巨人菅野智之、先日の緊急登板7回3失点が何だって?
日本の野球マスコミ、芸能マスコミ並にバカさを感じるコトが多いが、今更1試合7回3失点なんかで一体何を感じるコトがある?
巨人の背番号18だ!
カレ、年俸にすら見合った働きをした投手だと、思ったコトは殆どない。大卒ドラ1指名の日ハムを蹴って巨人に入団して、何度10勝した?好調なシーズンでも、CS離脱は度々、カレいても日本一は1・2度じゃない?唯一は、日本シリーズでシーズン無敗の楽天田中将大と投げ合い、1勝1敗だった。その時も、巨人は村田-坂本のコンビミスで貴重な1敗、楽天星野仙一に人生唯一の日本一をプレゼントした。
以後、カレが輝いたの、見たコトない。
日ハムに入団してたら、1年目からエースで、巨人との日本シリーズに投げてたんじゃない?活躍デキて、5年くらいでポスティングしてもらえたのでは?
カレが日ハムに入団していたら、翌年ムリして大谷翔平獲りに行かなかったのでは?
原辰徳との関係あったにせよ、巨人が払ってる年俸に全く見合わない。
こんな不名誉な背番号18、どうなの?
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完璧主義だった男が逆境で見せた生き様…巨人・菅野智之の緊急登板「7回3失点」が胸を打つ理由
8/29(火) 11:12 Yahoo!ニュース
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菅野智之 ©時事通信社
映画にドラマ、多くの人々が感動するのはどんな場面でしょうか?
苦難の先の歓喜、背負ったピンチからの逆転。逆境を跳ね返す姿や、絶望を乗り越えていく姿に心を震わせる。そんな作品は数多くあります。
逆境に立たされる主人公に自らを重ね合わせ、感情移入できるのだと思います。
我々プロ野球ファンは選手に惹かれる時、その華々しい活躍に魅せられる一方で、その裏にある苦しく険しい道のりにも大きく感情を揺さぶられます。
今回は苦難のシーズンを過ごす選手にスポットライトを当てたいと思います。2023年のジャイアンツでエースナンバー・18を背負う菅野智之投手です。
苦しい時こそ真価が問われる
今シーズンの菅野投手は、怪我による出遅れで初登板が6月に。7月にはプロ入り最短、1アウトしか取れず6失点で降板し、8月27日現在3勝5敗と、らしくない数字になっています。
実績を並べれば2度の沢村賞をはじめ20個以上のタイトルを獲得している。そんなスーパースターが陥った苦難。
23歳の戸郷翔征投手の10勝、24歳山崎伊織投手の9勝と背番号20と19を背負う後輩の勝ち星に遠く及ばない3勝。
後輩2人よりも若い背番号18を背負う33歳のベテランの心中は、なかなか厳しいものがあるはずです。
そんな中で迎えた8月23日の東京ドームのヤクルト戦。その先発マウンドに立った菅野投手。
しかし、この日は試合開始直前に決まった緊急登板。
登板予定だった選手が練習中に怪我をしたのです。通常こういった時には中継ぎ待機する投手陣でやりくりすることが多いですが、菅野投手は自ら志願したと言います。
本調子とはいえない時に、チームのために一肌脱ぐという行為。
これは僕には絶対にできない芸当です。
純烈というグループで活動している僕ですが、通常時のライブであれば他のメンバーや客席など全体に目を配り何かあれば対応していこうと心構えをしているつもりです。
しかし、体調が優れなかったりした時には、どうしても自分の持ち場を全うすることで手いっぱいに。ステージ上での自分のパフォーマンスに意識を取られ、視野が狭くなってしまうのです。
菅野投手自身、試合後にこう振り返っています。
「絶対誰かが行かないといけない状況。僕の中で迷いとかそういうのはなくて……なんとなく体が動かされたという感じです」
苦しい時に自分のためでなく、仲間のために体を張れる姿。
沢村賞を受賞した時の相手チームに絶望感を与える圧倒的な活躍以上に、この日の菅野投手は僕の胸を打ちました。
チームの成績は大事ですが、投手であれば自分が投げる試合の成績で評価が上下します。つまり、できる限り万全の状態で試合を迎えたいと思うのが自然です。
この日の試合後のインタビューには、菅野投手の変化を感じる部分がありました。
「チームが勝って、自分の仕事は全うしたと思っているので。よかったと思います」
この日は7回を投げて3失点。チームは勝利したものの、菅野投手には勝ち負けはつかずという内容でした。
タイトルを総なめにしていた頃の菅野投手のイメージといえば「完璧主義者」です。
投げる試合では完封、完投を目指し9回に1失点でもしたら、ヒーローインタビューでは納得いかない表情で反省を口にする。
それが緊急登板だったとはいえ、7回3失点という結果でもチームがサヨナラ勝ちを収めたことで安堵とともに自分への及第点を口にしていたのです。
僕は菅野投手に対して、以前よりも親近感のようなものを感じました。
完璧主義で生きるにはあまりにも実力が足りない僕としては、毎ステージ60点くらいを及第点として挑んでいます。
自分の出来やパフォーマンスの中身というよりは、結果としてお客さんが満足気な表情で帰ればOK。その意識はデビュー以来一貫して持っているもの。
この日の菅野投手の「チームが勝ったからよしとする」という雰囲気は、以前にはなかったものだと思うのです。
そして勝ち星では後輩の後塵を拝している菅野投手ですが、その存在感と影響力は絶大なものがあります。
変わらぬ柱であること
チーム1位の2ケタ勝利を記録している今年のエース戸郷投手は、先輩の緊急登板を見て、
「熱いものがありました。いろんな中でもまとめるのがエースなんだなと思いましたね」
と感銘を受けたそうです。
そして脂が乗った23歳はこう続けます。
「ゼロで抑えることが一番ですし、完投目指して頑張りたい」
若きエースである戸郷投手は、自チームの偉大な先輩の代名詞の1つでもある完投を今季リーグ1位の3度記録しています。
そんな後輩に対して菅野投手は、
「ここ数年働けていない僕が言うのもあれですけど、彼にはうるさいなと思うことも言っています」
とコメントしています。
「ここ数年働けていない」という自己評価ですが、今年こそ3勝ですが昨年は2ケタの10勝を記録しています。変わらぬ自分への厳しさを垣間見せると同時に、到底真似できない一面に気づかされます。
「ここ数年働けていない」と、自分で思いながら、好成績を上げ続ける後輩に口酸っぱくアドバイスを送れる点です。
自分が絶好調の時や自分より成績が上がっていない者に対しては、年長者であれば気軽にアドバイスもできると思います。
僕自身デビューから14年目を迎え、後輩からアドバイスを求められることもありますが、あまりスッと答えられません。ましてや自発的に後輩に気づいたことを伝えるのは、なかなか勇気がいることです。
菅野投手のような圧倒的な実績を持っていれば容易なのかもしれないですが、誰にでもできることではないと思います。
栄光の世界一を勝ち取った侍ジャパンのダルビッシュ有投手のような役割も担いはじめているのかもしれません。その姿はまさに柱、いや大黒柱そのものです。
ドラマはどこに向かうのか
今シーズンの菅野投手に、僕は今まで以上に惹かれています。
苦しいシーズンは、逆境に入ってきました。その中で見せる変化に希望が宿り、その中で示すチーム愛に生き様が映っているからです。
今シーズンの残り試合、そして来季以降のシーズンで菅野投手がどのような投球を見せてくれるのかが楽しみで仕方ないのです。
完全無欠な完投完封を連発するスーパーエースの投球も見たい。
試合を作り、6~7回まで投げ後続に託しチームの勝利にはしゃぐベテランの投球も見たい。
打ち込まれ、悔しさを浮かべながらマウンドを後にする姿だって目に焼きつけたいのです。
どのような形であっても、マウンドに立ち続ける姿に勇気をもらい感銘を受けると断言できます。
逆境の今日をどう過ごすか。
チームのために緊急登板をした菅野投手の姿を心に焼きつけ、自分もまた苦しい時にチームのため、仲間のために自然と体が動く人間になりたいと心が奮い立ちます。
菅野智之というドラマを堪能し、心を震わせられる幸せに感謝が尽きないのです。
これからもこの至福の時が続くことを願わずにはいられません。
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後上 翔太(純烈)
記事に関する報告
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