ニッサンＲ３２型スカイラインＧＴ-Ｒ、本来、ココまでのスペックは必要なかった。元々、Ｒ３１スカイラインＧＴＳ-Ｒですら星野や鈴木亜や長谷見を乗せ、グループＡで勝てていた。トヨタでも、７０スープラ３リッターターボＡを関谷＆小河で辛うじて表彰台程度だった。まだ、Ｒ３２企画時点では超２リッター優遇税制にはなってなかったから、２.６リッターのＲＢ２６は意味がなく、ＧＴＳ-ＲのＲＢ２０ＤＥＴ-ＲをＲＢ２０ＤＥＴＴにするだけでも良かったし、エンジンはＲＢ２０ＤＥＴ-Ｒ据え置きでアテーサＥ-ＴＳ装備だけでも良かった。
新車に置き換える時、速さの見せ方や勝ち方というモノがある。直線かコーナーどちらかで速ければ良い、ドコでも速いと競れない。程々に勝ち、程々に負けないと、競れない。グループＡでは、市販化してないと装備デキないから、他メーカーが導入するにも手遅れ、グループＡの競技自体が破綻した。
グループＡ競技が崩壊した時点で、もうＧＴ-ＲにアテーサＥ-ＴＳを設定する意味などなかった。Ｒ３３ＧＴ-Ｒ以降はＦＲフロントミドシップで作れば、スタイリング/プロポーションや空力やハンドリングで足枷にならずに済んだハズ。
Ｒ３２ＧＴ-Ｒ⇒Ｒ３３ＧＴ-Ｒで、ニュルのラップタイムが２３秒速くなったなどとＣＭで吹いていたが、１代違うなら殆ど誤差、失笑モノでしかなかった。空力とタイヤ、ホイールベース＆トレッド拡張あれば、もっと短縮して然るべきだったが、そうはならなかった。Ｒ３３⇒Ｒ３４では、タイヤの省燃費化でグリップダウンし、むしろタイムダウンしたハズ。
神話？単に、技術早漏だ！
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【復刻版カタログ】16年ぶりに復活したスカイラインGT-Rは、圧倒的なパフォーマンスでマニアを魅了。新たな神話を樹立した！
2023.04.21 14:49掲載 カー・アンド・ドライバー
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‘93スカイラインGT-R（BNR32型）
SKYLINE GT-R
【I LOVE GT-R！】GT-Rは日本の誇り。世界のスーパースポーツと肩を並べる存在である！
カタログは1993年2月版（28ﾍﾟｰｼﾞ編集／実寸300×250mm）。R32型スカイラインGT-Rは16年の空白期間を経て1989年5月に復活（発売は8月）。RB26DETT型エンジンと電子制御4WD（アテーサE-TS）が生む圧倒的なパフォーマンスで新たな“GT-R神話“を樹立しました。1993年モデルは標準仕様に加え、グループAレース3年連続完全優勝記念車のVスペックを設定したのがポイントです。Vスペックはブレンボ製ブレーキ／BBS製鍛造アルミ（17×8JJ）／BSポテンザRE010タイヤ（225/50R17）で走りのポテンシャルを一段とアップ。新車時の価格は標準車（454万5000円）より、71万5000円高い526万円でした。本誌の復刻版カタログは抜粋版でしたが、ロングバージョンをお楽しみください。
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