試合終了、日本8-1中国。勝ち味の遅さは変わらず!

試合終了、日本8-1中国。

終盤まで3-0/3-1、中国相手でも勝ち味の遅さは変わらず。

四死球含め、走者はいっぱい出した。しかし、初回押し出しの1-0で3回まで。4回裏、大谷3打席目の二塁打で漸く2点追加。二塁出塁時にタイムを取り、通訳に交替と戸郷への登板タイミング繰り上げを伝えたのだろう。2番手戸郷は、5回表を三者連続三振で済ませたが、ソロ本塁打を被弾。大量失点にはならなかったが、あのプレ12の則本⇒松井裕を思い出した。

勝利投手はWBCルール?4回で降りたのに、大谷についた。てっきり、5回を戸郷に譲ったのは、勝利投手を譲ったと思った。

第2戦の相手韓国は、初戦オーストラリアに負けた翌日になる。

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“二刀流”大谷翔平侍ジャパン初戦快勝!4回無失点&マルチ安打の活躍、終盤山田のタイムリーから一挙4得点【WBC
3/9(木) 22:49 Yahoo!ニュース
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侍ジャパン大谷翔平選手
■カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 東京プール 日本代表-中国代表(9日・東京ドーム)

侍ジャパンはWBC1次ラウンドの初戦で中国代表と対戦し8ー1で勝利。3大会ぶりの“世界一奪還”に向け白星発進となった。

先発の大谷翔平(28)が最速160キロをマークするなど4回49球を投げ、被安打1の無失点、奪三振5の力投をみせた。打撃ではチームで今大会初となるタイムリーを放つなど4打数2安打2打点とマルチ安打の活躍。打線は中盤快音が聞かれず、重苦しい空気が流れたが、7回の牧秀悟(24)のチーム初アーチをきっかけに一変。8回、大谷のこの日2安打目からチャンスを作ると、不振だった途中出場の山田哲人(30)にタイムリーが飛び出すなど4点を追加し突き放した。

投手陣は大谷からバトンを受けた2番手の戸郷翔征(22)がソロ本塁打を浴び、2人のランナーを背負う場面もあったが3イニングを1失点で切り抜けた。3番手の湯浅京己(23)は3者凡退、最後は伊藤大海(25)が抑えリードを守り切った。WBC初戦を白星で飾った侍ジャパンは、翌10日の第2戦で韓国と対戦する。

◆大谷が国際試合初の“リアル二刀流”
 
投打での活躍をみせた大谷翔平選手
WBC初陣のマウンドを任されたのは「3番・ピッチャー」、“世界の二刀流”大谷。ベンチには、左脇腹を痛めWBCを辞退した鈴木誠也(28)の「51番」のユニホームが飾られ、14年ぶりの世界一へ“31人”で臨む思いが表れた。

プレーボールがかかると静寂に包まれ、球場中の視線が注がれた大谷の1球目は、157キロのストレート。外角低めに外れたが満員の観客がどよめいた。1球1球に歓声があがるなか、カウント2-2から外角高めのスライダーで先頭打者を空振り三振に打ち取った。立ち上がりはスライダーが高めに浮いたが2番・楊晋(24)、3番・真砂勇介(28)の打席で徐々に修正し、1回は3者凡退に抑えた。

侍ジャパン最初の攻撃は1番・ヌートバー(25)が1球目のストレートをセンター前へ弾き返し出塁、続く2番・近藤健介(29)は四球。チャンスで3番・大谷が打席に入ったが、中国先発・王翔(19)のコントロールが定まらずストレートの四球。無死満塁とチャンスを広げると4番・村上宗隆(23)も四球で押し出し。侍ジャパンが先制した。

2回、大谷は徐々にギアを上げていきストレートの球速は160キロをマーク。そして、微妙にコントロール出来ていなかったスライダーで5番・R.チャン(39)、6番・曹傑(25)を連続三振、試合中に修正していった。

2回、2死満塁で迎えた大谷の第2打席は、中国の2人目・王 唯一(20)の140キロのストレートにタイミングが合わず、バットの先でショートゴロ。侍ジャパンはチャンスを生かしきれなかった。

1対0で迎えた3回、投手・大谷は8番・羅 綿駿(28)にスライダーをバットの先に当てられ、打球はセンター前へ。これにセンター・ヌートバーが判断良く突っ込み、スライディングキャッチ。守備でチームを盛り立てた。

4回には1死から1番・ヌートバーがファーストへのゴロ。これをファーストが弾くとヌートバーは全力疾走で1塁を駆け抜けエラーで出塁。2番・近藤がライト前ヒットでチャンスを広げると1死一、三塁で3番・大谷が打席に。低めのツーシームを逆らわずレフト方向へ運び、チーム初タイムリーとなるフェンス上段直撃のツーベースで3対0、重苦しい雰囲気を“二刀流”のバットが吹き飛ばした。

5回からは2人目・戸郷翔征(22・巨人)がマウンドへ。大谷は4回を投げ49球、被安打1、奪三振5、失点0でマウンドを譲り、“大谷ルール”で指名打者として出場を続けた。戸郷は慣れ親しんだ東京ドームのマウンドで3者連続三振と流れをしっかり受け継いだ。

6回、戸郷は、日本育ちで東海大菅生高校出身、日本野球を知る中国の1番・梁培(24)にストレートを捉えられレフトスタンドへソロホームラン、3対1と2点差に詰め寄られた。

7回、戸郷は1死一、二塁のピンチを背負うと6番・曹傑に10球粘られたがフォークで空振り三振、7番・寇永康もフォークで空振り三振と得意のボールを思い切って投げ切った。

戸郷の粘りのピッチングにその裏、7番・牧秀悟(24・DeNA)が中国4人目の蘇長竜(41)の遅いボールをしっかり引きつけ右方向へ、ライトスタンドへ侍ジャパン1号で4対1と追加点を挙げた。2死から1番・ヌートバーがエラーで出塁すると盗塁を決めるなど得点には結びつかなかったが全力プレーで貪欲に次の塁を狙う姿勢を見せた。

8回、大谷の第5打席、中国5人目の伊健(22)から痛烈なライト前ヒット、この日2安打目をマーク。ここから1死満塁のチャンスを作ると途中出場の山田哲人(30・ヤクルト)がレフト前へタイムリー、9番・甲斐拓也(30・ソフトバンク)にもレフト線へのタイムリーツーベースが生まれるなど8対1、大谷のヒットから侍打線が中国を突き放した。

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