元々国内FAとは、NPBがチームオーナーに配慮して作ったバカ制度だ!

この記事のライター、ちゃんとわかって書いてるのか?このバカ制度、30年続いているのだ。確か、巨人中畑が選手会長の頃、導入に漕ぎ着けた。

アメリカでは、MLBでもNBAでも、FA宣言したら所属元チームには無一文、選手は好きに契約して移籍する。もちろん、評価されてない選手なら、買い叩かれるか所属なく無収入になる。

NPB、FA導入に当たって、国内FAに限ってチームオーナーに媚び、このヒト/カネ補償を設け、チーム側に選手流出のデメリット緩和した。あくまで、国内FAに限った話、国内他チームで活躍されれば、その選手が不在のデメリットと選手が他チームで活躍して間接的に被るデメリットがある。ソレをチームオーナー側に納得させる策だったろう。また、チームオーナー側には、なるべく人的補償を選ぶよう、内々に伝えている。要は、「相手チームには、獲るに価する選手はいない。」印象を与えないため、実質トレードにスリ替えている。

実際、国内FAする選手、MLBに挑戦する気概はなく、単にチームへの成績や待遇不満が殆どだ。ソレは、チームへの不満の表れだ。本来なら、チームオーナー側には改善の責任がある。しかし、補償されるコトで、チームは改善されない。

まして、国内FAする選手、時期的成績的にピークの選手が殆どで、以後故障頻発したり成績急落する選手が殆どだ。つまり、チームオーナー側にとって「出て行ってもらって、助かった!」例が殆どだ。

毎度、選手が国内FA流出するチーム、大抵は西武やロッテや広島や横浜だ。ハタから見ても、ダメそうなトコのあるチームだ。だが、補償あるから改善されないし、次から次へ選手は国内FAする。まあ、大抵、大した活躍もなく忘れられ、引退するコトが殆どだ。

ソフトバンク和田?守備面攻撃面ソフトバンクだから勝ててるコトを、和田はわかっている。だから、自分が西武に出て行くデメリットをわかっているから、カネに不自由もないコトだし、引退をチラつかせた。巨人⇒西武の内海とは違うのだ。

だが、和田にとって、プロテクトしなかったという、チームフロントや首脳の本音を知ってしまった。飽満戦力持ちながら、数年無様な成績のバカチームに成り下がっているのだから、出て行くのも一興だったのに。

そんな腐ったバックで投げる、来季の和田、ちゃんと勝てるかな?意外と、補償移籍した工藤や内海らと変わらないシーズンが待っているのでは?

 

 

 

 

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《独自》和田毅は「ゴネ得」なのか…ソフトバンクが西武に持ちかけていた、驚愕の「無償トレード案」の行く末
1/18(木) 8:04 Yahoo!ニュース
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ほとぼりが冷めた頃に…
 
写真 時事通信社
 前編記事『和田毅人的補償」騒動の内幕…じつは「無償トレード案」まで持ち上がっていた「衝撃の中身」』では、ソフトバンク、西武両球団が人的補償、そして無償トレードをどう協議したか、内幕を詳らかにした。そして、人的補償の選手に加え、無償で選手を譲渡するのはフリーエージェント規約に違反することにも触れた。

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 だが、方法はいくらでもあると語るのは、さる球界OBだ。

 「もちろん表向きは今回のFAの補償と切り離してのものとして扱うでしょう。ただ、無償トレードの候補とされている三森大貴、牧原大成、柳町達はいずれも昨季、1軍で100試合前後出場している選手たち。そのような無償トレードは不自然、極まりない。

 しかし、ほとぼりが冷めた頃に、金銭トレードと発表して実際には譲渡するだけにしたり、ほかの選手も絡んだ西武優位のトレードに形を変えることはできてしまう」

 ソフトバンクの球団関係者は、切実に訴える。

 「今回の件で和田をゴネ得だと批判する人もいるが、引退という言葉を口にするのに、どれほど大きな覚悟が要ったか。甲斐野にしても、野球人生を大きく変えてしまった。その上、さらに犠牲者を増やすようなことがあっていいのか。

 仮に三森なら埼玉県出身で、西武の方が出場機会を得られるなど、本人が望むというなら犠牲という言葉は当てはまらないかもしれない。

 ですが、同意もなく強行するものだとしたら、フロントは選手を駒としか思っていないということでしょう」

 人的補償をめぐる一連の協議内容について、本誌は両球団に事実関係を問い合わせた。

「第二の和田」を生まないために
 「FA移籍に伴う補償に関するプロセスについてはお答えをしておりません」(福岡ソフトバンクホークス株式会社広報室)

 「当球団の補強ポイントに合致する選手として、甲斐野央投手を指名いたしました。プロテクトリストの内容は、ご回答いたしかねます。また、チームの編成に関する検討内容の詳細については、従来から非公表としております」(株式会社西武ライオンズ広報部)

 と答えるのみだった。

 前出の球界OBは「この無償トレードについては、こうやって記事として表に出てしまえば話自体がつぶれる可能性は高いと思う」と話すが、現行の制度のままでは「第二の和田」が出てしまうことを否定できないと危惧するのは、西武で監督を務めたこともある伊原春樹氏だ。

最大の被害者は誰か
 「和田はこれまでソフトバンクに大きく貢献し、先々は監督にもなるような選手。それをプロテクトしないというのは私には考えられない。本人も内心は怒りに震えているでしょうし、最大の被害者ですよ。

 甲斐野もプロテクトされていて当然の選手。もしプロテクトされていたのに人的補償になったのだとしたら、ルールが守られなかったことになる。無償トレードも然り。

 我々、外から見ている者には実際のところはわかりませんが、これだけ世間を騒がせているのですから、コミッショナーはきちんと調べて違反があったかどうかを説明する必要があると思います。もし違反があったのなら両球団にペナルティを与える。そうしなければまた同じことが起きないとは言えませんよ。

 無償トレードに関してはわかりませんが、ソフトバンクが西武にお願いをして和田の人的補償の指名をやめてもらったのなら、弱みを握られたということ。どこかで借りを返すときがくるのかもしれません」

 そのときもまた選手が犠牲になるようなことはあってはならない。

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 「もしプロテクトリストに載っていた選手が人的補償として移籍を余儀なくされたのであれば、これは許されざることです」――。つづく記事『日本プロ野球選手会も問題視…和田毅人的補償」騒動で「ソフトバンクが失ったもの」』では、一連の騒動に対する「選手会の見解」を紹介しています。
週刊現代講談社
 
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