いいクルマと評価するための設問は以下の6つだって。
1:価格の割にいいクルマ
2:トラブルの少ないクルマ
3:リセールバリューの高いクルマ
4:次に乗りたいクルマ
5:カスタマイズが楽しめるクルマ
6:あこがれのクルマ
別に、否定はしない。現実に、所有して起こる問題だ。走りのABC(加速ブレーキ曲がり)は、1に含まれるかな。2は工業製品として当たり前だ。3はアメ車のように破壊的だとムリかも。4と6はヒトの嗜好に依る。5は走りに関するモノ、居心地に関するモノ、嗜好に依る。
そのベストがプリウス?情けないモノだ。
一番キラいな点はサイズ。動力は5ナンバーレベルなのに、車幅1.7mを超す車幅3ナンバー車。コレが売れたからか、今やカローラすら3ナンバーだ。かと言って、アクアでは動力弱い。
日本で売るクルマが、日本市場の規格を踏みツブしてどうするの?こんなクルマを長く待たされてありがたく買うって、バカだとすら思う。
燃費?パワーやトルクは、燃料を効率良く爆発させるコトで発生する。燃費良い?魅力にはならない。
大抵は、1家に1台。1台で広い用途を賄う。クルマの動力やサイズや重量は直接の走りにも、駐車スペースや燃費にも響くかな。
80年代は、"3ナンバー車お断り"という駐車場がいっぱいあった。3ナンバーは、動力もサイズも3ナンバーだった。
しかし、今の日本自動車メーカーの出すクルマ、車幅だけ3ナンバーが多い。ワンボックスやミニバンやクロカンらは、車重あり過ぎて動力に見合わない。
ワタシは選ばない。いや、3台目か4台目で選ばざるを得なくなる日が来るかな。
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クルマのプロが選ぶ「いいクルマ」はプリウス!! 6年連続で大賞がプリウスってなんでなの?
3/31(金) 10:00 Yahoo!ニュース
ベストカーWeb
自動車業界に携わるプロたちの視点で "いいクルマ" を選ぶ『いいクルマアワード2023』の表彰式がこのほど行われ、大賞には6年連続でプリウスが輝き、特別賞にはアルファードが選ばれた。なぜ、この2台が自動車業界のプロに評価されるのか、元自動車販売のプロである筆者が分析していく。
【画像ギャラリー】クルマのプロたちをも唸らせた理由はどこに?「いいクルマ」大賞は6年連続プリウスで特別賞はアルファード!(24枚)
■「いいクルマアワード」とは?
いいクルマアワードは、オートアフターマーケット連合協議会が主催し、メーカーの視点ではなく、「整備や修理」「用品部品販売」「新車中古車の販売・買取」「ロードサービス」「ガソリンスタンド」「カーディテイリング」「自動車保険業」などに従事している自動車業界のプロが、いいクルマを選ぶもの。
いいクルマと評価するための設問は以下の6つだ。
1:価格の割にいいクルマ
2:トラブルの少ないクルマ
3:リセールバリューの高いクルマ
4:次に乗りたいクルマ
5:カスタマイズが楽しめるクルマ
6:あこがれのクルマ
2022年12月1日から2023年1月31日の間にオンライン投票を実施し、4612件の有効回答を集めた。
大賞に選ばれたプリウスは、1と2の項目で1位、3についても3位となり、幅広い支持を得ている。また、特別賞のアルファードは3で圧倒的な支持を集め、すべての設問で5位以内に入ったことが、選考委員会で高く評価された。
プリウスとアルファードが自動車のプロたちに評価された理由を、販売の目線から考えてみよう。
■息長く売れるということが評価につながる
いいクルマアワード大賞を2018年から連続受賞しているプリウス。連続受賞の出発地点である2018年、先代4代目プリウスに起こった変化はエクステリアデザインの変更を伴うマイナーチェンジ(MC)だ。
落ち着いたデザインになり、少々敬遠されていたプリウスに元気が戻った時期でもある。爆発的なヒットを記録した3代目(30系)の後を継いだものの、苦戦していた4代目にマイチェンでやっと花が咲いた形だ。
3代目から続く息の長いヒットが、ハイブリッドカーを特別ではなく普通の存在にした。過去には「何年もつのかわからない」と言われながら売っていたが、30系がデビューしてから今年で約13年。プリウスは実力で品質の高さと耐久性を証明している。
こうした裏付けがあるからこそ、新車も中古車も自信を持って販売できる。アフターケアにおいては、整備士が幾多のプリウスに触れ、不具合やトラブルに関して重箱の隅を突き尽くした。
「安心して売る→販売台数が増える→整備台数が増える→プリウスに触れる機会が増えて理解が進む」、この好循環を起こした結果、さまざまなプロがプリウスのよさを認めることとなったのだろう。
プリウスに対するプロの高評価は、一朝一夕で作られたものではない。地盤を固め、長く多く売れた結果が6年連続の大賞という結果を生み出した。
新型は上級モデルへ進化を遂げた。今後は、これまで弱かった「次に乗りたいクルマ」「あこがれのクルマ」としての評価も高まっていくはずだ。ますますプリウスは「いいクルマ」になっていく。
■高いリセールバリューが販売を牽引し続けたアルファード
新車販売では、高く安定したリセールバリューを軸に、残価設定ローンなどを利用して販売台数を増やす。結果として短期保有と乗り替えが増え、中古車市場も活性化し、一気に知名度と人気を高めた。
若年層から高齢層までアルファードの支持層は幅広い。そのうえで高級車に手を出しにくかった若年層が、高いリセールバリューを味方につけてアルファードを購入できるようになったのが販売面の革命的な出来事のひとつだ。
憧れのクルマを負担の少ない残価設定ローンで所有することができ、販売台数は大きく伸びる。20代や30代という若年層がアルファードに乗ることで、アフターパーツマーケットの規模も拡大していった。
爆発的に売れた高級ミニバンが、車両販売からアフターマーケットまで冷え込んでいた自動車関連すべての経済を活性化させたのだ。日本の高級車は全般にリセールバリューが弱かったが、アルファードは常識を覆し、各所に大きな経済効果をもたらしている。
■売り手と買い手、世間に認められる「三方よし」が不可欠だ
一般ユーザーと自動車業界に従事する者の、クルマを見る視点は少し違う。クルマという工業製品に対する完成度を多面的に考えるため、その評価は単純な人気だけでは決められない。
いろいろな意味での「いいクルマ」があるが、いいクルマアワードで選ばれた2台からは、「売り手によし、買い手によし、世間によし」の三方よしの理念を感じる。自動車業界全体が底堅く成長していくためには、今後もこのような「いいクルマ」が数多く必要となるだろう。
プリウスとアルファードに続く「いいクルマ」が、2023年も数多く登場することを期待している。
記事に関する報告
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