ランボルギーニにとって、幸せか?

VWアウディーにとって、ランボルギーニドゥカティーやポルシェを抱えているから権威付けられているのだ。ロールスロイス買収失敗で掴まされたベントレーも、また然りだ。ポルシェとは、ピエヒとの出来レースだったし。

ただ、ランボルギーニドゥカティーにとって、いやポルシェにとっても、このグループにいるコトがクルマ作りに災いしてないか?

ポルシェはボクスターやケイマンまでは良かったが、クロカンやパナメーラなどは手を染めるべきクルマだったろうか?むしろ、ポルシェのマークさえ付いてれば良いと、ツアレグやティグアンらの皮替をさせられたのではないか?

同様に、ランボルギーニもR8の皮替でガヤルドやウラカン、ツアレグからウルスを作らされた。ムルシェやアヴェンタは4WDにさせられて、ミドシップ車の本来の在り方を変えられてしまった。今や、アイデンティティーはドアだけだ。

存在はしても、生き残っているだけで、車両のらしさを失ってしまっているのは、このグループ配下メーカーの特徴だ。

いずれ、ダメになってしまうと思う。

そんなクルマに大枚ハタいて、有り難がって乗ってるヒトが哀れだ。

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【売却の噂に決着】フォルクスワーゲン・グループ、ランボルギーニ売却せず 取締役会発表
12/16(水) 6:05 Yahoo!ニュース
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 ベントレーアウディ傘下へ
ランボルギーニ・シアンとドゥカティ・ディアベル1260
text:Piers Ward(ピアーズ・ワード)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

【写真】シアン、ウラカンアヴェンタドールランボルギーニスーパーカーを写真で見る】 (194枚)

フォルクスワーゲン・グループの取締役会は、ヘルベルト・ディースCEOの電動化改革を支持することを表明した。同時に、今回の発表では、ランボルギーニドゥカティがグループ内に残ることも確認された。

一方のブガッティは、EVメーカーのリマックへの売却の可能性があるとされているが、その報道についてはまだ何も語られていない。

グループ再編により、ベントレーは2021年3月1日からアウディの傘下に入ることになる。ベントレーは電動化への転換を進めており、アウディのアルテミス計画がその重要な側面を担っている。

取締役会の発表に先立ち、ディースは2023年以降の契約を延長し、Together 2025+戦略を推進するために、事実上の信任投票を強行していた。

ディースの契約に関する発表はなかったが、フォルクスワーゲンは新CFO最高財務責任者)にアルノ・アントゥリッツを起用するなど、ディースの人事案を受け入れている。

さらに、同社の声明によると、「取締役会は、特に電動モビリティとデジタル化を中心としたTogether 2025+戦略を全面的に支援することを全会一致で決議した」とのこと。

コスト削減の一環として、今後2年間で材料費を7%削減することも発表されている。調達部門と部品部門の分離が決定し、ヴォルフスブルクの本社は電動モデル生産拠点のハブとなる。

これにより、フォルクスワーゲンのフラッグシップEVはヴォルフスブルクの本社で生産されることになる。どのようなクルマになるのかは語られていないが、開発・生産はアウディのアルテミス計画の原則に近いものとなり、研究開発段階での効率化が期待されている。
AUTOCAR JAPAN

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