トシ取って乗るクルマ

水草一が書くとなれば、こんなコトだろうと思ったが、モータージャーナリストの肩書を持つヒトの割に、やたら中途半端だ。

S660?アクティー?320d?タント?フェラーリやポルシェ?現行や生産終了近なのか、過去品を用途や再調達価格などどんな視点で選んだか、とか記述不足だと思う。

例えば、S660を選ぶ視点は、ミドシップ?オープン?サイズ?スペック自体は大したコトない。オープンと言ってもタルガトップ程度のオープン。ビートやカプチーノコペンはフルオープンになる。また、この軽自動車系のミドシップは、車重の割にパワーもトルクもない。MRSなら、ミドシップのフルオープンだし、初代や2代目ロードスターならフルオープン、パワーもトルクもある。3代目や現行は興醒めしたが。単に、ミドシップというなら、SW20のMR2、Tバーかタルガトップがあったハズ。コレらは、S660を買うより、タマ数少なくても遥かに安い。

320d?BMW3シリーズというだけでレア感はないし、ディーゼルと合わせ、何を求める?マツダCX系の方が優れた選択だと思う。

フェラーリやポルシェ?もはや、車種すら挙げない?フェラーリもポルシェも、今は企画的にガタガタになってる。何を選ぶか、という主張すら見えない。

フェラーリはエンツォ死後のクルマはデザインダメで、エンジンスペック頼み、裸の王様側近みたいなモータージャーナリストがヨイショしてるだけだ。

ポルシェはVWアウディーの影響で、クロカンや高級サルーンに手を出し、ボクスター/ケイマンと911も性能構成がガタガタになっている。

あまりに、記述不足だと感じる。

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50歳から乗りたい!趣味性で選ぶ濃厚"オジカー"
6/14(月) 18:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb


  異論はあるかもしれないが、幼少期に1970年代の「スーパーカーブーム」を体験し、免許を取った頃にバブル期を体験した世代こそが、クルマ好きの黄金世代ではないだろうか。

【画像ギャラリー】50歳から選びたい!中高年の趣味を充実させる"オジカー"

  そのクルマ黄金世代も、現在では50代真っ盛り。若い頃からのクルマの趣味嗜好はなかなか変わらないが、年齢とともに意識は少しづつ変わる。交通法規の締め付けは厳しく、電動化へのカウントダウンが迫ってくるなど、自分は変わらなくても世の中は変わる。

  では、中高年になったクルマ好きは、今後どうやって積極的にクルマを選び、楽しめばいいのだろうか?今回はそのヒントみたいなものを、中高年代表ということで、今年で59歳になった自動車評論家の清水草一が考えてみた。

 文/清水草一 写真/フォッケウルフ、本田技研工業BMWジャパンメルセデス・ベンツ日本

■速すぎないし維持費も安い軽スポーツ
 
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2022年での生産終了が発表されたホンダ S660


  タイトルにある「オジカー」だが、そもそも最大の趣味が「クルマそのもの」というオヤジはこの世の中に多いはず。そうなると老後も相変わらずクルマを主役にしなくちゃならない。そこで、まずはこれだ。

  世の中、速く走ることが難しくなりつつあるし、ドライバー側の肉体(特に動体視力)だって衰えるから、速いクルマで楽しむことはどんどん厳しくなる。

  もうクルマは速過ぎないほうがいい!逆に遅いくらいのほうがいい!維持費の安い軽ならば、増車も不可能ではないってことで、嫁には運転できないMTだって許されるかもしれない。軽スポーツカーこそ、クルマが趣味の中高年に最適だ。

  ならば、世界最小のスーパーカー・ホンダ S660がいい!と言いたいところながら、絶版決定ということで、現在、中古車価格は高騰中。それでもS660へ突撃する者はアッパレながら、もっと手の届きやすいアルトワークスやN-ONE RSのMT車でも充分である。

  軽スポーツは女子ウケが悪いことで有名だが、実際に中高年になってみれば、モテたいという気持ちもきれいサッパリ消滅する。今こそ軽スポーツで小さなシアワセを得ようではないか!

■走りも楽しいし帰農もできる軽トラも魅力的!
 
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惜しまれつつも、この春で生産終了となってしまったホンダ アクティ。最近、軽トラは、岩城滉一さんやヒロミさんなど芸能人も購入して注目されている!


  いま、「軽トラ」こと軽トラックが大注目だ。よく見ればクールでカッコいいし、軽トラを買えば、「農園を借りて趣味の農業を始めてみよう!」という気にもなりやすい。最近の軽トラは上級グレードを選べば快適性も高く、安っぽさはまったくない。

  軽トラにはMTがしっかり生き残っているから、MTを選べばさらによし。加速は相変わらず遅めですが、遅い軽トラをMTを駆使してスムーズに走らせるだけで、クルマ好きの趣味として成立する!

  駆動方式も多様だ。絶版間近のホンダ アクティはミドシップ、旧スバル サンバーはRRで、それぞれ「農道のNSX」、「農道のポルシェ」との異名を取る。

  リクライニングシートが欲しければ、ハイゼットジャンボとスーパーキャリイがある。ホントの農家じゃないかぎり、荷台の広さはそんなに必要ないので、キャビンは広いほうがいいから、ジャンボ系は一挙両得。軽トラに乗るオッサンは、周囲からも一目置かれるはずだ!

■見栄とゴルフエクスプレスを兼ねた先行車追従クルコン付きセダン
 
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筆者の愛車は先代BMW 320d。ACCが欲しくてこれを選んだ


  中高年の趣味の代表といえばゴルフ。ゴルフ場では相変わらずセダンが主流にで、ミニバンや軽など世の中の主流のはずのクルマが超少数派という、日本に残された数少ないオッサン帝国でもある。

  ただ、ゴルフ場は市街地から遠いので(特に首都圏の場合)、ロングドライブが得意なディーゼルエンジン搭載車が向いている。ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が付いていれば、行き帰りの高速巡行もラクチンそのもの。渋滞も怖くない。

  手前味噌で恐縮ですが、私の愛車は、ACC付きの先代型BMW 320d。別にBMWじゃなくてもいいんです。メルセデスのCクラスでもいい。いずれにせよBMWメルセデスは、男の見栄のひとつの終着駅じゃないでしょうか?

  男として生まれて、憧れのドイツ車でゴルフへ行くというのは、昭和的価値観における王道。どっちも先代モデルなら、100万円台でラクに買える。クルマとしての満足度も非常に高い。

車中泊の可能性と節約&安全を兼ねた軽ハイトワゴン+α?
 
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売れ行き好調な日産 デイズ。兄弟車のルークスならさらに室内が広い!


  50代になり、これから新しい趣味を始めようと思っても、何をしていいかわからないものです。私にもわかりません。でもクルマ好きなら、クルマで遠くに行くことを考えただけでワクワクする。車中泊は憧れの境地だ。

  それを実現してくれそうに思えるのが軽ハイトワゴン!なにせ世にあふれかえっておりますので、どこかエンスージアスト的なクルマ好きにとっては、「大衆に紛れるヨロコビ」みたいな部分が新鮮ではないだろうか。

  たいていの軽ハイトワゴンが車中泊に対応しておりますが、個人的には、シャシーにDNGAを採用したダイハツのタントが最も走りがいいと思っております。あんなに頭でっかちなのに、重心が低くてコーナリングも安定しまくり!本当にビックリする!カーマニアの密かなヨロコビですね。最新の軽なら安全装備も充実してるので、70代まで安心安全だ!

  もうひとつだけ提案させてもらうなら、生きた証としてのフェラーリやポルシェです。最終的にはここに戻ってしまいましたが、値上がりも期待できるので、老後の備えの投資も兼ねて、人生の最後っ屁としていかがでしょう?リスクもゼロではないですが、リターンはすさまじい。株を買うようなものだと思えば気もラクになる。いざとなったら売ればいーんだし。

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