マツダ、やはり80年代から腐っていた!

マツダ、キチンとしたコスト管理のアタマが元々なかったのではない?昔は単にファミリアからカペラにサバンナ、果てはコスモやルーチェに至るまでロータリーエンジン車両を出しまくった。

ソレが、80年代からファミリア始め車両は軒並ペラペラ鋼板モノコックのFF化し、ロータリー車両はRX7に限り、スポーツ系車両は激減した。そのせいで、FC型RX7と言わず、ロータリーエンジン自体の原価もハネ上がってしまったろう。

FF車両の高出力化につれて、ペラペラ鋼板モノコックでは容量不足に陥るコトは、日本自動車メーカーのドコもわかってなかった。あくまで、FRのシャフト結合が受け持ったコトにすら気付いてなかったろう。ノウハウ的にもアイディア的にも、腐っていた。

ロータリーのFFでも作っていれば、違っていたかも知れない。イヤ、ロードスターにハナっからロータリー/レシプロ共用するアイディアあれば、もう少しコスト管理はマシだったかも知れない。

FD型でRX7を3ナンバー化せず、ロードスターと車体共用していれば、RX7のレシプロやロードスターのロータリーが可能になったろうに。

逆にFD型RX7を3ナンバー化不可避なら、コスモとRX7を3ロータリー共用車両にすべきだった。所詮、市販2ロータリーにソコまでの燃費改善など見込めなかったのだ。ロータリーを残す上で、3ロータリーを残す方が技術インパクトあったハズ。

仮に、コスモかRX7どちらか残れば、3ロータリーや4ロータリーのミドシップスポーツやれる可能性もあった。

RX8では、2ロータリーでもノンターボ、カタログトルクも2/3、益々踏まなくてはいけないクルマになった。一般の燃費もさほど向上するワケでもなく、スタイリングイメージの低さコンパクトさも薄れた。

せっかく、4ドアイメージを上手く繕った後部観音ドアだったのに。

 

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【復刻版カタログ】日常を変えるスポーツカー。新感覚4ドア、マツダRX-8 (LA-SE3P型)の肖像
2024.01.08 13:35掲載カー・アンド・ドライバー

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2003年_マツダRX-8(LA-SE3P型)

2003年に登場したマツダRX-8(LA-SE3P型)の復刻版カタログ。カタログはデビュー時の2003年4月版(スタイル編20ページ、メカニズム編24ページ/実寸298×210mm)。マツダRX-8は「スポーツカー進化形」として、まず1999年に「RE-EVOLV(エボルヴ)」の名でコンセプトカーを発表。2003年にRX-8として正式デビューした。効率を徹底追求した13B-MSP型ロータリーエンジン(RENESIS)を動力源とし、“フリースタイルドア”と呼ぶ観音開き4ドア構造の採用で、走りと実用性を高次元で融合したことがポイント。ロータリーならではのシャープなパフォーマンスと、フル4シーターパッケージングにより、多くのファンの共感を集めた。

パフォーマンスを徹底追求したアルピーヌA110Rが日本デビュー。車両価格は1500万円に設定

最上級グレードのタイプSのパワースペックは250ps/216Nm、トランスミッションは6速MT。ボディサイズは全長×全幅×全高4435×1770×1340mm。駆動方式はFR。前後重量配分はスポーツカーの理想である50対50を実現していた。カタログでは「スポーツカーを変える、あなたが変わる。マツダRX-8、デビュー。」のキャッチで、「そのスポーツカーには、非日常と日常が棲んでいる。鮮烈な日常を楽しみ、心地よい日常を愛するすべての人々に。スポーツカーを夢で終わらせないスポーツカー」とRX-8の魅力と個性を語りかけた。2003年デビュー時の新車時価格は240万~275万円。

※資料提供/ブックガレージ

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