始めたと語っていた。

 そのほか『銀魂』本編でも、『ケイゾク』の名言が出てきたり、パロディらしき場面があったりと、筆者のように両作品のファンである人間にはたまらない部分も数多い。銀魂ファンはもちろん、『ケイゾク』ファンにも、ぜひチェックしてほしいドラマである。

 今回、実在のモデルがいるキャラを3名取り上げたが、偶然にもいずれのケースでも松田優作の名前が出てきて驚かされた。やはり鮮烈な印象を残す大スターが、同年代や後世を生きる人々に及ぼす影響は大きいということだろう。

 今後もさまざまなスターが登場し、彼らに影響を受けたキャラもどんどん生まれてくるはずだ。どんな魅力あふれる人物に出会えるのか、これからも楽しみである。
すがり

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