クルマの色、1つ重大な見落しをしてない?

日本の自動車の白?下取り価格?修理?ありふれたイメージ?特徴的なクルマ?ずいぶんと軽薄な理解だ。

クルマのナショナルカラー、わかってないのか?

ホンダが、初代NSXにチャンピオンシップホワイトというボディー色を設定した。コレがドコまで理解の上で命名したかは不明だが、ドイツのシルバーやイギリスのグリーンやフランスのブルーやイタリアのレッド同様、日本のグランプリに於けるナショナルカラーはホワイトなのだ。

光の3原色R=レッド、G=グリーン、B=ブルーを均等に合成すると白になる。3原色の配合を変えると、様々な色を作るコトができるが、白はそれだけどの他色ともなじむのだ。

ワタシも、自分のクルマ3台目(ニッサンS12シルビアR-XE⇒ニッサンS12シルビアRS-X⇒ニッサンR34スカイライン25GT-V)までは白を選択した。

今の2台持ちはドイツ車なので、アルピナB12-5.0BMWはガンメタ、ポルシェ996カレラはシルバーを選択している。

 

 

 

 

 

 

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じつは世界で1番の人気色! どのクルマにも似合うけど乗るなら「やっぱり白だよ」なクルマ5選
1/13(金) 11:40 Yahoo!ニュース
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白が圧倒的に人気なクルマたちはこれだ!
 
白が似合うクルマ、その筆頭は漫画やアニメでも人気を博した「パンダトレノ」ことトヨタ・スプリンタートレノ。
 ボディカラーの白は世界的に人気の色で、2位の黒、3位のシルバーを引き離して、もはや不動のナンバーワンカラーと言える色です。人気があるということは、それだけ欲しがる人も多いということで、白を買っておけば下取り価格がアップするとか、汎用性があるからぶつけた時にも修理が安く上がるとか、金銭的な理由で選ぶ人もいますよね。

【画像ギャラリー】チャンピオンシップホワイトにホワイトパールクリスタル社員など、白が似合うクルマたち

 また、白は比較的どんなデザインのクルマにも似合い、パッと華やかに見せてくれたり、実際より大きく存在感のある佇まいに見せてくれたりするので、「迷ったら白」というのが間違いのない選択だという人もいます。ただ、なかには同じデザインでもほかのカラーより圧倒的に白の個体がカッコよく見えたり、映えるクルマというのがあるものです。メーカーが白に込めた想いやこだわりが強い場合もあり、それを知ると余計に白を選びたくなったりしますよね。今回はそんな、リセールバリューのためだけじゃなく、積極的に白を選びたいクルマたちをご紹介したいと思います。

 まず1台目は、「藤原とうふ店」と聞けば多くの人が「ああ!」と思い出す、トヨタAE86スプリンタートレノ。漫画&アニメ『頭文字D』の主人公・藤原拓海が愛車として乗っていたAE86が白&黒のボディカラーだったため、もうそれ以外の色を見るとなんかしっくりこない、という人もいるほど。

 通称「パンダトレノ」とも呼ばれるこのツートンカラーですが、漫画の設定として非力なトレノが、峠道で普通に勝負したら絶対にかなわないハイパワー車を打ち負かしていく、そこに読者を夢中にさせる魅力があったわけなので、おそらく作者のしげの秀一さんとしては、主人公のクルマをいかに“ショボく見せるか”というところで、白ベースに黒ラインというこのカラーをチョイスしたのだと思われます。でもそれが、漫画やアニメのファンからするとたまらなくカッコよく、憧れのクルマになっていったという、言ってみれば大衆車の白が大出世した希少な一例です。

 ただ、現在はほかのカラーでもAE86の中古車価格は爆上がりしてしまっているので、現行モデルのGR86をパンダカラーにするというのも魅力的ではないかなと思います。

 2台目は、チャンピオンシップホワイトという情熱的な名前がついている白が存在感を高めている、ホンダ NSX-Rです。2022年タイプRが登場してから30周年の節目の年でもありましたが、その最初のモデルとなったのが、1992年登場の初代NSX-Rでした。

 量産車としては世界初のオールアルミボディや自然吸気エンジンへのこだわりなど、まさに日本が産んだ世界のスーパースポーツカーとして、当然のことながらHondaのレーシングスピリッツを背負っていたNSX。そのハイパフォーマンス版となるNSX-Rには、やっぱりHondaが1964年に初めてF1参戦を果たした時の情熱を受け継ぐカラーリング、チャンピオンシップホワイトがよく似合います。

 そしてもうひとつ、グランプリホワイトという白もあり、その色合いは並べてみるとまるで別物。チャンピオンシップホワイトのほうは、光の加減によって少し黄身がかった、アイボリーに近いような白で、グランプリホワイトは濁りのないパキッとした白となっています。

都会の景色にベストマッチ!
 
軽自動車にカスタムスタイルを持ち込んだスズキ・ワゴンRスティングレーも白がよく似合う。
 3台目は、法人の営業車や商用車のように見えてしまいがちな軽自動車の白のなかで、唯一と言っていいほどカッコよく見える白。それが、スズキ・ワゴンRスティングレーの白です。ワゴンRはもともと、1993年に発売された初代からスクエアボディのトールワゴンというスタイルで、それまで女性ユーザーのイメージが強かった軽自動車に、男性が堂々と乗れるモデルというイメージを創出して人気を博しました。2007年、3代目のときに初めてラインアップに加わったのがカスタムモデル的な存在のスティングレーで、その後4代目では独立したワゴンRスティングレーが登場しています。

 基本的なところはワゴンRと共通ですが、デザインはボンネットに厚みが増した専用フロントグリルを用意したり、リヤコンビランプを凝ったデザインとしたり、精悍でワイルドなエクステリアにこだわっていたのがスティングレー。その見た目をグッと引き立ててくれるのが、なんといっても白いボディカラーです。現行モデルのワゴンRスティングレーにも、もちろん「ピュアホワイトパール」という白いボディカラーが設定されています。

 4台目は、道なき道を進むたくましい走破性に使い勝手の良さや都会的なエッセンスをプラスしている、トヨタ・ランドクルーザープラド。本格クロカンヨンクというと、黒やネイビーが選ばれることが多い印象ですが、プラドの場合は華やかさがアップし、フォーマルな場にふさわしい車格も備わるように見える白いボディカラーが大人気。

 プラドに設定されているのは、ホワイトパールクリスタルシャインです。白は膨張色でもあるので、エッジの効いたフロントマスクがより堂々として映えることや、メッキがアクセントとなっているフロントグリルとのコントラストでドレスアップした都会的な印象にもつながるのが人気の理由といえます。また、夜の街を走るプラドの姿も、白だと圧倒的にカッコよく見えるという意見もあります。

 5台目は、輸入車でも白が似合うモデルはたくさんあるのですが、あえてレアなところをご紹介すると、ポップで個性的なデザインが魅力のシトロエン C3。というのもこのC3のデザインは、まずボディサイドのエアバンプが大きなアクセントになっていて、3つのキューブを並べたようなモチーフのうち、いちばん左のひとつがルーフの色と同色に塗られます。

 フロントマスクのフォグライトまわりや、サイドミラーにも同じ色が使われるので、ボディカラーがホワイトだとすごく映えるのです。ルーフの色はエメラルドとルージュアデンという赤があり、最も映えるのはその赤。フランス生まれらしく、なんとも言えないオシャレな雰囲気になり、熟年世代の大人が乗っても子供っぽくない遊び心のある貴重なキャラクターの1台です。

 ということで、いろんなタイプの白いボディカラーがあり、メーカーの想いやこだわりが詰まった白は、そのクルマをさらに魅力的に見せてくれる色でもありますね。リセールのためだけでなく、白が似合うクルマとのカーライフを楽しんでほしいと思います。
まるも亜希子

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