この少子化社会を築いた、バカ政治家達の転嫁発言!

今の少子化社会を築いたのは、間違いなく今のようなバカ社会を築いた、バカ政治家や官僚達だ。

欧米のマネした、一億総活躍社会?女性が輝く社会?活躍や輝くって、働いてカネを稼ぐコトか?ぶっちゃけ、働いて税金払えというコト?菊池桃子まで担ぎ出して、担当大臣にしたじゃん!

田中角栄以降の内閣総理大臣、私大出のバカが殆どだ。徒党組んで派閥形成に私大出は好都合だが、個々人の勉強はダメで各分野詳しい仲間や部下の言いなりだ。自分で学んで来た教科範疇があまりに狭く、カジュアリティーやコモンセンス形成がかなり幼稚だ。だから、失言訂正や記憶にないを連発しても厚顔無恥に振る舞う。

学んで来たコトがあまりに狭く浅かったから、思慮分別理解が全く不足している。

科学的知識も然るコトながら、仮に正しくても政治家として言って良いコト/ダメなコトの判断もつかない。

竹中平蔵らの偏説学者達の言いなりになって、戦後復興を遂げた日本を全てブチ壊し、堕落した欧米の後追いに変えてしまった。バカな不正だらけ、欧米ならとっくに射たれてる。日本だと射たれない。不正汚職し放題。格差社会に変え、オトコの収入を激減させ、オンナを家庭や子育てに集中デキなくした。特に、80年代以降の失政の連続は、年金などに限らず、ありと全ゆる方面で日本を危うくしている。

司法や国民、失政に関係した過去の政治家や官僚らを洗い出し、恩恵受けた一族を裁き、歴史解釈らを全て訂正しないと、今後の日本の社会科教育は破綻する。

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麻生太郎氏また失言「出産女性の高齢化で少子化」、子育て世代に責任転嫁の絶望
1/20(金) 6:01 Yahoo!ニュース
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Photo:Kiyoshi Ota/gettyimages
 また自民党議員が少子化について、失言した。1月15日に少子化の最大の要因を「女性の年齢が高齢化しているから」と説明して「体力的な問題があるのかもしれない」と分析して見せたのは82歳の麻生太郎氏。彼らはなぜ、子育て世代の経済的不安から目をそらし続けるのだろうか。(フリーライター 鎌田和歌)

● 全て女性のせい? 何度たたかれてもやめない失言

 「(少子化の)一番大きな理由は出産するときの女性の年齢が高齢化しているからです」

 「(複数の子どもを出産するには)体力的な問題があるかもしれない」

 1月15日に報道されたのはこんな発言。

 自民党麻生太郎副総裁が、福岡県で講演した際に出た発言だという。これが報道されると、たちまちSNS上では批判の声が相次いだ。

 麻生氏の発言は、政治家の責任を国民に押し付けているかのように聞こえるだけではなく、停滞する日本経済の中で明るい展望を描きづらい若者や子育て世代の不安をまったく斟酌(しんしゃく)していないように見える。

 女性自身の記事「麻生副総裁『少子化最大の要因は女性の晩婚化』発言に女性からブーイングの嵐」では、内閣府の令和4年版「少子化社会対策白書」が引かれ、「夫婦が理想の子供の数を持てない理由として『子育てや教育にお金がかかりすぎるから』が56.3%で最多となっている」ことを指摘。さらに2020年「少子化関連指標の国際比較」で、日本人の平均初婚年齢(29.4歳)は、OECD加盟国の中でも出生率の高いスウェーデン(平均初婚年齢34歳)やフランス(同32.8歳)よりもむしろ低いことが指摘されている。

 週刊誌にあっという間に論破されても、特に高齢の政治家たちはこのような失言をやめようとしない。

● 繰り返されてきた「少子化」失言 過去には「産まないほうが問題」

 多くの人が麻生氏の失言に怒りや失望の声を上げているのは、このような発言が今回が初めてではないからだ。政治の責任を棚に上げ、個人の頑張りが足らないから少子化が進むのだと言いたげな発言はこれまでも繰り返されてきた(以下、肩書はすべて当時)。

 「独身者に『おまえ、結婚は夢があるぞ』と堂々と語っている先輩の人はほとんど聞いたことがない。結婚だけはやめとけ、大変だぞ、とみんな言うから。結婚は夢がある、子どもを育てるのはおもしろいって話がもっと世の中に出てこないと、なかなか(子どもが増えるという)動きにならないんじゃないかというのが正直な実感」(2020年11月、麻生太郎財務相の発言)

 結婚には夢があり、子どもを育てるのはおもしろいという話が聞かれる社会にするのが政治の役目ではないのか。

 「年を取ったやつが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるが、それは間違い。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」(2019年2月、麻生太郎副総理兼財務相の発言/翌日に撤回)

 さまざまな理由で子どもを望まない、あるいは望んでもかなわない人がいることへの想像力の欠如は言うまでもないが、政治課題である少子高齢化を、高齢者対子育て世代(若年層)の問題かのようにすり替えるのはいただけない。

● 「3人くらい産むようにお願い」 「ひとさまの税金で老人ホーム」

 もちろん麻生氏以外にも、失言はまだ山ほどある。

 「結婚しなくていいという女の人が増えている。お子さん、お孫さんには子供を最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(2019年5月、桜田義孝前五輪相)

 お願いで少子化が改善するなら政治はいらない。

 「結婚すれば、必然的に、必ずと言っていいほど子どもが誕生する。日本の国の礎は子どもだと考えており、新郎新婦には必ず3人以上の子どもを産み育てていただきたい」
「若いお嬢さんを捕まえて『まもなく結婚するんですね』と聞くと、たいがい『はい』と返事が返ってくるが、たまに『私はしません』という人がいる。『結婚しなければ子どもが生まれないわけだから、ひとさまの子どもの税金で老人ホームに行くことになりますよ』と言うと、はっと気付いたような顔をする」(2018年5月、加藤寛治衆議院議員/当日に謝罪して撤回)

 「日本の国の礎は子ども」と言うのであれば、子どもの相対的貧困率が上昇傾向にある現状を変えるべきだ。「ひとさまの子どもの税金で老人ホーム」とは、まるで脅しである。

 これ以外にも「子どもを4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討してはどうか」(2017年11月、山東昭子参院副議長)、「(人気芸能人の結婚について聞かれ)この結婚を機にですね、やはりママさんたちが『一緒に子どもを産みたい』といった形で国家に貢献してくれればいい」(2015年10月、菅義偉官房長官)といった失言からは、妊娠・出産は個人のものではなく、国家のために行われるものであるという意識がうかがえる。

 そのくせ、出産や子育ての負担やリスクは自己責任と突き放すのが、現在の政治に色濃い考え方のように見えてならない。

● 「日本の女がちゃぶ台バーン」を 無視する政治家たち

 冒頭で示したように、子育て世代が理想の子どもの数を持てない最たる要因は経済的な不安である。しかし、このことから目を逸らし続け、若者のワガママ、あるいは女性のワガママかのように思っている節が自民党政治家の失言からはうかがえる。

 2022年7月の「男の人は結婚したがっているんですけど、女の人は、無理して結婚しなくていいという人が、最近増えちゃっているんですよね。嘆かわしいことですけどもね。女性も、もっともっと、男の人に寛大になっていただけたらありがたいなと思っている」(2022年7月、桜田義孝元五輪相)という失言は、とてもわかりやすく少子化、未婚化の原因を「女性の考え方」に押し付けている。

 ツイッター上でたびたび話題になる、漫画家・秋月りすさんの4コマ漫画がある。人気シリーズ『OL進化論』の1作品で、「子供は最低二人産んでねー」「労働力も必要だから仕事も続けてねー」「男より給料安いけどねー」「育児休暇?男は取れないよ」「保育園?家事?自分の才覚でがんばってよ」と言われ、沈黙する女性の後で、少子化のニュースが載る新聞を広げながら「OL」の一人が「日本の女がーちゃぶ台バーン」「それが少子化なのー」と歌っている。

 これは2000年代後半に描かれた作品だ。今から10年以上も前から、今の社会で子どもを産むことが女性側にどれだけ負担があることか語られ、一定の共感を得てきている。その点から目を背け続け、子育て世代を「叱咤(しった)激励」すれば少子化が解消するかのような失言だけを繰り返しているのが、自民党の高齢の政治家たちだ。

● 政治家は自分の観測範囲でしか語らない 筆者の周りの声との違い

 政治家たちは、しばしば自分の観測範囲で捉えられた事情だけでものを言う。

 政治家がエビデンスに基づかずに見聞きした範囲内で少子化の原因を決めつけてしまうのであれば、筆者も見聞きした範囲の「少子化の原因」をここに書いていいだろう。

 20~40代の子育て世代から聞こえてくるのは、例えばこんな声である。

 「子ども2人が10代になってから3人目の子どもができたが、中絶した。体力的な事情もあるが、上の2人の学費がかかる時期でもあり経済的な不安が一番大きかった」(30代後半)

 「女性は専業主婦になりたがると言われるが、周囲で専業主婦になった女性は夫の転勤についていくためや、不妊治療のためにやむを得ずという人ばかり。出産後の女性が正規で仕事を続けづらいことが、『子どもはぜいたく品』という考え方の要因のひとつ」(40代前半)

 「高齢世代から『昔は貧しくても子どもを産んで育てたのに』と言われることがあるが、昔は日本の経済が右肩上がりで夢を見ることができた。賃金が上がらないのに奨学金を返して、ローンで家を買って、子どもを育てて……というのでは、よっぽど実家が太い人でないと3人以上は難しい。芸能人やスポーツ選手が3人目、4人目を授かったというニュースのコメント欄に『お金のある人はぜひたくさん育ててほしい』という書き込みが見られるのは、経済的事情が許せばもう1人、2人欲しいと思っている人がいるということだと思う」(20代後半)

 「自己責任と言われ続けた世代が、自己責任だから子どもを持つリスクを取らない、という選択をするのは当然だと思う。自分はよっぽど価値観の合う相手が見つからない限り、結婚も子育てもしたくないと思っている」(30代後半)

 「少子化失言」をし続ける政治家たちの耳に、このような声は届いているだろうか。
鎌田和歌

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