ダブルグランドスラム

四大大会、全豪・全仏・全英・全米を1年で連続して制覇すると、グランドスラムと言って、同年でなくとも四大大会を制覇したら、ゴールデンスラムと言うのではなかった?四大大会を2度ずつ制覇すると、ダブルグランドスラムと言うのか?初めて知った。

何故、グランドスラムがスゴいのか?今は、クレーの全仏、芝の全英、ハードの全米・全豪は気象やサーフェスやボールやスタジアムやスケジュール相俟って、通用するスタイルが違っているからだ。

しかし、今のテニスは、プレースタイルが画一化されているように思う。今のラケットとボールがよく飛び、選手の瞬発力持久力が上がったからか、バックコートからの強打連打に偏って変化に乏しい。90年代に死滅すると言われた両手打ちバックハンドはむしろ増え、サーブ&ボレーが死滅している。

選手が大型化し、サービスが良くなり、サービスエースや3球目ウイナーが増え、ラリーはあるが叩き合いに近い。昔の、アプローチからネットプレーの展開ではなく、浅く短いタマを叩くだけだ。卓球を屋外化したのと、変わらない。

打数が増え、打って走る量が増えると、カラダの負担も増え、故障リスクも上がる。フェデラージョコビッチでも逃れられない。

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ジョコビッチ 大逆転で全仏OP5年ぶり優勝 「ダブルグランドスラム」の偉業達成<男子テニス>
6/14(月) 2:23 Yahoo!ニュース
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全仏オープン
 
5年ぶりの優勝を果たすと同時に、「ダブルグランドスラム」の偉業を達成したノヴァーク・ジョコビッチ[写真/ゲッティイメージズ]
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は13日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチセルビア)が第5シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-7 (6-8), 2-6, 6-3, 6-2, 6-4の大逆転で破り、2016年以来5年ぶり2度目の優勝を果たすと同時に、1968年のオープン化以降で男子初となる「ダブルグランドスラム(すべての四大大会で2回以上優勝)」の偉業を達成した。

大坂なおみ 失格ジョコに言及】

勝戦、第10ゲームでジョコビッチはチチパスにセットポイントを握られるもサービスキープすると、続く第11ゲームでブレークに成功。しかし第12ゲームではブレークバックを許し、タイブレークに入るとダブルフォルトのミスなどが影響して0-4とリードされる。それからはドロップショットやネットプレーを決めて6-5とセットポイントを握ったが、第1セットを落とす。

第2セットは第1ゲームでブレークされたジョコビッチは第7ゲームでもサービスゲームを落とし、セットカウント0-2と崖っぷちに追い込まれる。

その後、第3セットを取ったジョコビッチは、第4セットに入ると4ゲーム連取の好スタートを切ってリードを守り、セットカウント2-2に追いつく。

ファイナルセットは第3ゲームでチチパスからブレークすると主導権を握り、4時間を超える死闘を制し、四大大会19勝目、キャリア通算84勝目をあげた。

一方、敗れたチチパスはギリシャ選手で男女を通じて初の四大大会制覇とはならなかった。

【これまでジョコビッチが四大大会で優勝した回数と年代】

全豪オープン9回:2008・2011・2012・2013・2015・2016・2019・2020・2021

全仏オープン2回:2016・2021

ウィンブルドン5回:2011・2014・2015・2018・2019

全米オープン3回:2011・2015・2018

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