日本シリーズ、メンバー固定の阪神有利?節穴か?

日本シリーズ、メンバー固定の阪神有利?節穴か?

今のNPB、MLBやNBAなどと一緒で、シーズンは必要な順位に入り、プレーオフ以降の短期決戦を見据えて、使えるメンバーを選別して場を馴らすのだ。

メンバー固定した阪神が有利?ドコ見てるの?ソフトバンク見てもわかるだろ?整然と似た場面に起用するだけだったから、控えがプレッシャーやテンションのかかる場面には重大なミスを犯して、去年終始マジック点灯していながら1度も点灯してないオリックスに逆転された。今年は離脱も故障も出て、近藤加入してもオリックスにブッちぎられた。

阪神のレギュラー、今年になって固定されたヒトばかりだ。貢献した投手も、今年起用されたヒトばかりだ。CSや日本シリーズ、初めてのヒトばかりだ。

阪神有利の材料、そんなにあるか?

オリックスには、故障離脱多いネガ要素はある。だが、少なくとも山本由や宮城や田嶋や両山崎や平野ら、基軸メンバーはフツ~にいる。

モノの見方、節穴が過ぎない?

 

 

 

 

 

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岡田阪神がわずかに有利? 対照的な「固定vs自在」…専門家が日本Sを展望
10/28(土) 8:45 Yahoo!ニュース
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チーム防御率は両者今季リーグトップ
 
阪神岡田彰布監督【写真:荒川祐史】
 阪神オリックスの“関西ダービー”となった今年の日本シリーズ。現役時代にヤクルトの名外野手として鳴らし、日本シリーズにも4度出場している野球評論家・飯田哲也氏は「史上稀に見る大接戦になるのではないか」と見る。それでも「あえて予想するなら、4勝3敗で阪神」と“猛虎やや有利”とするのはなぜか。

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 飯田氏は「両チームとも投手陣が先発、リリーフともに充実しています。基本的にロースコアの、しびれる接戦が続くでしょう」と展開を読む。「阪神クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで広島をスイープしましたが、3試合とも相手に先制されながら、投手陣が粘って最小限の失点でしのぎ、逆転勝ちするパターンでした。日本シリーズもあれに似た展開になるのではないでしょうか」と比較的地味な攻防を予想する。

 阪神オリックスの共通点は、今季それぞれのリーグでトップの防御率阪神は2.66、オリックスは2.73)を誇った投手力の充実ぶりにある。阪神のチーム打率はリーグ3位の.247だったが、得点はトップの555。逆にオリックスはリーグトップの.250をマークするも、3位の508得点にとどまった。阪神はチーム本塁打がリーグ5位の84本と少なく、リーグトップの79盗塁の機動力でカバー。逆にオリックス本塁打がリーグトップの109本、盗塁はワーストの52だった。

 両チームのスタメンの動向を比較すると、阪神の岡田監督は不動のオーダーを好み、CSファイナルステージ3試合も「9番・投手」以外、打順も守備位置も同じだった。対照的にオリックス中嶋聡監督は、シーズン中から選手の調子や相性によって自在に入れ替えてきた。CSファイナルステージ4試合で、打順も守備位置も全て同じだったのは「4番・DH」のレアンドロ・セデーニョ内野手と、「5番・左翼」の杉本裕太郎外野手だけ。しかも、CSのMVPを受賞した杉本は最終第4戦の8回、遊ゴロで一塁へ走り出した際、左足首を痛めて交代。なおさら流動的になってきた。

全143試合で4番は大山の阪神、7人が務めたオリックス
 
オリックス中嶋聡監督【写真:荒川祐史】
 岡田監督がレギュラーシーズン全143試合で4番を大山悠輔内野手に任せたのに対し、オリックスの4番は71試合の森友哉捕手を筆頭に、計7人が務めた。“固定の岡田”と“変幻自在の中嶋”といった様相だ。

 飯田氏は「中嶋監督が選手や打順を入れ替えて戦ってきた背景には、蓄積されたデータという根拠があったと思います。その点、データの少ない別リーグの阪神が相手となると、やや不利。数字上のデータはあったとしても、実際に戦ってみないとわからないことも多いですから。固定されたメンバーで普段通り戦える阪神の方が、少し有利かなと思います」と見解を述べた。

 両チームのキーマンは誰か。「打てばチーム全体の雰囲気が盛り上がる選手。阪神では佐藤(輝明内野手)。オリックスは杉本が怪我を抱えたとなると、森への期待が増すと思います。逆に言えば、相手のキーマンを抑えることが日本シリーズを制する鉄則です」と飯田氏は指摘した。

 共通点と対照的な面が交錯する両チーム。オリックスの2年連続シリーズ制覇か、それとも1985年以来実に38年ぶり2度目となる阪神の日本一か──。
宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki

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