江川卓、もう現役を離れて日テレのスポーツキャスターになって、３０年以上になるのではないか？
嘗て、第１期長嶋茂雄監督下で、あの江川事件は起きた。江川卓は当時｢家族親戚が知らない球団に行きたくない。野球テレビ中継ある唯一の球団、巨人に行きたい。｣という意図の発言をして、前年のクラウンライター⇒西武ライオンズ交渉を拒否、翌年阪神にも交渉拒否の姿勢を見せた。"空白の１日"契約を却下した金子コミッショナーが、阪神-巨人に｢相応の選手でトレードを！｣と提案した。ソコで、加藤初や堀内や新浦と並ぶ長嶋巨人セ・リーグＶ２のエース、小林繁が阪神に移籍するコトになった。当時から、ＮＢＡやＭＬＢでは契約即トレードやドラフト権利トレードもあった。しかし、１浪までして騒ぎになったのは江川だけだった。
巨人入団したが、１軍に１ヶ月出場停止だったハズ。チームリーダー王貞治は、チーム挙げて江川登板試合に打たない勝たない野球をした。ソレでも２年目から２年連続最多勝、３年目は２０勝した。２年で長嶋監督が退任、続く３年は藤田監督＆王助監督、最後の４年は王監督だった。今度は反王監督で過ごした。９年で１３５勝、平均１５勝はスゴい数字だが、リーグ優勝は３度、日本一は１度だけだった。
引退後、日テレのスポーツ番組キャスターになったが、基本は巨人しか取材に行かない。後は、話題になった選手との対談くらい。同様にスポーツキャスター転身した小林繁や栗山らと比べ、取材アクテビティーが全く落ちる。そうした行動力や行動半径は、小林繁の投手コーチ復帰や栗山の日ハムやＷＢＣ監督経験に活きた。しかし、江川は、巨人にすらそれほど取材してないから、ホープ選手すら大して知らない。基本は、主要メンバーしか知らない。
だから、巨人の８回を救う適任者と聞いても、カレはテレビに映る投手すら知らない可能性が高い。逆に、テレビで打たれた投手が日頃練習やファームでどんなでどう首脳陣に期待されてマウンドに上がったかも知らないだろう。だから、適性とか判断するほど、今の巨人投手陣すら知らないだろう。
いっそ、水曜日のダウンタウンなどで、｢元巨人の江川、今の巨人１軍全投手すら知らない説｣とかやってもハマるように思う。
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巨人 魔の八回を救う適任者は誰？ 江川卓氏が候補者の条件を解説 ５月全６試合で失点中
5/8(月) 21:37 Yahoo!ニュース
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江川卓氏
野球評論家の江川卓氏が８日、自身のユーチューブ「江川卓のたかされ」を更新し、５月の全６試合で失点している巨人の「魔の八回」の対処法について言及した。
【写真】７日の中日戦の八回、四球連発の直江に降板を告げる原監督 笑顔が怖すぎる
２日のヤクルト戦では勝ち越しの２点を奪われ、１点リードの５日・中日戦では一挙６失点、６、７日の同戦では１－１の同点からともに決勝点を奪われ、今季２度目の同一カード３連敗。チーム防御率は１２球団ワーストの４・２６で、八回に限れば同６・３９と最も悪い数字になっている。
江川氏は「九回に大勢というピッチャーがいらっしゃるので、九回まで持っていけば勝ちゲームになると。ただ、『アナタは八回を投げてね』という状態のピッチャーが投げてないから魔の八回なんでしょうね」と、中継ぎ陣の駒不足が招いた事態だと分析した。
現状を打破するための策を問われると「ピッチャーっていうのは一緒に生活してないと、本当にハートが強かったり、ピンチが来るとちょっと弱気になったりだとかが分からない。なので、簡単に軽率に『このピッチャーがいいとか、これが良くないよ』と言うのはすごく難しい。性格を知らない決めようがない」とし、ハートの強さを持った投手が八回の適任者であると位置づけていた。
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