獲得選手、ちゃんとスカウティングできているの?

150キロ超だけがドラフト指名に繋がるモノではない。わかったようなコト書いているけど、ホントにわかって書いてるの?毎年山程の投手が指名されて、いっぱい入団するけど、大抵の投手が3年過ぎたら解雇されてない?目を着けて、蝶よ花よと煽るけど、大抵の投手は育たないじゃん!監督コーチとの相性や、カラダの使い方が合わなかったり、投げ方良くなかったり、故障負傷する場合もあるし、殆どは育成失敗して解雇しているのだ。

特に、目先の正しいか否かわからないスピードガン表示に踊らされ、食い付いてない?あれだけ毎度トミー・ジョン手術やって、絶対に正しくないとわかっているアメリカ式を、何故か日本のアマチュア指導者達が導入している。昔は村田兆治が受けて取り沙汰されたトミー・ジョン手術が、今や巨人翁田大勢など大幅に低年齢化している。

昔は、各年齢層毎のトーナメントを勝ち抜くため、アマチュア指導者達は極少数エース候補を見出し、連戦連投を想定した、まず持久力系トレーニングを課していた。毎日投げても壊れないカラダ作りをし、毎日練習できるから、コントロールや変化球など、力任せに投げなくてもクルージングで抑えるスキルを身に付けた。その中で、成長速度の早い投手が一握り、140キロ以上を出していた。

今は、手っ取り早くスピードを出すため、瞬発力系トレーニングばかりをさせている。力任せに投げるから、消耗早いし休養も要る。投球のトレーニングインターバルとして、ノースローを設けざるを得ない。投げて練習してないから、コントロールや変化球を練習などしない。必然的に力任せピッチングしかない。

だから、プロスカウト、個々の選手がどれくらい持久力あるか、プロでどれくらい持久力系トレーニングをさせないといけないか、見極めなくてはいけない。18歳前後から始めても厳しく、20歳以降では持久力は殆ど上がらない。殆ど佐々木朗希状態だ。状況に依り、山本由伸も来季以降わからない。

今までのやり方ではダメなのだ。監督コーチは、使い過ぎないように配慮しないといけない。

マチュア指導者、アメリカには日本みたいな低年齢層アマチュア大会がないコトなどを理解して、日本なりの育成スタイルを作り出さないといけないのだ。10代中盤までは、持久力系トレーニング中心に戻すべきなのだ。コントロールや変化球を身に付け、高低内外緩急を使いこなすアタマを身に付けさせるべきなのだ。

プロの監督コーチは、1軍でも2軍でもバカなのだ。個々の適性や鍛練度合いなど考えずに、トレーニングを課し、場に投じる。そりゃあ~殆どツブされるワケだ。

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150キロ超だけがドラフト指名につながるものではない
12/26(月) 20:00 Yahoo!ニュース
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151キロを計測した電光掲示
【ドラフトROAD2023/12・26】

大学の野球部の練習納めを迎え、最上級生となる選手のプロ志望傾向が伝えられてきている。24日の青学大(東都)の練習納めで、安藤寧則監督が投手についてこういう言い方をしていた。

「投手に『スピードが出ても、それだけではプロにはいけないよ』と伝えた。『三振がとれた真っすぐが150キロ以下でも結果は三振。打たれた球の球速表示が150キロだったとしても、カーンと打たれていたら何にもならない。投げた球の答えは誰が出すのか? それは打者だろ』とも」

2022年のドラフト候補生として紙面などで掲載した最速150キロ超えの大学生投手で、実際に指名されなかった者は何人もいる。

どんな投手かイメージしやすいために、記事中に『最速○○○キロ右腕』と記しているが、スピードボールで押すタイプの投手であることが伝わるかどうかだ。最高球速は大きな魅力だが、それが投球の全てではないし、いわゆる球の質、伸び、切れ、回転、投球術…が求められるわけだ。

来年のプロ注目の青学大の右腕、常広羽也斗投手(3年、九州国際大付高)は今秋、防御率で1位の亜大・草加勝投手(3年、創志学園高)の0・29に及ばず0・30で2位だった。草加の8試合31回⅓に対し、常広は30回⅓とわずかなイニング数の差でタイトルを逸した。それだけに「来春は先発で多く投げ、抑えて勝つ」と、オフは毎日ブルペンに入り、週に1度150球以上投げ、長い回を投げられる投手をイメージしている。

最高球速だけでなく平均的な球速、球質、配球、長い回を投げることに加え、守備力も投手には求められる。マウンドではスピードだけにこだわらず、いかに〝打者と勝負〟できるようになるか、来春開幕まで鍛える時期になる。(アマチュア野球取材班・赤堀宏幸)

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