祝!藤浪晋太郎(29)、オリオールズ移籍決定!

藤浪晋太郎(29)、カネモト&矢野に依る不毛な7年を取り返すべく、今年はただ腕を振るだけで良くなった。カネモト&矢野時代の雁字搦めの象徴、無意味な弓引きポーズもなく、本来気付くべきフォーム欠陥すら意に介さない投げっプリなのだ。NPB経てFAなりポスティングした投手達、ココまで未改善未完成でアメリカに送り出された投手はいない。みんな、実績を積み上げ、MLBで活躍すべく必要な鍛練をし、送り出された。

しかし、藤浪晋太郎の場合、3年目までは投手としては大谷翔平より上、カレより先にCSや日本シリーズのマウンドに立った。阪神の監督以下コーチ陣、ダルビッシュ有田中将大大谷翔平らに巻き込まれてやった、体重バカ増しに依るフォームの狂いを誰一人指摘デキず、7年ムダに過ごさせた。カレらには、去年の完全タテ振り動作の去勢フォームが、精一杯の発想だった。

MLB移籍が決まり、アスレチックスでも最初は去勢フォームで投げていたが、投げるに連れ、元のZ軸捻り織り込んだフォームに戻った。そのため、今でも制球難は残るが、投げながらカラダを絞れているため、フォームのバランスやタイミングが合う率が上がっている。

ダルビッシュ有田中将大大谷翔平は、カラダの捻りやテークバックを小さくして対処したが、藤浪晋太郎だけはフォームを小さくせず、投げながら調整して来ている。

コレで、オリオールズポストシーズンワールドシリーズへの可能性も膨らむ。ダルビッシュ有大谷翔平より先にチャンピオンリングに手が届いたら、教科書の"人間万事塞翁が馬"の例に挙がっても良いくらいだ。

まあ、藤浪晋太郎にとってのカネモト&矢野が、イチローにとっての土井正三になるが。大谷翔平にとっての栗山監督とは、真逆の意味だ!

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藤浪晋太郎が電撃トレード決定 アスレチックスから首位オリオールズに移籍 7月防御率2.25
7/20(木) 8:31 Yahoo!ニュース
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アスレチックス藤浪晋太郎(2023年4月26日撮影)
 アスレチックス藤浪晋太郎投手(29)がトレードで、ア・リーグ東地区首位に立ったオリオールズに電撃移籍することが19日(日本時間20日)、分かった。アスレチックス球団もレッドソックスに6-5で勝利した試合後に、正式発表した。オリオールズからアスレチックスに移籍する交換要員は、3Aに所属する左腕イーストン・ルーカス投手(26)に決まった。

【動画】天国の横田慎太郎さんへ…藤浪晋太郎は左胸をたたき天を見上げて指さす

 藤浪は昨オフにポスティングシステムを使用して阪神からアスレチックスに移籍。メジャー1年目の今季は34試合登板で5勝8敗3ホールド、防御率8・57の成績を残している。

 開幕から1カ月は先発として制球難に苦しんだ。防御率10点台超の時期が長らく続いたが、中継ぎに配置転換されてからは徐々に安定していた。6月以降は19回3分の1を投げて20奪三振防御率3・26。前日18日のレッドソックス戦でも1回無失点と好投し、6月20日から11試合連続無四球を続けている。

 7月の月間成績は7試合登板で2勝1敗1ホールド、防御率2・25。トレード期限の8月1日(日本時間同2日午前7時)を前に、強豪ぞろいのア・リーグ東地区で19日に今季初めて単独首位に浮上したオリオールズが、中継ぎ右腕として白羽の矢を立てた形だ。

 日本時間18日には、阪神で同僚だった横田慎太郎さんが28歳で他界。藤浪は米国時間18日レッドソックス戦で登板した際には、マウンドに上がると横田さんの名前を地面に書き、マウンドを降りる際には空を見上げて天を指さしていた。試合は1回を1安打無失点でチームの8連敗を止め、3ホールド目を挙げた。

 ◆藤浪晋太郎(ふじなみ・しんたろう)1994年(平6)4月12日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭3年時に甲子園で春夏制覇。12年ドラフト1位で4球団競合の末、阪神入団。1年目の13年にセ・リーグでは67年江夏(阪神)以来の高卒新人2ケタ勝利。15年最多奪三振。14年日米野球、17年WBC出場。21、22年は開幕投手NPB通算は10シーズンで189試合(87先発)に登板し57勝54敗、防御率3・41。メジャー1年目の今季成績は7月18日(日本時間同19日)時点で、34試合(7先発)に登板し5勝8敗3ホールド、49回3分の1を投げて51奪三振、30四球(1敬遠)。防御率8・57。198センチ、81キロ。右投げ右打ち。今季年俸は325万ドル(約4億5500万円)。

 ◆オリオールズ 若手が成長し、今季は開幕から好調。19日(日本時間20日)のドジャース戦に8-5で勝利し、レイズが負けたため、58勝37敗で今季初めてア・リーグ東地区単独首位に浮上した。

 最近10試合で8勝2敗と勢いは変わらず、開幕独走で7月1日に今季最大6・5ゲーム離されていたレイズを3週間で一気に逆転した。勝率6割1分1厘はア・リーグトップ。両リーグでも、ナ・リーグ東地区首位ブレーブスに次ぐ好成績。オリオールズが後半戦で地区首位に立つのは、2016年以来7年ぶりとなる。

 特に攻撃が好調で、打線はOPS出塁率長打率)が・750で、ア・リーグではレンジャーズ、レイズ、エンゼルスレッドソックスに次ぐ5位。サンタンダー外野手がチームトップの17本塁打を放つなど5選手がすでに2桁本塁打に到達している。

 投手陣はリーグ9位のチーム防御率が4・22。だがリリーフ陣は同7位の防御率3・74となっている。守護神バティスタが26セーブ、防御率1・00と好調で、中継ぎには防御率1・58の右腕カノ、同2・70の左腕コローン、同3・69の右腕バウマン、同3・89の右腕ベーカーらがいる。監督は今季5年目の指揮を執るブランドン・ハイド(49)。日本人選手はこれまで上原浩治和田毅(メジャーでは登板せず)の両投手が所属した。

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