ソフトバンクフロント、悪影響は和田と甲斐野に限らない!

ソフトバンクフロント、厄介ロートルをやんわり追い出すつもりが、すっかりアテがハズレた。

そもそも、フロントの見込みとして、プロテクト除外に和田と甲斐野あったら間違いなく和田で済むと決め込んで、自らマスコミに発信したのか?

それとも、西武サイドの名簿ファーストインプレッションが和田だったから、"ソレ見たコトか!"とソフトバンク側が先にリリースした?

何故か、福岡のファンが和田ハズしを怒ってると報道されたため、西武サイドが翻したのか?西武のフロントの目論見と現場の意見が違っていたのか?

巨人が、横浜アゴ倉を国内FAで獲る際に工藤のプロテクトをハズす時も、横浜が、阪神久保を国内FAで獲る際に鶴岡のプロテクトをハズす時も、ババ抜きの大詰めのように、相手がババを引き切るまで静かにスクエアなゼスチャーを保ってなくては、相手が悟る。ババに指が掛かった途端にガッツポーズしちゃえば、さすがに取るのやめるだろ!

コレで甲斐野が出て行き、残った和田が今シーズン快くシーズンインできると思う?

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和田毅プロテクト漏れ」だけじゃない!ソフトBフロント“大暴走”に現場は辟易…V奪還に暗雲
1/12(金) 17:30 Yahoo!ニュース
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(C)日刊ゲンダイ
 11日発売の日刊スポーツが報じた、ソフトバンク和田毅(42)の移籍報道。西武からFA移籍した山川穂高(32)の人的補償として、和田を「指名する方針を固めたことが10日、分かった」とつづっていたものの、フタを開けたら指名されたのは中継ぎ右腕の甲斐野央(27)だった。

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 前編となる『ソフトB「和田毅プロテクト漏れ」はフロントの大暴走 小久保監督は信頼、開幕ローテ入り明言』では、小久保新監督が開幕ローテ入りに期待を寄せていたにもかかわらず、球団が和田をプロテクトから外したことに触れた。しかし、現場とフロントの意思疎通が図れていないケースはそれだけではない。

 昨年10月に戦力外となった17年ドラフト3位の増田珠(現ヤクルト)は、小久保監督が期待を寄せていた選手。増田は「(退団の)挨拶に行った時、小久保監督自身もびっくりしているふうで、『自分の頭の中にも(戦力として)あった選手だった』とお話をいただいた」と話していた。増田のクビは小久保監督にとっても寝耳に水だったようなのだ。

 かと思えば、22年現役ドラフトで放出した大竹は阪神でエース格になり日本一に貢献。同じく22年オフに近藤の人的補償となった田中は、移籍先の日本ハムで守護神の座をつかみ取った。フロントのやることなすこと、すべて現場の足を引っ張っているようなものだ。

 昨年は80億円補強が実らず3位に沈んだばかりか、6月にはオフにクビにしたデスパイネと再契約と迷走した。

■練習メニュー作成にも介入

 球団OBは「フロントの暴走が目立ちます」と、こう続ける。

「今オフの秋季キャンプもそうです。投手は二軍施設のある筑後、野手は宮崎県で分かれた分離キャンプだったが、練習メニューはフロント主導の下、球団のアナリストなどが作成。首脳陣はほとんど関われなかったそうです。あるコーチは『誰が作ろうがちゃんとしたメニューならいいけど、こんな甘い練習では伸びる選手も伸びない』と嘆いていました」

 このOBがさらにこう言う。

「球団に長く勤め、いわゆる『上に物申せる』スタッフなどは、有能であっても次々にクビを切られたり、異動となる。ある部署ではそれまでいたベテランが切られ、経験の浅い人物がメインに抜擢された。フロントや他球団OBからの評判がいいとはいえ、仕事ぶりは未知数なのが心配です」

 そういえば、和田も「物申す」選手のひとり。今オフの契約更改では「一生懸命やってるとは思うけど、まだ物足りない」と、若手にダメ出し。「僕は育成選手はプロ野球選手とは思っていない。少し厳しい言い方になるが、ユニホームを着てプレーするのは贅沢」と、厳しい言葉を発していた。そんな和田をフロントが煙たがっていたとすれば……。

 ネット上では、《で、和田毅はプロテクトされたのよね?外す訳ないよね?》と球団を疑うものや、《結局和田がリストから外れてたことがわかった時点でホークスファンは幻滅でしょうね》というコメントもあった。

 来季はV奪還を目指すソフトバンク。小久保新監督は厳しい船出を強いられそうだ。

〈【前編 ソフトB「和田毅プロテクト漏れ」はフロントの大暴走 小久保監督は開幕ローテ入り明言したばかり】にはこの記事の前提となる重要情報を報じている〉
 
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