メジャーのサルマネ野球なら、打てない刺せない捕手はオワコン!

今の日本、何でもアメリカヨーロッパの尻尾にしがみついてる。その結果、特需のおかげで世界第二位の経済大国になりながら、ザル外交やバカ投資で血税や年金原資らをスリ倒し、今や中国にもドイツにも抜かれ、第四位に墜ちた。自身で勉強して来なかったバカ私大出身ばかりの政治家や官僚達、日本の日本たる、確固たる在り方を示せず、単にバカなアメリカヨーロッパのサルマネをした結果、復興を可能にした日本の特性を去勢したのだ。

野球に於いても、日本は日本らしさを追求して、第1回第2回WBCを制した。だが、その後の日本、バカなMLB志向や20代前後まで鍛練してない体格任せの大男を突貫工事するアメリカ式投手育成トレーニングを10代中盤にやらせて、早期トミージョン手術患者ファームになりつつある。

西武の高橋光成や今井達也は、入団当時が見る影もなくアメリカ被れのバカロン毛とバカ太りののし掛かりピッチングに変わった。甲子園優勝の勝負スキルより、単なる力任せパワーピッチになった。カレら2人に限らず、ムリヤリ体重増やしたカラダ任せのパワーピッチになった投手が増えている。どうせ、相手チーム打者の弱点を、内外高低緩急で正確に突くコントロールもスキルも身に着けていないのだ。投げ込みしなくて、コントロールもスキルも上辺すら身に着くハズがない。

そうなると、裏をかく捕手のリードは必要ない。必要なのは、フレーミング含めたキャッチング、盗塁阻止のスローイング、守備フォーメーションのカバーリングやフィールディングと、1人の打者としてのバッティングだ。MLB行った城島健司、アレコレやり過ぎて、干された。

投手主導の時代?バカな野球マスコミ、さすがのバカ切り口だ!バッテリーが打者を見ずに、投手の投げたいタマを力任せ運頼みに投げるだけだ。

野村克也の目指した野球とは、真逆な方向の野球だ。

 

 

 

 

 

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キャッチャーのリードは重要なのか? “メジャー化”の波のなかで投手主導の時代が到来!?
3/13(水) 10:45
  
近年は以前と比べて捕手のリード面がクローズアップされることが少なくなった。その背景にあるものは?【写真は共同】
 日本球界では長く、キャッチャーのリードが重視されてきた。しかし、海の向こうのメジャーリーグでは投手が主体的に球種やコースを決めるのが一般的で、近年は日本でも投手主導の考え方が浸透してきている印象だ。キャッチャーのリードの重要性について、いま一度考えてみたい。

ダルビッシュも大谷も自ら投球を組み立てる
 
メジャーでは以前から投手主導で投球を組み立てるのが主流だったが、昨季のピッチコム導入により、その傾向が一層強くなった【写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ】
 捕手のリードは本当に重要なのか――。日本球界では捕手の極めて重要な能力として、リード面がフォーカスされてきたが、その風潮に変化が生まれてきている。これはメジャーリーグの考え方も大きく影響している。

 米国では捕手主導で配球を組み立てるのではなく、投手が主導権を握って投げるスタンスが主流だ。打者の強みと弱点、打球方向や球種別・コース別の打率など細かく解析できる時代になり、投手は事前に入念にデータを調べて凡打や空振りの可能性が高い球種、コースを選択する。ベンチから配球の指示が頻繁に送られることも珍しくない。捕手はリード面よりブロッキングフレーミング、肩の強さ、打力が重視される。

 試合時間短縮の観点で、昨季からルール改定で「ピッチコム」(サイン伝達器)が導入されたことも、メジャーで「投手主導」の流れに拍車をかけている。ピッチコムは投手、捕手、そして最大3人の野手が着用し、次の投球に関する情報を共有することができる。昨季、ダルビッシュ有パドレス)も大谷翔平(当時エンゼルス、現ドジャース)も自ら球種を選択し、投球を組み立てていた。

 メジャーでは昨季から走者なしで15秒以内、走者がいる場面は20秒以内に投球動作に入らなければならず、時間を超えれば1ボールが加えられる「ピッチクロック」という新ルールが取り入れられた。ピッチコムの導入はその新ルールを受けてのもので、特に球種が多い投手はサインの交換で時間制限に間に合わないという状況を避けられる。

ピッチクロック導入の社会人野球では困惑する選手も…
 
社会人野球では昨季から公式戦でピッチクロックを導入。実際に試合時間が短くなり、一定の効果が見られたとして今年も継続される見込みだ【写真は共同】
 ピッチクロックは、日本の社会人野球でも昨季から公式戦で導入されている。投球間の制限時間は走者がいない場合でメジャーより3秒短い12秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければいけない。これを超えた場合は1回目に警告、2回目はボールがカウントされる。関東の社会人野球チームに所属する捕手は複雑な表情を浮かべる。

「なかなか慣れないですね。制限時間がマウンドから見える位置に表示されるので、打者に集中できていない投手が多い。『自分のリズムで投げることが大事だから過剰に意識するな』と伝えましたが、数字が目に入るとどうしても気になる。野球は間のスポーツです。捕手が打者の仕草や心理を探ってリードをして、駆け引きをして抑える。時間制限があると、サイン交換の回数も限られるので野球本来の醍醐味が失われてしまうように感じます。時間短縮の観点でファンが受け入れているなら何も言えませんが……」

古田、谷繁ら「グラウンド上の司令塔」
 
球種やコースなどをキャッチャー主導で決めるという考え方を確立したのは、南海の名捕手だった野村氏だろう【写真は共同】
 前述したように、日本は捕手が主導して組み立てるという考え方が浸透している。その先駆者が名捕手で知られた野村克也だろう。1965年にパリーグ初の三冠王を獲得するなど歴代2位の通算657本塁打をマークしたが、真骨頂は綿密なデータ収集に裏付けられた配球術だった。伸び悩んでいた投手が野村とバッテリーを組むと面白いように白星を積み重ねる。ヤクルトの監督に就任した際はデータを重視した「ID野球」を提唱。古田敦也が名捕手としてチームを引っ張り、90年代に黄金時代を築いた。

 この時代からテレビ、新聞などメディアで捕手のリード面が注目を浴びるようになる。95年にヤクルトがオリックスと対戦した日本シリーズは、対決前に「古田vsイチロー」で話題に。キャスターや専門家たちがストライクゾーンの9分割のボードを取り出して、古田がイチローにどのような配球で攻めるかを予想。米国では考えられない光景だっただろう。

 捕手の配球術が注目される時代になり、古田に続いて谷繁元信(元横浜、中日)、矢野燿大(元中日、阪神)、阿部慎之助(元巨人)が「グラウンド上の司令塔」として評価を高めた。セ・リーグの捕手の配球術が話題になったのは、狭い球場が多かったことが影響していた。力勝負でなく、変化球を効果的に使わなければスタンドに運ばれる。外国人で史上初の2000安打を達成したアレックス・ラミレスは、日本とメジャーの野球の違いをこう振り返っている。

「日本の野球は捕手が試合をコントロールしているんだ。例えば谷繁さんと他の捕手ではリードが全く違う。だから来日2年目から試合後に全打席を映像で見直し、捕手の配球を毎日分析したよ」

投手の立場から見た捕手のリードの重要性
 
藤井氏はヤクルトで女房役だった古田氏を「インコースを使うのがすごくうまかった」と評する。自身の経験も踏まえ、捕手のリードはこの先「重要性がさらに高まる」と見ている【写真は共同】
 捕手のリードが注目される時代から風向きが変わってきたのは、5、6年前からだろうか。トレーニングや投球理論の発達で150キロを超える投手が増加し、投手の投げやすさを尊重して複数の捕手を併用する球団が増えていく。パワー、スピードを重視するメジャーの考え方は日本野球に波及している。投手主導の野球という流れが今後も進んでいくのか。

 ヤクルトで2001年に最多勝を獲得し、現在は独立リーグ・大阪ゼロロクブルズで監督を務める藤井秀悟は違った見方を示す。

ダルビッシュ投手、大谷投手のように全ての球の質が高く、多彩な変化球を持っている投手は別として、球が速いから抑えられるという問題ではないと思います。打者はバッティングマシンで速い球を打ち込めるし、読みを外さないと抑えられない。僕は球が遅かったので、捕手の配球術なしでは勝てなかった。

 ヤクルト時代にバッテリーを組んだ古田さんはインコースを使うのがすごくうまかった。このカウントで続けるのかと驚かされたこともありました。僕が主導だったら外角に逃げちゃう。打者の反応を見ながらインコースを突くタイミングが絶妙で。3打席、4打席対戦するなかで逆算して全体を見て組み立てる。あの配球は古田さんにしかできない。相手打者も古田さんに意識がいっていたと思う。首振りのサインがあったけど、その時点で『古田さんは何を考えているんだろう』と思わせて集中力を削いでいましたから」

 今後はピッチクロック、ピッチコムがNPBで導入される可能性がある。「投手もある程度データを叩き込まなきゃいけない。インコースのサインが出た時にボールにしていいのか、ストライクぎりぎりを突くのか。自分で考える力はいつの時代も大事だと思うし、捕手頼みは通用しない」と強調した上で続けた。

「ただ、投手は打ち込まれるとパニックになって冷静な判断ができなくなるんです。捕手は投手の様子だけでなく、打者の仕草、表情やバットの軌道などを一番近くで見ています。投手のその日の状態を考えながら、球種、コース、高さと様々な選択肢のなかで配球を組み立てる。メジャーは分かりませんが、日本で試合時間短縮の流れが進むとすれば、ハイレベルな戦いのなかで捕手のリードの重要性はさらに高まると思います」

 捕手のリード面に対する評価が、今後どう変化していくか興味深い。

(企画・編集/YOJI-GEN)
平尾類
  
最終更新:3/13(水) 13:40スポーツナビ(C)スポーツナビ

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