小泉今日子が今、リアルに読んでる?

小泉今日子が今、リアルに読んでる本?イヤイヤ、全然小中ちゃんと勉強しなくて、高校中退して、きっと永瀬正敏と結婚するまでは、バーニング周防サンのコマとして、本人のパパ活合わせた枕営業要員やってたのでしょ?モックンらのジャニタレや藤井フミヤ尚之兄弟がどっちかは知らんが。若い頃、散々出た妊娠堕胎情報考えたら、保健の教科書すらちゃんと読まなかったろうに。デビュー数年はそうした荒んだ情報といくつかのキャストが下積みとして、以後のブレークの不可思議なコネクションに繋がったのか?永瀬正敏との結婚も、結局子供もなく離婚、亀梨和也らと撮られても進展なかった。以後は、コトもあろうに豊原功補と不倫、CMもバーニングも辞め、好き放題になった。

芦田愛菜と違って、ちゃんと彼女が読書して来たヒトだなんて、全く聞いたコトがない。10代中盤から50代まで、彼女自体何を特別に勉強して来たような話もない。だから、今読書と聞いても、出版社が売り出したいヒトや本を小手先に読ませてプロモーションの一環にする指向なのでは?

だって、小中国語で習うレベルの本すら読んでアタマにあるかすら怪しいヒトだ。基礎的な読書素養も疑わしいヒトを、知名度インパクトだけで担ぎ出す出版社の小手先企画ぶりが情けない気がする。

もっとヤバく感じるのは、勉強したくない小中高大生が乗せられて、その時期に読むべき本を読まずに彼女達に紹介された本ばかり読んで、築くべき基礎を築けなくなるコトだ。

別に、彼女は単なる60歳近くのアイドルタレントであり、勉強して来たヒトではない。商業出版の蒔き餌にするのは勝手だが、人間形成時期の基礎とは全く異なる。

あまりにビミョ~な企画だ。

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小泉今日子が教えてくれた「今、リアルに読んでいる本」「読書が楽しくなるコツ」
3/8(金) 19:02 Yahoo!ニュース
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mi-mollet(ミモレ)
 歌手であり俳優であり、最近ではプロデューサーとしても活躍する小泉今日子さん。小泉さんが2021年からスタートしたSpotifyオリジナルポッドキャスト『ホントのコイズミさん』は、本や本に関わる人たちと語らいながら、新たな扉を開くヒントになる言葉を探していく番組です。こちらを書籍化したシリーズ3作目『ホントのコイズミさん NARRATIVE』(303 BOOKS)が発売になりました。脚本家の宮藤官九郎さん、人気ポッドキャスト番組『奇奇怪怪』のTaiTanさん・玉置周啓さん、書店「蟹ブックス」店主の花田菜々子さん、哲学者の永井玲衣さんらとの対談が活字と写真でよみがえります。

ポッドキャストは一旦終わりとなり、少しさみしさを感じている小泉さんですが「また何か本にまつわることをやるかも」と意欲もちらり。“NARRATIVE”にちなんで、小泉さんの人生の「今」について、人との対話で気をつけていること、今読んでいる本について聞きました。

 

何に対しても結論として語らず、経過として語るようにしています。「今の私は、こう感じるよ」「ここに辿り着いているよ」って
――ポッドキャスト番組『ホントのコイズミさん』の書籍シリーズ3冊目。いよいよこれで最終章となるテーマは「NARRATIVE」です。1作目が「YOUTH」、2作目が「WANDERING」でしたが、「NARRATIVE」にはどのような意味が込められているのでしょうか。そもそも、「NARRATIVE」(ナラティブ)という言葉も初めてお聞きしました。

小泉今日子さん(以下小泉):そうですよね、私も馴染みがなくて、3冊目を作るときにいくつかのワードを出版元の303BOOKSさんに提案してもらって、その中にあった言葉でした。「NARRATIVE」を調べてみたら、こんな意味で。

 

「ナラティブ」は、語り手自身が紡いでいく物語。 主人公は語り手となる私たち自身であり、物語は変化し続け、終わりが存在しない。意味が近いとされる「ストーリー」は、物語の筋書きや内容を指し、主人公や登場人物を中心に起承転結が展開されるため、聞き手はもちろん語り手も介在しない

小泉:物語=ストーリーしか知らなかったけれど、ちょっと意味合いが違うんですよね。筆者自身が紡ぐ未完結のままの物語。結論に持っていかない。それが人生だなと思って。それでこのテーマにしました。

――結論づけない、答えはない。対話においてそれが最も大事なことだと感じています。「ナラティブ」を考えた時、語り手自身が紡ぐもの=SNSとも受け取れ、一億総SNS時代・自分語り時代とも言える今、SNSによって嫌な気持ちになったり、うるさいなと感じてしまう瞬間があるのも事実で、付き合い方・表現の仕方も気をつけないといけないなと思います。

 小泉:個人の体験や物語だからこそ感動することがある一方で、すごくネガティブな表現が目に入る時もあります。言葉が暴力的だったり、攻撃的だったり。私は昭和生まれだし、本を読んだりして生きてきたので、その言葉に直接影響されることはあまりないのですが、SNSのそういう言葉の中で生きてきた人は「これからどうなっちゃうんだろう」という不安はあります。想像力や読解力が少し不足しているようにも感じます。暴力的な言葉には、雛形みたいな書き方も多いじゃないですか。特に“怒り”や相手をさげすむような時には、同じ書き方になっていますよね。それが継承されていったら嫌だなと思います。

――小泉さんは、自身が発信をする時に気を付けていることはありますか。

小泉:何に対しても結論として語らないこと。経過として語るようにしています。「今の私は、こう感じるよ」「ここに辿り着いているよ」って。「こうである」「こうでなくてはならない」とは言えないし、言わないほうがいいのかなと思って。私が言っていることが正しいか・正しくないかという話ではなくて、誰かが何かを考えるきっかけになればいいなとは感じています。……ただ、場合によっては、あえて強い言葉を使ってみることもあります。

自分の気持ちや生理に合う言葉を紡ぐ人を一人でも多く見つけると、読書が楽しくなります
――『ホントのコイズミさん NARRATIVE』では、哲学者の永井玲衣さんらと哲学対話をされていました。その対話の中での表現やこれまで書かれた文章でも、感情や感覚の表現がとてもお上手だなと感じました。それは書評を書いたり、気になる言葉をメモすることによって、鍛錬されていったのでしょうか。

小泉:疑問、好奇心があるからかな。「ナラティブ」という言葉も、自分自身には馴染みのない言葉だけれど、知ると聞こえてくるし見えるようになる。新しい言葉を知ると世界が広がって、自分が考えることも広がる。それはあるかもしれないです。

 ――好奇心、言葉への探究心ですかね。

小泉:そうですね。今読んでいる本として『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(文藝春秋)を紹介しましたが(記事末に詳細)、著者の内田也哉子さんは「あまり本を読んだことがない」とおっしゃっていましたけど、ものすごく言葉が美しいんです。海外の学校で育ったからかもしれませんが、言葉が乱れていないんですよね。知的で、すごく素敵。会って話したこと=対談にはなるんですが、その時間を自分で物語にして書いていく手法もとても良かったです。それこそ、言葉を一つ知ると世界が広がる感じですね。

自分の気持ちや生理に合う言葉を紡ぐ人を一人でも多く見つけると読書が楽しくなります。本を読もうと思って、最初の数ページを何度も読み返しても進まないことってありますよね。「あれ、どこまで読んだ?」「ここ読んだっけ?」「なんでこの人の言葉は入ってこないんだろう」って。だけど、その人の言葉が入ってくる人もいるんですよね。好きなアイスの味と同じ味を探す、それができるといいですよね。

 ――何度開いても1行目から読み進められない本、あります(笑)。ただ、何度も繰り返す中で突破できる瞬間もあったりして、それができた時は嬉しいですよね。

小泉:そうそうそう。韓国ドラマでも、3話まで突破したらめっちゃ楽しいとかありますもんね。1話を何度も見て寝て(笑)。情報が多いとノッキングを起こして時間がかかったりするんですけど、その情報がちゃんと入ったら楽しい時間が訪れる。頑張れば先に楽しいことがある。小説でも韓国ドラマでもそうですよね。ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』も名作ですが、昔の話から入るので最初入りにくいという人が結構いるらしいんですが、そこを我慢すれば面白くなる。

 

小泉今日子さんが今、読んでいる本
『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(大島真寿美著/文藝春秋
「大島さんの『ピエタ』が大好きで、こちらもずっと読まなきゃと思っていて後回しになっていてやっと読み始めました。まだ読み終えていなんですけど、すっごい面白い。『ピエタ』もこの本も、同じ時代なんです。イタリアの芸術音楽と日本の歌舞伎。特殊な芸術に関わった人たちの話が本当に楽しいですね」

『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(内田也哉子著/文藝春秋
谷川俊太郎さん、坂本龍一さん、是枝裕和さんほか、也哉子さんが15人との対話から綴ったエッセイ。私との対話のパートもあるんですけど、言葉がとにかく美しい本です」


 『あした死のうと思ってたのに』(吉本ユータヌキ著/扶桑社)
「いただいて読んだのですが面白くて、いい意味で今の若者の感じをキャッチできる漫画です。せつないけどちっちゃくてあたたかい感じがしました」

『猫のための家庭の医学』(山と渓谷社
「前から猫の本は持っていましたが、家に新しく猫が増えたので、改めて猫の知識を増やそうと思って。YouTubeで獣医さんの動画を見ていたときに『もっと知りたい方はこの本を読んでください』と紹介していて買った本。勉強中です」

『築地魚河岸ブルース』(沼田学著/東京キララ社
築地市場で同じアングルからライティングをして定点観測的に撮影した写真集です。渋い男性ばかりでなく、女性もいたり、外国の方もいたり。かっこいいんですよね。いい本でした。この間、この本のカメラマン・沼田さんに餅をついてもらいました(笑)」


(インタビュー後編では、小泉さんがこれからやりたいと思っていることについてお聞きします。お楽しみに!)

 

スタイリスト/藤谷のりこ
ヘアメイク/石田あゆみ
撮影/大坪尚人(講談社写真映像部)
取材・文/武田由紀子
構成/露木桃子

小泉 今日子
 
 記事に関する報告

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