ニッサンR32スカイラインGT-R、レプリカ度の高さ!

ニッサンR32スカイラインGT-R、この当時、グループA規定で市販車両ベースでレースをしていた。もちろん、トヨタではスープラターボA、ニッサンでもR31スカイラインGTS-RというグループAホモロゲ車両は存在していたが、ソコまで圧倒的強さはなかった。ソレ以前は市販車ベースとは名ばかりのシルエットフォーミュラーだった。

このR32GT-R、RB26DETTとアテーサE-TSとエアロパーツ雰囲気そのままのクルマだった。RB26かアテーサE-TSどちらかで良かったのに。そして、そのクルマで大人げない強さを発揮し、グループA競技を終わらせてしまった。ソコソコ勝つという観念がなく、競技をダメにした。

R32モデル後期ではグループAが終わり、GT規定、GT-RもFR車両で走るコトになった。R33GT-Rはエンジン搭載を前後逆にしてフロントミドシップFRに、R34GT-Rはよりフロントミドシップ化のため、V6ターボに換装された。R35GT-Rは、市販はV6ターボ4WDだがGT車両はV8FRだった。GT3車両はV6ターボのままFRだが、今の全日本車両は直4ターボFRだ。

エンジン的にもプロポーション的にも、レプリカ度に差があり過ぎている。

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【憧れの車シリーズ】「R32型スカイラインGT-R」なぜ人気が衰えない? 名機を搭載した正統派スポーツカーの魅力
7/20(木) 6:50 Yahoo!ニュース
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日産 スカイラインGT-R
 日本が誇る名車は数多くありますが、国内外問わず人気のある名車の1つが日産「スカイラインGT-R」です。平成初期から2000年代初頭まで製造・販売された、いわゆる第2世代のGT-Rは、今も根強いファンが多い車です。

【画像】スカイラインGT-RBNR32型) 魅力的なスタイリング

 今回は、第2世代GT-Rの初めに発売された、「スカイラインGT-RBNR32型)」の魅力を紹介します。

スカイラインGT-RBNR32型)の魅力:伝統的なスポーツカーの血統
 日産のスカイラインは、言わずと知れた日本の名車と呼べるシリーズです。中でも、特別な車にだけ与えられた「R」の文字がついたスカイラインは、レースに勝つことを目的として開発されたスポーツカーであり、日本を代表する高性能車の1つです。GT-Rというグレードは、かつて人気を博した「箱スカ(3代目スカイライン)」や「ケンメリ(4代目スカイライン)」といった昭和を彩った車に与えられていました。

 平成に入り復活したBNR32型にもGT-Rが存在している点からも、GT-Rは伝統的な車といえるでしょう。

スカイラインGT-RBNR32型)の魅力:魅力的なスタイリングと走行性能
 BNR32型の魅力は、比較的小型ながらも堂々とした佇まいにあります。。またBNR32型はいわゆる3ナンバーサイズですが、ベースモデルは5ナンバーサイズです。そのベースに大径ホイールを装着し、コーナリング性能を高めるために拡大したフェンダーの造形が、いかにもレース向けの車のようです。

 走行性能は、BNR32型から採用された電子制御トルクスプリット4WDの「ATTESA(アテーサ) E-TS」や、4輪操舵機構「スーパーHICAS」により高いコーナリング性能を発揮。名機と名高いエンジン「RB26DETT」の性能と相まって、レースで連戦連勝するほどの実力でした。

スカイラインGT-RBNR32型)の魅力:究極のエンジンを搭載
 BNR32型から始まった第2世代GT-Rの心臓部には、日産が開発した名機と呼ばれるエンジン「RB26DETT」が搭載されていました。RB26DETTの排気量は2600ccですが、中途半端に感じるこの排気量には理由があります。開発当時、グループA車両で戦われていた「全日本ツーリングカー選手権」での勝利を目指していたからです。

 当初は2400ccで開発されていましたが、緻密な計算の結果、排気量がアップされたという話があります。

 ちなみにこのRB26DETTは、過酷なチューニングにも耐えられる設計で、1000馬力以上を叩き出すことも可能なのです。最終型であるBNR34型が生産中止となった2002年以降も、モータースポーツの第一線で活躍しているエンジンの1つです。

スカイラインGT-RBNR32型)の魅力:30年以上も人気が衰えない
 BNR32型が生産終了してから約30年が経過していますが、中古車市場では非常に人気が高く、また海外輸出需要もあることから高値で取引されています。今この車を買うと、数百万円の出費は余儀なくされます。

 また古い車特有の故障時の部品欠品問題についても、発売元の日産自動車から復刻部品という形で生産されているので、万一の時も安心です。

 状態の良い個体に出会うことは難しくなってきていますが、憧れの車を保有できるチャンスはまだあるでしょう。
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