トヨタカムリ、ソコソコ速けりゃ良いなら・・・

覚えているヒト、いないかな?

田中邦衛の「カムリだぜェ~!」

アレから40年以上経った。当時のトヨタ車の名前は、かなり消えてなくなった。

しかし、上級FFというカテゴリー、大してハンドリングにシビアでない、ソコソコのスピードや爽快感やスペースがあれば良いヒトにはウケるのだ。

元々、FFとは大衆車/スモールカーのためのレイアウトだ。小さいクルマなら小さいエンジン、広いスペースと使い勝手、エンジンとミッションとフロントデフを一塊に扱う、生産効率の良さで流行った。雨中や悪路の安全や走破性欲しければ、アウトプットシャフト追加して4WDへ。

エンジンの開発が進み、高出力化が進むと、生産効率のための鋼板ペラペラモノコックのままでは、路面反力との制震が問題になった。本来は90年前後でセンターモノコック&簡易フレーム(ダラーラ作のミウラやストラトス系)にしていれば、FFでもミドシップでも対応デキたハズ。しかし、自動車メーカー、場当たり的に補強を継ぎ足した。

今のコンパクトFF、バカみたいに車両重量ある。だから、それなりにエンジン大きくないとダメなのだ。だから、このグレードは生き残っているように思う。

今や、その下のグレード、2リッター未満、嘗てのシビックインテグラなどの軽量高出力FFは死滅した。今のシビックタイプRは、2リッターターボだ。エンジン的にも寸法的にもカムリ同様のグレードになる。

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日本で販売終了が逆に驚き?「カムリ」なぜ海外でここまで人気なのか 特にアメリカで愛される理由
3/25(土) 8:12 Yahoo!ニュース
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アメリカではまだ健闘しているカムリ
 
北米仕様のカムリ2011年モデル(画像:トヨタ)。
 2023年3月23日、トヨタが同社の代表的セダンである「カムリ」の国内販売を終了することが明らかとなりました。SUVやミニバンの人気を背景に、セダンの販売規模が縮小していることが理由とされています。

 しかし海外向けの生産は継続されます。この「カムリ」、海外ではまだ年間60万台を売り上げる人気車種のひとつでもあるのです。

【カムリは中古車でも人気】2022年アメリカ国内中古車販売ランキング(写真)

 特にアメリカでは、1982年に登場して以来、約1300万台を売り上げたといわれています。アメリカの人気車種ランキングでは、フォードのFシリーズなど、昔からピックアップトラックが上位を占めていますが、そのなかでもカムリは人気を維持。SUVが市場を席巻するようになっても、毎年ベスト10以内の上位に位置し、セダンとしては、2022年に全米で20年連続の売上トップとなりました。

 カムリがアメリカに上陸した1982年当時、このクルマは実用的でコンパクト、そして壊れにくいと評判になったといいます。また、2018年のフルモデルチェンジでかなりアグレッシブなデザインになったことで、よりいっそう北米のカムリファンが増えたといわれています。

 今回の日本国内の販売終了に関しては、アメリカのクルマ関連のメディアも注目しているようです。トヨタブランドでのトップの売上を2017年にRAV4へ明け渡して以降、販売台数の減少傾向は続いていると指摘してはいるものの、同車が依然としてトヨタの世界展開で重要な位置を占めていることを認めています。

 カムリはアメリカ以外でも現在100か国で販売が行われており、特にアジアの新興国においては、ワンランク上のセダンとしての揺るぎない地位を確立しています。海外でもSUV人気で、セダンが押されていますが、カムリの人気はしばらく維持されるのではないでしょうか。
乗りものニュース編集部

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