水谷豊、若い頃は「赤い激流」など激情に駆られるナイーブというより不安定な青年役が多かった。自分より年上ばかりの中で、常に影響受けて揺れ動いていた。ショーケンの弟分役で、風邪コジらせて死んで、ショーケンからドラム缶火葬されたドラマもあった。
それが最若年層でなくなったNHK「男たちの旅路」で、1部ではフル出演、2部では後輩に席を譲るため刑事を辞めた。その前後に日テレで撮っていたのが、「熱中時代」シリーズだ。「熱中時代刑事編」には後輩いなくても、同居人⇒配偶者のミッキー・マッケンジーがいて、神保美喜や伴淳三郎のフォロー受けながら暮らした。「熱中時代(教師編)」では教師として生徒達を抱え、校長夫妻や同僚教師達と暮らし意見を交わし、一緒に対処した。ある意味、突っ張った若者役からTBSでコミカルな小学校教師にチェンジした田村正和と共通だし、ちょい早い。教師編では生徒達や親達に関わりつつ、志穂美悦子や高田早苗との仄かな恋愛と別れがあった。スポットドラマとして復活し、教育実習に来ていた女子大生荻野目慶子と結婚したコトになってた。その頃には、ミッキー・マッケンジーとは離婚してたし、ドラマ共演した伊藤蘭と再婚した。
事件記者や探偵役を経て、「相棒」では東大卒イギリス研修経た変わり者切れ者警部を演じている。今の落ち着き、上司や部下や周囲を読み処理する切れ者と、校長夫妻や同僚や生徒達に揺れ動く教師は、好対照に映る。
第1部の志穂美悦子(「柳生一族の陰謀」シリーズで千葉真一の妹役)や島村佳恵や音無美紀子、第2部の高田早苗や山口いずみ(「水戸黄門」で助さん里見浩太朗妻役)や木内みどりらは、当時他のドラマでも話題になっていて、その意味でも興味を引いた。
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なんと視聴率40%超え「国民的人気ドラマ」が”再放送”で大注目…「水谷豊」がアインシュタインの名言を愛する「深い理由」 8/9(金) 7:30 Yahoo!ニュース 24
photo by gettyimages 北野広大。この名前が主人公となったテレビドラマが瞬時に浮かぶ人は、熱烈なファンだったに違いない。そう、学園ドラマの金字塔、「熱中時代」だ。
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1978年10月、新米小学校教諭の北野役を水谷豊が演じるドラマが始まるや社会的現象になり、視聴率40パーセント超も記録。その後の学園ドラマに大きな影響を与え、現在はBS松竹東急で再放送中(※)だ。 そうした中、月刊テレビ情報誌『おとなのデジタルTVナビ』9月号(産経新聞出版)のロングインタビューで、水谷がそんな当時の知られざるエピソードや舞台裏を明かし、ファンの間で話題を呼んでいる。その内容を一部抜粋・再構成してお届けする。 当初、テレビ局「上層部」は企画に否定的だった 「自分の出演作品は、できたばかりのときはなかなか客観的に見ることが難しいんですが、さすがにこれだけ時間が経っているので、『よくやってるな』と思いながら見ることができます」 46年前の作品をこう振り返る水谷。子どもたちと真剣に向き合い、もがき、悩み続ける北野は“理想の教師像”ともいわれた。実際、水谷は小学校教諭になった同級生から「水谷みたいな先生になりたくてさ」と言われたことがある。そんな水谷は先生と児童の関係についてこう語る。 「子どもを教えるということには技術が必要だと思います。大人と子ども、先生と児童という立場の差もあるから、つい技術に走ってしまいがち。けど、大人でも子どもでもあくまでも“人と人”なんだというのは忘れないようにしようと思っていました」 今では水谷の代表作の一つに挙げられる「熱中時代」だが、当初、テレビ局の上層部は企画に否定的だったという。 「局の番組を決めるいわゆる“御前会議”では役員のみなさんがNOだった。その中でお一人だけ賛成してくださったから実現したという、スリリングなはじまりでした(笑)」 「熱中時代」と「相棒」 写真:現代ビジネス 今でこそ有名な「熱中時代」というドラマのタイトルには当初、妙な解釈もあり、「(温泉地で有名な)熱海中学の話ですか?」なんて聞かれたこともあったという。 水谷といえば、刑事ドラマ「相棒」で水谷が演じる偏屈な切れ者警部・杉下右京を思い浮かべる人も多いだろうが、子どもと真摯に向き合う北野のイメージとは全く異なる。2人と友だち付き合いはできるのか。 「北野は明るいし、近くにいたら楽しい時間を過ごせると思います。杉下の場合は、ちょっと難しいと思いますが(笑)」 健康を維持しながら、緊張と弛緩の連続である仕事に日々邁進する水谷だが、著名な世界的物理学者の名言から深く学んでいる。 「自分を追い詰めないこと。『自分を責めることはない。必要なときは人が責めてくれるから』という意味のアインシュタインの名言がありますけど、まさにそれだと思います」 このほか、水谷とのロングインタビューでは、大ヒット作品が誕生する条件、仕事との向き合い方など興味深い内容が満載だ。 令和のいま、時代を超えてこのドラマから“見えてくるもの”はまた新しく、刺激に満ちたものになっているはずだ。 ※「熱中時代2・先生編」はBS松竹東急で8月3日(土)スタート。
毎週土曜日午後6時~8時(2話連続) (地上波放送は1980年7月5日~81年3月28日)
マネー現代編集部
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