バカか?ダサく見えるのに、オトコもオンナもないョ!

ダサさって、ワタシは"不似合い"だと解釈している。"自分らしくなさ"だと思う。

単なる"場違い"や"ハズした"ファッションは、本人が毅然と振る舞えるなら、意外とウケるコトもある。ソレこそ、平服でを普段着で行くパターンでもネ!(笑)大事なのは、ソレを笑いやネタに変える、気持ちの強さだと思う。その気持ちが、ソレらをプラスに変える。非常識と思われる服装でも、毅然と振る舞えるなら強さに変わる。(と、少なくともワタシは信じて疑わない。浅野内匠頭の家老大石内蔵助じゃないから、二種類装束を用意したりしない。)自分が根拠あるチョイスをして、毅然と振る舞う。むしろ、シャチホコ張ったカッコして、存在を示せず周囲に埋もれているコトをダサいと思う。

まあ、子供の授業参観や三者面談に限らず、入学式卒業式でもそんな感じにやって、むしろ、子供の方からすぐわかったらしく「そのカッコで来たか。」と言われたりもした。参列者の集団の中ですぐ認知受けた意味では、埋もれてわからないより悪目立ちでもアリだったろう。

ココに記述あるような、異性含めて他人に頼んだりしない。自分のオールを他人に任せたりしない。自分がカネ出すモノは、自分が身に付けたいモノを選ぶのだ。決め手が安さであろうと色味や好きな形であろうと、「オマエ達には探せないだろ!」という自信が振る舞いに出ると思う。

まあ、ドレスコードでツマみ出されなければネ!(笑)

 

 

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「なぜかダサく見えてしまう男のファッション」に実は共通する3つのNGポイント
2/28(水) 9:04 Yahoo!ニュース
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(日刊SPA!
―[メンズファッションバイヤーMB]―

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第468回目をよろしくお願いします。

「絶対に真似してはいけないコーディネート」の共通点
 百貨店でも専門店でもユニクロでもそろそろ春物の服が並ぶ時期。冬のセールもひと段落して春の新作を調べている人も多いのではないでしょうか。

 今回はそんな時期に知っていただきたい「絶対に真似してはいけないコーディネート」を3つお教えします。この3つをしてしまっている人は、今すぐ改めてください。もちろん真似してはいけない理由も論理的に解説いたします。

NG①「TVに出ている有名人や芸能人を参考にする」
 これは……「有名人や芸能人はそもそもがモデル体型だから真似してもその通りになりません~」なんて理由ではありません。もちろんそれもあるっちゃあるのですが……それ以上に、TVに出ているコーディネートを真似してはいけない「大きな理由」が一つあります。

 それは、そもそもTVのスタイリストは「おしゃれにさせよう」と思ってスタイリングを組んでいないからです。TVの画面は平面的、現実世界は立体的です。二次元と三次元であるこの2つ、コーディネートの見え方はまるで違います。

 メンズファッションにおいて売れる服の7割はブラックやダークネイビーなどの暗い色です。街を歩いているおしゃれな人もほとんどがシックな色使いだったり、ジャケットスラックスのセットアップだったり落ち着いた印象のコーディネートが多い気がしませんか?

現実世界のようなおしゃれでは映えない
 しかし、現実ではおしゃれに感じるこうした装いも平面的なTVの世界で見ると、なんとも「地味」に映ってしまうのです。TVの有名人や芸能人をスタイリングする際、基本的には絵映えを意識します。普段は使わないような派手な色使いや異常な重ね着をさせたりと、パッと一瞬しか映らない番組でどれだけ目を止めてもらえるかを考えるわけです。

「平面的なTV画面では、現実世界のようなおしゃれは絵映えしない」のはアニメキャラでも同じこと。アニメキャラの髪の色は黄色に赤にオレンジにブルーに……現実では考えにくいものだらけでしょう? アニメで現実に合わせてすべて黒髪にしたら、画面が地味すぎて見る気になりません。キャラ分けも難しくなります。

 TV番組などでは「今写ってるのが誰か」がすぐにわからなければいけません。料理をしながら、携帯をいじりながらTVを見る方も多いわけですから……そうなると服装も被らないようにするために「あの人は黄色」「この人は青」と色分けをして一瞬で判断できるようにする必要もあります。

TVならではやむをえない事情
・平面では現実世界の着こなしはあまりにも地味に映る
・キャラ分けのため色を意識的に使う必要がある

 以上のことからTVのスタイリストさんはおしゃれという枠組みだけで考えてはいません。もちろん「あえてダサくしよう」とは思っていないですが、現実で同じように着るといささか派手すぎることが多いもの。だからTVの着こなしを軽々に真似すると痛い目を見るのです。

 無論、現実を模した「ドラマ」だったり一部コーデの好例もあるでしょうが、とりわけ多くの人が出演するバラエティ番組ではあまり参考にしないほうが無難かと思います。

NG②「マネキン買い
「マネキンはお店のイチオシなのだから、そのまま買うのが一番賢いでしょ?」といわゆる「マネキン買い」を続けている人もいらっしゃるでしょうが……20年以上洋服屋さんをやってる僕からすると、これはあまり正しくないなと思ってしまいます。

 確かにマネキンの中には、お店によっては、「店のイチオシコーデ」として組む場合もありますが……多くの場合は違います。たとえば、ユニクロのマネキンをそのまま真似してもおしゃれになることは少ないはずです。

 マネキンなどの店内装飾はVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)と呼ばれる技術により設計されています。そこには顧客導線を作る目的があり、確立されたロジックが存在します。

 例えば、ファサード(通路に面したお店の入り口ディスプレーのこと)にマネキンを置く場合。このマネキンの意味・意図は「入店客数を増やすため」がほとんどです。メンズの場合上述の通り売れる色は黒やネイビーなどの暗い色が圧倒的。加えてデザインの提案も落ち着いたセットアップなどを打ち出す場合が多いですが、こうした現実のおしゃれを想定しすぎるとマネキンは一気に地味になります。

現実では考えられない着こなしをさせることも
 全身黒のマネキンを作って、誰が目に留まるのでしょうか? そのブランドがそもそも好きな人やおしゃれ感度の高い人ならそれでも気にしてくれるでしょうが……道ゆく人が地味な黒色のコーディネートで作ったヒトでもないマネキンに、わざわざ目を止めるとはあまり思えません。そこでファサードのマネキンは赤や黄色などの注意や目を引く色を意識的に使うことが多い。回遊客の目を止め入店確率を少しでも上げるためにです。

 店内にあるマネキンは什器よりも背が高いことが多いので、「ここにデニムコーナーがあるよ!」「ここにレザーがあるよ!」と遠目からわかってもらうためのものでもあります。そのためコーナーごとのアイテムを配置し、また、そのアイテムが引き立つようにあり得ない重ね着をしたり、現実では考えられない着こなしをさせたりする例が多いです。ユニクロのマネキンもこうしたものが多い感があります。

 マネキンとはそもそも「おしゃれを訴求するもの」ではなく、「目立たせるため」「顧客導線を作るため」のものとして組まれることが多いので……マネキン買いでおしゃれになるわけではまったくないのです。

NG③「異性に服を選んでもらう」
 もしかするとコレが一番やっちゃってる人多いのでは?

 彼女に好かれたいがため「俺の服を選んで!コーディネートして!」なんてお願いしたこと……ないでしょうか? 実は異性に服をコーデを選んでもらうのは一番の鬼門!好かれたいと思うならば、今すぐやめていただきたい。

 なぜ異性の服選びが信用ならないのか、それはまず「そもそも着たことがないから」です。おしゃれとはバランスです、コーディネートの組み合わせや着こなしによって良品もダサくなり、悪品もおしゃれになります。

「モノがよければ、おしゃれになる」ならばなぜ六本木の成金社長はすべからく皆ダサいのでしょう?? オフホワイト?? バレンシアガ??グッチ?プラダ?そうしたモノとしては確かに担保されている服を好んで着ているにもかかわらず、ご存知の通り成金は成金にしか見えず「おしゃれだなあ」とは評価されません(例外もいるでしょうけど!)。

異性は「バランスの取り方」を知らない
 バランスが悪ければどんな良品も悪品に変化してしまう……ファッションにおいてこんなこと、皆知ってることじゃないですか。お金がない貧乏ショップスタッフは古着だけでもおしゃれに着こなすことができる。「それは顔が違うからだ、元々の見た目が違うからだ」とお思いかもしれませんが、じゃあショップスタッフの採用基準が「イケメンかどうか」で選んでいるとでもお思いですか?

 私は人事に携わって何百人の採用を見てきましたが、イケメンかどうかで選んだことなど1~2人くらいしかいませんよ。服装で誤魔化されていますがショップスタッフだって……よく見たらブサイクで体型が悪い人も多いです(笑)。

 おしゃれに着こなす方法を、バランスの妙を彼らは働く中で会得しているからそれっぽく見えるのであり……顔の造形が皆綺麗なわけでは決してありません。

 そして、異性はそうした「バランスの取り方」を知りません。当然1度も袖を通したことがないわけですから。そうすると異性は、彼女はどういう服の選び方をするのか……これは一度でも一緒に買い物に行ったらわかると思いますが……。

「この柄かわいい!着てみなよ!」
「このデザインいいね!」
「この素材モコモコしてきもちいい!」

 そんなふうに「パーツ」で判断してしまうのです。それはそうでしょう、彼女は1mmたりとも悪くありません。なにしろコーデもバランスも一度も経験したことがないのだから引き出しが存在しない。

服装は「信用できる同性」に依頼する
 男性側だって「プリーツスカートのトップスには何を合わせればいいか?」なんて知らないでしょ? そうするとコーデをガン無視した「アイテムを部分で評価する」ことになります。結果、男性はバランスぐちゃぐちゃのまま着用することになる。

 しかし、異性はその「バランス」など知る由もない……結論は「私の彼氏は私の好きな服が”似合わないんだ”」という評価になるわけです。本当はバランスを整えれば、それなりにキマるはずなのに。似合わないという烙印を押されるワケ。好かれようと思ったのにとんだ低評価が下るのですよ。

 だから服装は「信用できる同性」に依頼するのが一番正しい。コーディネートを知っていて服に対するリテラシーを持ってる同性に頼りましょう。もちろん異性でも知識に長けた人、専門家であれば大丈夫でしょうが……軽々に実践されることはないと思いますよ。

 以上、今回は『絶対に真似してはいけないコーディネート』でした! ぜひご参考に。

―[メンズファッションバイヤーMB]―

【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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