Hナンバー、税制優遇は?

日本はサルマネ国だと、過去ドイツなどから言われて来た。先進国を名乗る、何でも先走る国に成功も失敗もヤらせて分析し、必要なコトを踏襲すれば良いのだ。逆に、日本独自の方が良いコトもあるし、良かったモノを変えてダメにしてもいる。3公社5現業民営化や年功序列&終身雇用廃止は、欧米化バカ経営者を作り、企業フィロソフィーを破壊した。日本自体、国家財政も破綻している。

このHナンバーは、ある意味アメリカの25年ルールにも似ているのか?税制優遇はどれくらいだろう?良いモノなら、マネすれば良いのだ。

ワタシは89年モノのアルピナB12-5.0BMWと、98年モノのポルシェ996カレラを持っている。今度、アルピナは買い替え、BMW Z3に乗り換えるが、こういう制度になれば、考えたい。

自分が乗るならRWD、ポルシェかBMW、基本的なステレオや空調やETCやナビがあれば、それで良いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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クラシックカー人気ランキング】ドイツでもっとも人気のあるクラシックカーとは? 1位から5位までは想定通り?
8/20(土) 10:20 Yahoo!ニュース
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ドイツにおけるクラシックカーへの熱意は途切れることがない。
 
ドイツのクラシックカーファンに大人気のメルセデスW123
2022年、前年を上回る記録的なHナンバーのクラシックカーが登録されている。今回AUTO BILD KLASSIKがドイツ人の最も好きなクラシックカーを明らかにする。

電気自動車の波に押されて内燃機関の終焉が目前に迫る中、ドイツのドライバーにとって、クラシックカーとはどういう存在なのだろうか? クラシックカー(Hプレート)への登録統計を見れば、この疑問に対する明確な答えが見つかるだろう。クラシックカーへの熱意はまだまだ途切れることがないようで、2022年1月1日時点で、ドイツでは再び前年を上回るHナンバーへの自動車が登録されたのである。

正確には、Hナンバーの乗用車が648,365台登録されていた。これは、連邦自動車交通局(KBA)が発表した数字だ。2021年1月1日時点での584,476台と比較すると、10%増に相当する。Hナンバーを獲得すれば税制面を始め様々な利点がある。

ドイツで人気のあるクラシックカーのトップ10をHナンバーの登録台数でランキングしてみた。1位は43,562台で、メルセデス・ベンツ「W123」シリーズだ。さらに、これらのモデルシリーズの30歳以上のクルマのうち、Hナンバーの割当率は61%となっている。

林晃平: 今や「W124」でさえ、「ネオクラシック」などと評されているのだから、「W123」はもちろん立派なクラシックアイテム。威風堂々とした、たたずまいながら、威圧感の少ないデザインは、最近のラインナップに怖い顔の蔓延しているメルセデス・ベンツのデザイナーによく見てほしい。写真は丸4灯ライトなため、上級の「280」ではないが、カラーホイールキャップとおそらくMBテックスのシートがなんともいい雰囲気である。リアシートに「ヘッドレストが見当たらないが、本国ではオプション装備であった。

 
Hナンバーの登録台数では、熱心な愛好家たちによる長い人気を誇るVWビートルが2位を獲得している。
2位はVWビートル(Hプレート43,193台)だ。そのモデルシリーズでは、Hライセンス登録比率が78%となっている。3位はVWバスファミリー、すなわち「VW T1」、「T2」、「T3」、「T4」(登録台数29,238台、Hナンバー率59%)であった。

林晃平: まあドイツ人にとっては「VWビートル」は、タクアンのようなもので、欠かせない実用の道具なのだろう。「ビートル」と「ミニ(もちろん昔の)」と「2CV」と「フィアット500(これも昔の)」は、ガソリンが世の中からなくなる最後まで、地球上のどこかで走り続けているのではないだろうか。

 
オールディーズの人気車種第4位は、メルセデスSLだ。
4位は、メルセデスの「SL」の文字が入ったモデル(29,210台、Hナンバー割り当て率81%)。5位は「ポルシェ911(製造番号911/993/996、Hプレート登録総数21,774台)」でHライセンス登録比率は84%、僅差で6位に「メルセデスSクラス(21,060、80%)」、7位はVWゴルフ(20,483、26%)と続いている。

林晃平: 「R107」のSLは、決してスポーティさを追求した自動車ではなく、ゆるゆるっと快適さとゴージャスさを追求した、豊かな2シーター(4シーターもあったけれど)クーペなのである。その部分がクラシックアイテムになった今となっては、なんともいい感じを醸し出している。本来「メルセデス・ベンツSL」というのは、こういうジャンルの車であるべきで、数値とか絶対性能を追い求めるのはほかの車種に任すべきである。写真の一台も、レッドと明るいビスケットの内装で、実に豊かな雰囲気の一台。四角いドライビングランプも上品で素敵である(エアダムスカートがついているし、ホイールから推測すると後期モデルの560SLあたりか・・・)。

 
老舗のメルセデス200「シュトライヒャッハト(W114&W115)」もトップ10に登場している。以前はAUTO BILD KLASSIK編集部の長期テスト車として活躍していた。
林晃平: 「W114&W115 メルセデス200」。まごうかたなきメルセデス・ベンツとはこういうののこと。両端がとがった形状のヘッドレストやカラーホイールキャップがこの当時のメルセデス・ベンツの雰囲気を醸し出している(明るいボディカラーと、素通しのウインドーが美しい。メルセデス・ベンツは本来こうあるべき)。エンブレムでわかるように、これは「230」の4気筒モデル。間違いなく2,300ccで4気筒、と明確だったのはもう昔のことになってしまっているのが残念だ。

トップ10の8位以降は、「BMW 3シリーズ(E21)」および「E30(15,744台、38%)」、メルセデス190(W201、13,861台、38%)、「W114&W115 メルセデス200(8,599台、83%)」がランクインしている。

ドイツメーカーのHナンバー車両が大半を占める
ブランドを見ると、ドイツのクラシックカーファンの間では、メルセデス・ベンツが明らかに1位であることがわかる。2位のフォルクスワーゲン、3位のポルシェ、4位のBMW、5位のオペルなどが表彰台に続いている。Hプレート装着車の68%はドイツメーカーのものだ。それに続くのが、アメリカ、イギリス、イタリアのクラシックカーである。

Hプレートはすでに25年前のもの!
 
Hナンバープレートは1997年に初めて発行された。現在では、メルセデス190の多くにもその文字が刻まれている。
1997年1月1日、1号車がHナンバーを取得した。アルファベットと数字の末尾に憧れのHをつけたのは、「VWビートル」、「オペル カデットA」、「ボルボ アマゾン」など、1967年の車種が最初である。

林晃平: 「W201」にもHナンバーかと思うと、なんだか感慨深い。朴訥ながら使いやすいトランク開閉の押し込み式ノブや、泥や雪がついても視認性が落ちないといわれたテールランプ、交換工賃の安い黒のプラスチック素材のバンパー・・・。これらがメルセデス・ベンツからなくなり始めたのはいつのことか・・・。

ドイツの自動車使用年数は長くなってきている
ドイツで登録されているHナンバーのクルマの多くは、現在30~34歳で、つまり1980年代のものである。2番目に多いのは50~59歳で、1960年代に初めて登録されたクルマだ。

しかし、ドイツ共和国の自動車総数に占めるクラシックカーのシェアは一貫して低い。2021年同様、1.1%だ。

ドイツで登録される自動車の使用年数は上昇し続けている。2012年はまだ8.5年だったが、現在は10.1年と2桁になっている。バイク、モペット、スクーターはさらに古い。平均寿命は19.1歳だ。
Lars Hänsch-Petersen

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