クルマ離れ?日本自動車メーカーの市場離れでしょ!

やたら多方面に話が飛ぶが、若いヒトがクルマに無関心ではない記述や免許取得パーセンテージ以外は具体的データも何もない記事な気がする。

今の若年層の所得は、昔より大して上がっていない。それに対して、今のクルマの値段は、昔よりかなり上がっている。バカ上がりした値段とカタログスペックが高いだけで、欲しいと魅力を感じるクルマは皆無だ。

そう思うと、若年層と言わず、市場としてヒトの関心度は低くないのかも知れない。関心度あるからこそ、価格も含めてダメなクルマに毅然と手を出さず、買わないコトを含めて選んでいるのではない?

バカなカネ持ちは、バカ値のGT-Rやレクサスであっても、ベンツやポルシェやフェラーリでも無関心に買ってしまう。買う無関心というモノもある。

関心あれば、ダメと判断して買わない。

単に、日本自動車メーカーが日本市場と乖離しているコトを日本モータージャーナリストや自動車マスコミが取り上げ、責めるべきなのだ。

 

 

 

 

 

 

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「若者のクルマ離れ」は過去の話? 実は「クルマの関心度」高まっている結果も! 時代の流れで変化する現状とは
1/20(金) 9:10 Yahoo!ニュース
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実は若者のクルマ関心度が高まっている?
 かつて「若者のクルマ離れ」というキーワードが盛んにメディアを賑わせていました。

 しかし、ここ数年ではあまり聞かれなくなったほか、逆に若者のクルマに対する関心が高いという話も出ていますが、実際にはどのような状況なのでしょうか。

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本当に「若者のクルマ離れ」はあったのか? 実は時代の流れで変化している?
 クルマ離れという言葉に関して、いつ頃からいわれていたかについては諸説ありますが、多くのメディアを見る限り2000年代半ば頃からいわれていたといいます。

 一方の2023年現在、クルマ離れという言葉は以前よりも見かける機会が減りました。

 そうしたなかで、2023年1月5日にソニー損害保険は「20歳になる男女にカーライフにまつわるアンケート」の結果を公表しています。

 このアンケートによれば、普通自動車免許を持っている人の割合は61.2%だといいます。

 同アンケートの推移では、2022年(57.2%)、2021年(51.3%)だったことから、20歳までに運転免許を取得する人が増えている傾向にあるようです。

 今後、運転免許を取得する予定のある割合としては全体の89.8%が意欲的であるほか、保有に関して76.4%の人がクルマの所有意欲があるといいます。

 またクルマのサブスクリプションサービスを展開する「KINTO」では以前に「Z世代のクルマに対する意識調査」をおこなっており、70%以上のZ世代が「運転が好き」と回答。

 さらに現在「自分名義の自動車」を所有していないZ世代の約半数が「自分名義の自動車を欲しい」という回答をしたといいます。 

 このようなアンケートを見る限りは、決して若者のクルマ離れが続いているようには感じられません。

 実際にとある自動車業界関係者のA氏は次のように話しています。

「クルマ離れという言葉はイマから少なくとも10年前からは聞かれていたと思います。

 全体的にいえるかもしれませんが、当時の若者(いまの30代)といまの若者を比べると30代よりも20代のほうがクルマに対して興味関心を持っている印象を受けます。

 これはさまざまな業界の人とする話ですが、昔はクルマが移動にもデートも必須な時代がありクルマだけに時間とお金を費やすということが定番でした。

 しかし、いまの30代が10代、20代だった頃はインターネットやスマホ、アニメ&ゲームなどさまざまな娯楽が溢れ始め、時間とお金の選択肢が格段に増えた時代でもあります。

 そうして、いま20代の若者はこれらの娯楽が当たり前、さらにSNSYouTubeで自分の個性を発信するという文化も少なからず見られます。

 このような背景から自分の個性やファッションのひとつとしてクルマを選ぶ人もいるようです。

 また都市部と地方部という立地でもその傾向は異なり、交通手段が不便な地域ではいまだに1家に何台か所有するという光景を見かけます。

 そうした家庭では運転免許を取得したら自分のクルマを購入するという流れはいまも変わっていないといえます」

 また前出とは別の自動車業界関係者のB氏は次のように話しています。

「2022年のデータですが、とあるスポーツカーの購買層を調べたところ、全年齢層のなかで20代がもっとも多かったことがわかりました。

 その理由としては『YouTubeで見てカッコよかった』や『SNSを見て興味を持った』、『父親から勧められた』といったものがありました。

 正直これまでのスポーツカーの主要購買層は、『昔乗っていてまた乗りたい』という中年層が多かったので驚きました」

※ ※ ※

 一方で同アンケートでは「クルマを持ちたいと思わない」理由も公表されており、主には「お金がかかる(購入・維持)」というものが最たる理由でした。

 実際にクルマの車体価格はさまざまな要因によりかつてより上がっているほか、維持するためのメンテナンス、車検、税金といった部分でも負担となっているのが現状です。

 このような負担に対しての選択肢としては、新車購入だけでなく中古車購入やサブスクリプションなども挙げられます。

実際に都市部と地方部でどのような需要があるのか?
 では、実際にクルマを販売するディーラーの現状はどうなのでしょうか。

 最初に新車を販売する都市部と地方部のディーラーはそれぞれ以下のように話しています。

「来店頂いた若年層のお客さまの傾向としては、コンパクトカーや軽自動車を検討されるお客さまが多く、やはり維持費を意識されているようです。

 また遠出よりは日帰りメインの移動が多いお客さまがわりかし多いのではないでしょうか」(都市部のディーラー)

「若い人の傾向としては、軽自動車やコンパクトカーといった定番車種以外に最近ではSUVが人気です。

 またアウトドアや車中泊という需要もあり、アウトドア用品の積載性や使い勝手を気にされるお客さまが多い印象です」(地方部のディーラー)

 この都市部と地方部のディーラー以外にも話を聞いたところ、おおよそは都市部では自分の移動がメインとなり、地方部では移動に加えて趣味に繋がる使い方がメインにあるようです。

 
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 では中古車ではどうなのでしょうか。同じように都市部と地方部の中古車ディーラーは、それぞれ以下のように話しています。

「若い人では軽自動車やコンパクトカー、SUVといった車種を探されている人がいる印象です。

 最近では新車の納車待ちが話題となっているので比較的高年式の個体を選ばれるお客さまも増えています。

 そのほか、安くて自分の好みにあったクルマを探したいという熱量の高い人もそれなりにいる印象です」(都市部の中古車ディーラー)

「基本的には初めてのクルマというカタチで軽自動車を検討されるお客さまが多いですが、なかには『このクルマが乗りたいから免許を取った!』という人も来店されます。

 その多くは、自分の父親が昔乗っていたなど、親がクルマ好きな世代だったということも影響しているようです」(地方部の中古車ディーラー)

※ ※ ※

 またそのほかの中古車ディーラーでも最近の若年層は「自分がほしいもの」を明確な条件としている人が多いといい、これは前述の自分の個性を主張するという部分にも繋がっているといえます。

 こうしたいまの若者は、決してクルマから離れているのではなく、さまざまな事情で購入出来ないながら、興味・関心はひと昔前の若者よりあるのかもしれません。
くるまのニュース編集部

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