機動戦士ガンダムSEED系世界観を歪めてない?

機動戦士ガンダムSEED系ストーリーについて、まず大前提はNジャマーじゃない?だから、今の日本の政治家や電力会社が再開したがっている原子力発電も衛星などに使う核エンジンも核ミサイルもダメなハズ。そんな中、ザフトがNジャマーキャンセラーを開発し、ZGMF-X◯◯Aシリーズは無限パワーの最強モビルスーツだったし、ZGMF-X◯◯Sではハイパーデュートリオンという、核とバッテリーのハイブリッドを使用していた。

今回のストーリー、詳細明らかでないライジングフリーダムやイモータルジャスティスのバッテリー切れはあり得たとしても、ZGMF-X20Aストライクフリーダムのエネルギー切れはおかしい。挙げ句、ラクスが操る救援機と合体って、フリーダムやストライクフリーダムにはバックパックインターフェースはなかったハズ。

20年近く経って、自らの設定自体を忘れ、イヤ、自らが思い付いたコトが設定だと、勢いでやってしまっている。

今まで、途中から新しい機体にチェンジして来たのが、キラがライジングフリーダム⇒ストライクフリーダム、シンがイモータルジャスティス⇒デスティニー、ルナマリアゲルググ⇒インパルスと、昔の機体にチェンジした。まあ、アスランは終始ズゴックだったが。

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【新作映画公開記念】「機動戦士ガンダムSEED」は何が新しかったのか 作品展開を紹介
1/30(火) 18:00 Yahoo!ニュース
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター 」
 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの新作映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が1月26日から公開され、大ヒットを記録しています。シリーズの振り返りとして「機動戦士ガンダムSEED」の作品展開と、当時どこが新しかったのかを紹介していきます。

【概要】
 「機動戦士ガンダムSEED」(全50話。以下、SEED)は2002年にMBS/TBS系で放送されたTVアニメで、第1作の「機動戦士ガンダム」と別の世界観(「宇宙世紀」以外)を扱ったガンダム作品で初めて「機動戦士」の冠を付けられ、新たなファンを取り込むことを企図した、21世紀最初のガンダムTVシリーズ作品です。

 全体の構成は第1作「機動戦士ガンダム」を踏襲しつつ、01年に起きた9.11同時多発テロ対テロ戦争をモチーフに取り込み、遺伝子を調整で高い能力を持ち宇宙に住まう「コーディネイター」(ZAFT軍)と、地球に住む「ナチュラル」(大西洋連邦などの地球連合軍)の種族間対立と戦争を軸としています。

 大まかなストーリーは中立国「オーブ連合首長国」(以下、オーブ)の学生でコーディネイターキラ・ヤマトが、地球連合軍が秘密に開発したロボット「ストライク」(ガンダム)をめぐる戦闘に巻き込まれ、同族であるコーディネイター、また幼なじみのアスラン・ザラと戦い、苦悩を背負いながら戦争を生き抜いていくというものです。

 04年には続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(全50話、以下、DESTINY)が放送され、「SEED」の2年後の世界で死の商人「ロゴス」との対決、大衆扇動や遺伝子による社会統制などが描かれます。06年には配信アニメ/OVA機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」、コミックや模型誌では「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」シリーズが展開されたほか、11年からは話数を整理し、全編再撮影、一部新規作画を行って画面比率を4:3から16:9とした「HDリマスター」版が配信・BSや地方波で放送されました。放送当時の総集編「スペシャルエディション」もHDリマスター版の素材を使って再制作され、「SEED」の3部作が17年(「ガンダム映像新体験TOUR」として)、「DESTINY」の4部作が22年に劇場上映されています。

 近年では21年に中国の「ららぽーと上海金橋」に主役ロボットのひとつ「実物大フリーダムガンダム立像」が建設され人気を博しています。

【SEEDが新しかったポイントは】

 「機動戦士ガンダムSEED」にはいくつもの新機軸がありました。

 物語面では対テロ戦争や非戦のような時代に即したモチーフと、宇宙コロニーから宇宙要塞、大気圏突入を経て地球の砂漠、海、軍本部からまた宇宙へという第1作の「機動戦士ガンダム」をなぞった展開が同居し、新しいファンと旧作からのファンの双方にアピールしています。また当初から主人公が2人、ヒロインを3人として友情や恋愛関係、生まれの違いや親との関係など、複雑なドラマを織り込んでいます。

 映像面では技術的進展に合わせ、デジタル撮影の浸透からロボットが戦闘時に色が変わる演出を用いたり、一部の艦艇やロボットが3DCGで描かれたりしました。設定面でもロボットがバッテリー駆動となり稼働限界があることや、オペーレーティングシステム(OS)の調整でロボットの性能を引き出せること、戦艦に戦闘指揮所の「CIC」を設けること、ナチュラルとコーディネイターで技術に格差があることなど、戦いをより面白く見せる仕掛けがありました。

 シリーズの福田己津央監督は「勇者エクスカイザー」などの勇者シリーズや、レースを題材とした「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」シリーズなどを手掛け、本作でもロボットが見栄を切るカット、発進や必殺技などのバンク(繰り返し利用されるカット)、スピード感のあるアクションなど、スタッフの協力のもと印象的で爽快感のある描写を実現しています。

 音楽では1クール(3カ月)ごとにオープニング主題歌、エンディング主題歌を変更し(「あんなに一緒だったのに」のみ2クール使用)、挿入歌を印象的に用いて、一部の歌手は声優として本編に参加したり、主題歌を集めたベスト盤を発売したりするなど音楽タイアップも功を奏しオリコンランキングにたびたび賑わせました。

 放送は子どもが見やすい土曜夕方6時からで、後に「鋼の錬金術師」「コードギアス 反逆のルルーシュ」などMBSの「土6」枠(08年に日曜に移動後は「日5」枠)としてアニメ放送を定着させました。

 また、イベント「機動戦士ガンダムSEEDフェスティバル」(04年12月27日、国立代々木第1体育館)には2万人のファンを動員し、大規模なアニメイベントの成功例となりました。
 このように「SEED」シリーズはガンダムのなかでも大きなシリーズに成長し、いくつかの点でエポックメイキングな作品だったと言えるでしょう。

 現在、「機動戦士ガンダムSEED HDリマスター」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター」および総集編「スペシャルでディション」は配信サービスなどで鑑賞可能です。この機会に振り返り、予習するのもおすすめです。

参考文献
・「ロマンアルバム 機動戦士ガンダムSEED DESTINY インパルス編」徳間書店.2005.
・「ロマンアルバム 機動戦士ガンダムSEED DESTINY デスティニー編」徳間書店.2006.
・「機動戦士ガンダムSEEDコズミック・イラカニック&ワールド 」双葉社.2012.
 
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