アルゼンチン3-0クロアチア、メッシ1G1A!

アルゼンチン3-0クロアチア、2大会ぶりの決勝進出!

アルゼンチンは86年以後も決勝進出こそしているが、優勝はない。その後ブラジルは何度優勝してる?メッシは1ゴール1アシストこそしているが、1ゴール自体はPK、自分が得たPKでもない。マラドーナのように自陣からボールを持ち、ディフェンス自体はしなくてもドリブルにパスにプレースキックにと活躍したのとは全く違う。マラドーナは生前、監督時代もカレそのもののプレーをサポートしていたが、プレースタイルはむしろマラドーナよりもディアスに近い。マラドーナはディアスとのプレーを拒否していて、2人は殆ど並び立たなかった。

今日はベテラン選手達の疲労か、ベスト8ベスト4の常連となっているクロアチア中盤が機能し切れず、メッシを孤立させるコトがデキなかった。もし機能していたら、真逆の結果になり得たように思う。

明日のフランス-モロッコの結果次第だが、このアルゼンチンのチーム構成で、決勝を勝ち切れるか?中盤支配の強いフランスが勝ち上がって来たら?モロッコがまたまたジャイアントキリングぶりを発揮するかも?

*******************************

アルゼンチンが3-0完勝でW杯決勝へ!! 35歳メッシが圧巻1G1A、悲願の世界一に王手
12/14(水) 5:55 Yahoo!ニュース
  462 
FWリオネル・メッシが1ゴール1アシスト(Kaoru WATANABE/JMPA)
[12.13 カタールW杯準決勝 アルゼンチン 3-0 クロアチア ルサイル]

 カタールW杯は13日、ルサイル・スタジアムで準決勝を行い、アルゼンチンがクロアチアを3-0で破った。悲願の世界一へFWリオネル・メッシが1ゴール1アシストの大活躍。2014年のブラジルW杯以来、2大会ぶりの決勝進出を決めた。アルゼンチンはディエゴ・マラドーナ氏らが出場した1986年のメキシコ大会以来の優勝をかけ、18日の決勝戦でフランス対モロッコの勝者と対戦する。

【写真】水着姿でクロアチア代表にエールを贈る美女サポ

 ともに準々決勝をPK戦で勝ち上がったチーム同士の激突。オランダを破ったアルゼンチンは先発2人を入れ替え、出場停止のDFマルコス・アクーニャ(セビージャ)と控えに回ったDFリサンドロ・マルティネス(マンチェスター・U)に代わってDFニコラス・タグリアフィコ(リヨン)とMFレアンドロ・パレデス(ユベントス)が先発した。一方のクロアチアはブラジル戦と同じ11人を起用した。

 試合は準決勝らしい拮抗した立ち上がりを迎えたが、ボールを握ったのはクロアチア。アルゼンチンは時折激しいプレッシングに出る場面もあったが、MFルカ・モドリッチ(R・マドリー)やMFマテオ・コバチッチ(チェルシー)の運び出しに手を焼き、なかなか狙いどおりのカウンターに出られない時間帯が続いた。

 それでもクロアチアが攻めあぐねる形が続くと、前半20分過ぎから徐々にアルゼンチンのプレッシングがハマるようになり、セカンドボールの回収率も改善。それでもクロアチアは同26分、20歳のDFヨシュコ・グバルディオル(ライプツィヒ)がFWリオネル・メッシ(パリSG)からボールを奪い、同27分にはコバチッチの運び出しからカウンター攻撃を仕掛けるなど、試合に動きが出てきた。

 前半31分にはクロアチアにビッグチャンス。右サイドで苦しいパスをもらったかと思われたモドリッチが対面の相手をかわして運び出すと、FWアンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)やMFマリオ・パシャリッチ(アタランタ)を使ってプレッシングをかいくぐり、左サイドにボールを動かした。だが、FWイバン・ペリシッチ(トッテナム)のループシュートは枠外。得点につなげることはできなかった。

 すると前半32分、アルゼンチンがワンチャンスから試合を動かした。ゴールキックを素早く縦に出し、MFロドリゴ・デ・パウル(A・マドリー)がつなぐと、MFエンソ・フェルナンデス(ベンフィカ)がすかさず前線にスルーパスを供給。これに抜け出したFWフリアン・アルバレス(マンチェスター・C)がエリア内に侵入し、GKドミニク・リバコビッチ(ディナモ・ザグレブ)に倒されてPKを獲得した。

 キッカーはメッシ。今大会2度のPK戦で4本のキックを止めてきたリバコビッチに対してゴール右上ギリギリのコースを狙い、完璧なシュートで先制ゴールを奪った。なおも止まらないアルゼンチンは同39分、またもカウンターから中央を打開すると、中盤でボールを受けたアルバレスが強引な突破をスタート。相手DFにボールを触られながらもドリブルでえぐり込み、最後はDFボルナ・ソサ(シュツットガルト)のクリアミスを拾って追加点を叩き込んだ。

 2000年生まれの22歳ながら今大会の背番号9を任されているJ・アルバレスは、今大会すでに3ゴール目。母国の名門リーベル・プレート時代から将来を嘱望されてきた期待のストライカーが、W杯準決勝の大舞台で2点に絡む大活躍となった。

 一方、2点ビハインドとなったクロアチアは後半開始時、B・ソサとパシャリッチに代わってMFニコラ・ブラシッチ(トリノ)とFWミスラフ・オルシッチ(ディナモ・ザグレブ)を投入。さらに同5分にはMFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)も下げ、FWブルーノ・ペトコビッチ(ディナモ・ザグレブ)を起用し、前線に厚みを加えた。

 それでもアルゼンチンの勢いは止まらない。後半12分、左サイドを攻め込んだメッシがW・フェルナンデスとのワンツーから鋭い左足シュートを狙い、リバコビッチを強襲。クロアチアもカウンターを狙おうと試みるも、ブラジルを苦しめたパスワークはアルゼンチンのハイプレスに通じない。同16分にセットプレーからDFデヤン・ロブレン(ゼニト)が詰めるも、シュートまで至らなかった。

 アルゼンチンは後半17分、パレデスに代わってL・マルティネスを入れて準々決勝オランダ戦と同じ3バックに変更。すると同24分、再びメッシが魅せた。中盤右サイドでボールを受けた背番号10はグバルディオルと並走しながらペナルティエリア右をえぐると、一度は追い付かれながらも華麗なターンで振り切り、折り返しのパスを配球。最後はアルバレスが右足で押し込み、3点リードとした。

 メッシはこれで1ゴール1アシスト。グループリーグ第2節のメキシコ戦、準々決勝のオランダ戦でもゴールとアシストをいずれも記録しており、1大会3試合で達成したのはアシストの記録が残る1966年以降史上初の偉業となった。

 3点を追うクロアチアは後半36分、すでに3位決定戦を見据えてか、モドリッチを下げてMFロブロ・マイェル(レンヌ)を投入。モドリッチの目には涙が浮かんだ。同40分、クロアチアはマイェルの右CKをペリシッチがニアサイドでそらすも、ファーサイドの味方は合わせられず。88,966人の大観衆の多くを占めたアルゼンチンサポーターの大合唱が続く中、試合はタイムアップ。前回大会グループリーグの対戦では0-3で敗れたアルゼンチンが、W杯準決勝の舞台で同スコアのリベンジを果たし、決勝への切符を手にした。

*******************************