オートモービルカウンシル

オートモービルカウンシル、こういうスーパーカーイベントも久々に行われ出した。先日も北野天満宮で、スーパーカーの御祓に40台近いクルマが集まり、ランボルギーニ・シアンやダラーラ・ストラダーレらが集結した。

こちらには、ランボルギーニミウラ&カウンタックフェラーリ・BB、デトマソ・パンテーラだけでなく、マセラティー・ボーラ&MC20もあった。あくまで、イタリアンスーパーカーダラーラやスタンツァーニやフォルギエリやガンディーニジウジアーロ含めたベルトーネピニンファリーナ、将に旧き良きイタリアというトコだろうか?

しかし、コレらイタリアのメーカーも、大メーカーの言いなりの過大装備⇒過大サイズ⇒過大重量⇒過大馬力&トルク⇒過大価格というクルマ作りに終始するようになった。別に、イタリアメーカーに限った話ではなく、ポルシェやBMWやイギリスや日本のメーカーも変わりない。

昭和オヤジも嘆いて泣いているが、あの世でエンツオもフルッチオもスタンツァーニもフェルディナントも本田宗一郎も泣いているんじゃないの?

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昭和オヤジむせび泣き! どストライクすぎるスーパーカー4台がイベントに集結
2022/05/25 18:32 WEB CARTOP2

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 この記事をまとめると

■2022年の「オートモビルカウンシル」のテーマのひとつが「スーパーカー」だった

「なんだこれは」が車名の由来! 伝説だらけのスーパーカーカウンタック」とは何ものなのか?

■1970年代半ばのスーパーカーショーの思い出が蘇る展示車に胸アツ

■いつの時代もスーパーカーの魅力が変わらないことを再認識できた

「オートモビルカウンシル」の今年のテーマは「スーパーカー

 日本にもヘリテージカーの文化を定着させたいという目的で2016年に始まった、「オートモビルカウンシル」。とはいえこのイベントの魅力は、「クラッシック・ミーツ・モダン」のコンセプトに示されているとおり、ヘリテージカーばかりではなく、オーガナイザーによって企画された最新ジェネレーションのモデルや、あるいは独自のテーマに沿ったモデル達を同時に鑑賞できることにある。

 ちなみに今回、オーガナイザーがテーマとして掲げたのは、DTM(ドイツ・ツーリングカー・選手権)とスーパーカーDTM1984年から1996年、そして2000年から現在まで開催されているが、オートモービル カウンシルのステージに並んだのは、1987年式のBMW M3、1990年式のメルセデス・ベンツ190E 2.5-16 Evo.II、そして1993年式のアルファロメオ155 V6 TIの3車。いずれも第一期のDTMで活躍したワークスマシンだった。

 一方スーパーカーの企画展示も興味深かった。ここでまず思い出したのが、1970年代半ばのスーパーカーショーだった人も多いことだろう。当時ブームの主役だった子供たちも、今では50代も半ばを超え、久々にこの時の熱狂ぶりを思い出したに違いない。そこにあったスーパーカーはどれも素晴らしいコンディションを保ったものばかり。まさに時間が1970年代に逆戻りしたかのような感覚だ。

 この企画ブースには4台のスーパーカーが並んでいた。まずはスーパーカーといえば常にこれが主役だったというランボルギーニカウンタックを見る。ちなみにこのモデルはカウンタックではもっとも初期の「LP400」で、新車で上陸してからそのままの姿で日本の地にある。オーナー氏によれば、右側のガラスひとつを除いてはパーツもすべてオリジナルのまま。昨年のランボルギーニ・デイを始め、コンクール・デレガンスでは常に優勝候補の一台だ。

 ミッドに搭載されるエンジンは4リッターのV型12気筒。最高出力は375馬力と発表されていたが、興味深いのはその搭載方法。組み合わされる5速MTはエンジンのさらに前方に位置し、トルクはこのミッションからさらに180度方向を変えてリヤのデファレンシャルへと戻ってくる。

 当時の少年たちはランボ派とフェラーリ派にまっぷたつ

 同じくランボルギーニミウラP400も、その美しさでは現代のモデルにも負けてはいない。デザイナーはもちろん、かのマルッチェロ・ガンディーニ。車名に添えられるP400とは、400(4リッター)のV型12気筒エンジンをPosteriore(後ろ)に搭載していることの意。ミウラはその後P400S、P400SVと進化を遂げ、カウンタックへとその市場を譲る。

 1970年代のスーパーカーブームで、カウンタックと並ぶ人気モデルだったのは、フェラーリのBBシリーズ(ベルリネッタ・ボクサー)ではないだろうか。今回のオートモビルカウンシルには、そのファーストモデルである365GT4BBが展示されていた。

 BBと聞けばまず思い出すのはその最高速。カウンタックの300km/hに対抗して、302km/hという数字を掲げたことが懐かしい。ちなみにミッドに搭載されるエンジンは、水平対向12気筒ではなく正確には180度V型12気筒。最高出力は385馬力という数字だった。そしてこの365GT4BBは、自動車排出ガス規制の対策として、1967年には512BBに、また1981年にはボッシュ製のKジェトロニックインジェクションを採用した512BBiへとマイナーチェンジされる。

 デ・トマソ・パンテーラも、スーパーカー・マニアにはファンの多いモデルだ。展示されたのは1971年式で、その内外観は当時の「L」グレードのオリジナルに思える。パンテーラはドレスアップやチューニングの素材にされることが多いため、オリジナルのままその姿を残すモデルは非常に少ない。5.8リッターのV型8気筒OHVエンジンが発揮するビッグトルクはとても魅力的だ。

 スーパーカーの特別展示コーナーのほかにも、マセラティ・ブースには、最新のMC12とともに、ボーラの姿があった。マセラティ初のミッドシップ2シーター車であるボーラと、ギブリの生産中止以来、久々の復活となった最新のMC12。そのコラボレーションは、これもまたオートモビルカウンシルならではの演出といえるのではないだろうか。

 スーパーカーの魅力は、やはりいつの時代も変わらない。それ改めて再確認できたイベントだった。

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合法ヤクザ?!阿武町顧問弁護士。

山口県、また新たな弁護士をステージに上げた。あの光市母子暴行殺害の"魔界転生""ドラえもん"で、ハシモトに"弾劾請求"コメントさせた弁護士団とは一味違った、"合法ヤクザ"だった。

山口県阿武町、今回のバカ騒動の発端はドコをどうヒネっても"ザル公務員"だ。未だに振込にFDを使うザルシステム、一体どういう振込データを作ったのか、田口翔との関係も疑われるザル担当者、作成データをキチンとチェックすらしないザル組織のザル上位者、それらの責任追及逃れのため、田口翔に一切責任転嫁し続けたザル町長だ。ザル町長、自らのヤバさを感じ、中山"合法ヤクザ"に泣きついたのだろう。

カネの流れさえ見えていれば、カレにとっては"ドコがカネを取りやすいか?"を考え、答えはすぐにあった。

こんなコトで有耶無耶にしてはいけない。田口翔と山口県阿武町公務員らとの関係もキチンと洗い、何故、カレ宛に463件×10万円の振込データがデキ上がったのか、究明する必要は変わらない。

山口県阿武町は、ソコの究明阻止もこの"合法ヤクザ"に依頼しているのかな?

 

 

 

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4630万円誤送金 9割回収の奇跡を起こした阿武町顧問弁護士がとった“ウラ技”
5/25(水) 12:20 Yahoo!ニュース
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オンラインカジノで使い果たした」と供述している田口翔容疑者
 山口県阿武町で起きた誤送金事件は、劇的な結末を迎えた。回収が不可能と思われていた絶望的な状況から一転、町は誤送金した金額の9割に及ぶ約4300万円の回収に成功したのだ。町を救った“ヒーロー”は、昭和30年生まれの地元・山口県の弁護士。同業者の間でも、思いがけない奇策に注目が集まっているという。

【写真】奇跡の「9割回収」を成し遂げ、阿武町の“ヒーロー”になった中山修身弁護士

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ドラマのような大逆転劇
「ポイントは回収先として、お金を持っていない24歳男性ではなく、決済代行業者に目をつけたこと。しかも、国税徴収法に基づき、わずかしかないであろう滞納税金に基づき、男性が決済代行業者に有していたとされる債権を全額差し押さえるという奇策に驚きました。やはり、自治体の弁護士は考えることが違うなと」

 こう興奮気味に語るのは、「渥美坂井法律事務所弁護士法人 麹町オフィス」代表の渥美陽子弁護士だ。渥美氏ばかりではない。いま弁護士界隈のTwitterには、奇跡の債権回収を成し遂げた阿武町の顧問弁護士に対し、「ドラマのようだ」「これぞプロ」といった賞賛の嵐が吹き荒れているのだ。

 大ピンチからの逆転劇を見せたのは、山口県で弁護士事務所を営む中山修身氏。山口県法曹界では名の知れた、御年67歳の弁護士である。誤振込み問題が発生してからは、中山氏に対する批判の声も大きかった。「なぜ、田口翔容疑者に使い込まれる前に、彼の口座の仮差押えに動かなかったのか」という声もその一つだ。

 だが、「債権回収業務は結果がすべて。使い込まれたと気づいてからの迅速な動きについては、見事だと皆が褒め称えています」(渥美氏)。まさに、9回裏に一発大逆転のホームランを放ったのである。

公序良俗に反する契約
 いったい中山氏はどのような手法で、不可能と思われた回収を成し遂げたのか。

 田口容疑者は、自分の口座に振り込まれた4630万円のほぼすべてを、オンラインカジノに使ったと供述している。

 カジノ口座への資金移動は、デビット決済と決済代行業者への振込みだった。賭博罪がある日本では、海外にサーバーがあったとしてもオンラインカジノでのギャンブルは違法。そのため、カジノサイトへ多額の資金を直接移動させるのは難しく、決済代行業者を利用するのが一般的だ。田口容疑者は約340万円をデビット決済で動かしたが、残りの約4300万円を国内3社の決済代行業者3社の口座に移した。

 結論から言えば、中山氏はこの3社に詰め腹を切らせたわけである。

「報道によると、阿武町は男性と決済代行業者との間の委任契約は、公序良俗に反する契約で無効だと主張したようです。この主張が通ると考えるならば、決済代行業者は、口座に入金されたお金を男性に返さなければならないことになります。阿武町は、男性は決済代行業者に対しこのお金の返還を請求できると主張して、男性の債権を差し押さえたのだと考えられます」(渥美氏)

恫喝
 その際、中山氏が持ち出したのが「国税徴収法」であった。金額は不明だが、田口容疑者はなんらかの税金を滞納していたようだ。

「滞納処分では、税金の徴収のために必要であれば、滞納額を超えて滞納者の財産を差し押さえることができます。実際、同法63条は、債権を差し押さえる場合には、その全額を差し押さえなければならないことを原則としています。だから、たとえ、男性が税金を滞納していた額が1万円であったとしても、男性が決裁代行業者に有していたとされる債権の全額を差し押さえることが可能だったのです」(同)

 それだけではない。その際に、法に基づき「恫喝」したのだ。中山氏は、決済代行業者の口座がある二つの銀行に対して、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」8条1項に基づき、犯罪による収益と関係する「疑わしい取引」が行われているとして金融庁への届出と、同庁の定める「マネー・ロンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づく対応を求めた。

「あなたたちは怪しい取引をしていますよねと暗に圧力をかけたのです。決済代行業者にもやましいところがあったのでは。これ以上突っ込まれることは避けたいと考え、自ら町に全額を返金してしまったのでしょう」(渥美氏)

決済代行業者は泣き寝入りか? 
 町は、田口容疑者の決裁代行業者に対する債権の全額を差し押さえたが、そこから取り立てることができるのは、あくまで、滞納されていた税金の額に限られる。差額は田口容疑者が自分のものとして、返還を求めることができた。他方、町も田口容疑者に対し、誤送金した4630万円の返還を求めることができる状況にあった。町は、これらの返還請求権を相殺する“ウルトラC的な手法”で、田口容疑者に対する債権の回収に成功したわけである。

 割を食ったのは決済代行業者である。現在、山口県警が捜査にあたっているが、海外で運営されているオンラインカジノの金の動きを追うのは困難で、田口容疑者が実際にギャンブルで使いきったかどうかはわかっていない。だが、もし彼の供述が事実ならば、決済代行業者は、田口容疑者がギャンブルで浪費した4300万円を自腹で穴埋めしたということになる。

「それが彼らのリスク判断なのでしょう。決済代行業者が男性に対して、損害賠償請求を検討するかもしれませんが、男性は無資力でしょうからそこから回収は難しいのでは」(同)

反マスク主義者? 
 しかも、影響は今回のケースにとどまらない可能性があるという。

「決済代行業者が阿武町からの請求を認めて男性からの入金を全額返金したということは、自ら公序良俗に反する取引をしていたと認めてしまったに等しい。今後、オンラインカジノで負けた利用者が、決済代行業者に対し公序良俗に反する取引だったため無効であり、入金額相当の債権があると主張し始めるかもしれません」(渥美弁護士)

 決済代行業者にとっては思わぬ波及効果が起きかねないというのである。見事、阿武町を救ったヒーローになった中山氏であるが、24日の記者会見では、突飛なことを言い出して、「変な弁護士」とのレッテルも貼られたという。

「マスクをつけないで会見に臨んでいたのですが、いきなり話の途中で、『申し訳ありませんけれども、私はそういう義務に従うつもりがない。遵法精神がない、同調しないタイプの人間ですので』と断り出したので、ざわつきました」(地元記者)

 これだけのことを成し遂げたのだから、多少の変人ぶりは目をつぶってもいいのかもしれない。

デイリー新潮編集部
新潮社

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航空自衛隊で好きな飛行機

結構、今に近い機体ばかり選ばれている感じなのは、やはりネット投票だからか?若いヒトやネットに出てる、新しいモノしか知らないヒト達なのかな?

F35、かわぐちかいじ「空母いぶき」の通り、ホントに優れているのかな?不良品の国、大量生産結構不良のアメリカ製品だョ!少量生産のスペースシャトルだって、殆どの機体は空中分解した。

個人的には、ランク内にF4EJファントムがなかったコトを嘆きつつ、喜んでいた。

三菱F1やT2がなかったコトも、意外と言うのか、ネットで投票したヒト達は知らない層なのかなと思う。

昔なら、F104Jとかもあった。ヨーロッパとかでは事故も多かったらしいけど、ミサイルやロケット的というか、スゴく未来的でスピードを感じるデザインに感じた。

今は、トム・クルーズ「トップガン・マーベリック」でメイン機となるF18や、40年近く前に放映された「トップガン」のF14は自衛隊機にはならなかった。

元々、F18は、F16にアメリカ空軍の審査で負けたF17の発展型だったハズ。アメリカ海軍で艦上戦闘機として、空母に積まれた。

40年近く経った今では、F18がアメリカ海軍空母戦闘攻撃機の主力になっているハズ。

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航空自衛隊の航空機」機種人気ランキング! 第1位は「F-15J/DJ」に決定!
5/24(火) 19:50 Yahoo!ニュース
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出典:Amazon.co.jp
 2月19日から2月26日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが一番好きな航空自衛隊の航空機は?」というアンケートを実施していました。

【画像:ランキング19位~1位を見る】

 投票対象は、航空自衛隊の公式サイトに掲載されている19種の航空機です。好きな機体が投票項目にない場合は「その他」に投票のうえ、コメントで機種名を教えてもらいました。

 今回のアンケートでは、総数2272票もの投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。

●第2位:F-2A/B
 第2位は得票数677票の「F-2A/B」です。得票率は29.8%でした。

 F-2アメリカのF-16をベースに、日本での運用に合わせて改造開発された戦闘機です。1995年に初飛行に成功し、2000年から全国各地で配備されました。第4.5世代ジェット戦闘機に分類され、単座型が「F-2A」、複座型が「F-2B」となります。

 コメントでは「ちょっと古き機種になりましたが、零戦をジェット戦闘機にしたみたいで好き」「世界最強の対艦番長。生まれた経緯が複雑でなにかと不運な機体だけど、だからこそいとおしい」といった声が寄せられていました。

●第1位:F-15J/DJ
 第1位は得票数761票の「F-15J/DJ」です。得票率は33.5%でした。

 F-15JはアメリカのF-15C/Dイーグルを、航空自衛隊向けにした制空戦闘機です。1972年に初飛行した機体でありながらも、電子機器や搭載装備の近代化によって、現在も航空自衛隊の主力戦闘機として約200機が配備されています。単座型が「F-15J」、複座型が「F-15JD」となります。

 コメントでは「離陸してすぐさま真上に飛び立つ姿がいいですね。エンジン始動時の独特の音が、4キロ以上離れた位置でも聞くことができました」との声が寄せられていました。
Dopey

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ポルシェ935/19、ステージは?

ポルシェ935/19、外観を昔のポルシェ935/78をモチーフ、ポルシェ911GT2をベースに作ったクルマだ。このクルマ、今のところ走れるステージはないのでは?サーキットで走れても、レースでもなく自己満足で好きに飛ばせば、バカなカネ持ちならクラッシュするか死ぬんじゃないの?

それこそ、フェラーリで言うFXXみたいなモデル?ポルシェって、こんなバカなモデルを作って売るのか?

エンツオ亡きフェラーリフィアットの専横、ベルトーネ離れたランボルギーニがVWアウディーの専横を受けたように、ポルシェもVWアウディーの言いなりで、こんなバカなクルマ作りをするようになった。

バカじゃないの?

 

 

 

 

 

 

 

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伝説のポルシェ「モビーディック」が現代に蘇っていた! 生産台数はわずか77台のポルシェ935/19とは
5/21(土) 11:40 Yahoo!ニュース
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ポルシェ935/78“モビーディック”を最新技術で蘇らせたサーキット走行専用モデル
 
ポルシェ911GT2 RSをベースに77台のみが製作されたポルシェ935/19。
 FIA-GT3に代表されるように近年は、自身が表舞台に立って鎬を削るツーリングカーレースがなくなったからでしょうか、自動車メーカーがかつて戦っていた当時のレーシングカーをリバイバルするケースも時折みられるようになりました。以前紹介したBMWCFRPを多用した3.0 CSL Hommageもそんな1台でした。今回は2018年にポルシェがリリースした935の復刻モデル、ポルシェ935/19を紹介しましょう。

【画像】世界にわずか77台! ポルシェ935/19を見る(全14枚)

Gr.5によるシルエットフォーミュラを席巻したポルシェ935
 
ポルシェ935/78“モビーディック”。
 世界最大のスポーツカーメーカー、ポルシェを創設したフェルディナント・ポルシェ博士は、ポルシェがまだメーカーとして活動を開始する以前、クルマの設計開発事務所だったころからレーシングカーの設計開発を手掛けてきました。

 アウトウニオンがレースに投入した一連のPヴァーゲンはその好例です。そんな博士のDNAを引き継いだのでしょうか、ポルシェはメーカーとして活動を開始して以降も、さまざまなレースに挑戦してきました。現在に繋がるスポーツカーの傑作、911をリリースしてからは、これをベースとしたレーシングカーを製作してレース活動に励むことも多くなりました。

 2座(正確には2+2でしたがレギュレーション的には2座席と判別される)のスポーツカーで、車輌分類上はグループ3/4のGTカーとされ、とくに耐久レースでは純レーシングカーを上まわることも度々ありました。そんなポルシェ911が主役となるレースが、1970年代後半に行われたグループ5(Gr.5)によるメイクス世界選手権でした。

 ちなみに、前年までのメイクス世界選手権は同じGr.5でもプロトタイプのカテゴリーBにおけるGr.5で1970年代後半のメイクス選手権の主役となったGr.5は公認生産車のカテゴリーAにおけるGr.5でした。と、厄介な話はさておいて、Gr.5によるメイクス世界選手権が開催されることになると知ったポルシェは、取り急ぎ競技車両を開発します。それがポルシェ935でした。

 ポルシェ935のネーミングは、ポルシェ930をベースにしたGr.5を意味しています。その発展モデルである2シーターのレーシング・スポーツカーとして登場したモデルがGr.6の936。Gr.5はGr.1からGr.4として公認されたクルマをベースにしていなければならなりません。生産台数が400台のGr.4というのもあり、そちらはポルシェ934を名乗っていました。

 400台のレース(ベース)カーというのはじつに微妙なところで、ビッグメーカーにとっては“割の合わない”台数であり、小規模メーカーにとっては実現不可能な数字になります。でもポルシェにとってはちょうど都合のいい台数だったのです。

 そんなこんなで登場した935は、デビューレースから、その威力をまざまざと見せつけます。ワークスのマルティニ・レーシングが2位以下を6周もの周回遅れとしてデビューレースウィン。その2位もプライベートの雄、クレマー・レーシングの935が続き、さらにグループ4の934が総合3位に名を連ねたのです。

 ライバルと目されていたBMWは、ワークスの3.5CSLが8位に食い込んだのがやっとというありさまでした。もちろんGr.5の全車がデビュー戦とあってトラブルは仕方ないのですが、続く第2戦、ムジェロ6時間も開幕戦と同様にマルティニ・レーシングがトップを独走し、2番手のクレマー・レーシングが6周遅れの2位、3位はGr.4のポルシェ934と、まるでビデオを見ているような結果となりました。

 ただし第3戦のシルバーストンからニュルブルクリンク、そしてオステルライヒリンクと3戦連続でポルシェはトラブルもあって優勝を取りこぼしてしまいます。それでも2台体制で臨むようになった第6戦からは本来の強さを取り戻して、ワトキンスグレンとディジョンを連勝し、初代チャンピオンに輝いています。そして流石はポルシェ、1977年に向けても、さらに78年に向けてもマシン開発のペースを緩めません。そうして出来上がったマシンが“モビーディック”のニックネームを持つポルシェ935/78でした。

“モビーディック”をリスペクトした復刻モデル「ポルシェ935/19」
 
リアのボディ下面処理などもGr.5を現代風に解釈した仕上げとなっている。
 ポルシェ935シリーズは大活躍をしてシリーズの始まりから3年連続してワークスのマルティニ・レーシングがチャンピオンに輝きましたが、その圧倒的な強さが災いしてシリーズは凋落。1980年代にはグループCによる世界耐久選手権へとコンバートされていきました。

 そんな935シリーズをリスペクトして出来上がった復刻モデルが、2018年の9月に発表されたポルシェ935/19です。1970年代後半の世界メーカー選手権で活躍したシルエットフォーミュラの集大成、ポルシェ935/78“モビーディック”を、最新のテクノロジーと最新のメカニズムで蘇らせた、わずか77台のみのサーキット走行専用モデル、ということになります。

 ベースとなったのは発表当時現役だった991型ポルシェ911 GT2 RS。935/78へのオマージュとして、フラットノーズや大きく張り出した前後のオーバーフェンダー、そしてそのリヤのオーバーフェンダーと一体成型されたリヤカウルと、2枚のステーで支持されたリヤウイング。さらにアンダーベンチュリーのアップスウィーパーを模したリヤのボディ下面処理なども、Gr.5を現代風に解釈した仕上げとなっています。

 そんな935/19ですが、935/78に対する最大のオマージュは、ボンネットからリヤのオーバーフェンダートップへと流れるマルティニ・ストライプでしょう。ラリーでもランチアのワークスマシンを彩ったことも記憶に留めていますが、レースではポルシェです。

 パワーユニットもベース車と同じ3.8Lフラット6のツインターボで、最高出力も同じく700psとなっていました。ボディの大部分はCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製で、車両重量も1380kgに抑えられた935/19には充分なパフォーマンスを提供しています。

 ちなみに最高速は340km/h、0~100km/h加速は2.8秒とされていました。このエンジンに組み合わされるトランスミッションは7速のPDK。これは(ポルシェ・ドッペルクップルング=Porsche-doppelkupplung)の略称で、スペースの関係もあって詳細は省きますが、これはポルシェが開発した奇数段用と偶数段用2本のシャフトを持ったデュアルクラッチ式オートマチックトランスミッションのこと。

 つまりサーキット専用を謳う935/19はオートマチック限定免許でも運転できるという訳です。残念ながらサーキット専用ではあってもレース向けではないし、何よりも迎え入れてくれるレースカテゴリーがないため、935/19が実際にレースに出場するのは難しいのですが、ロールケージや6点式のセーフティ・ハーネスなども標準で装備されています。
原田 了

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事故の原因、2クラス混走!横一線のレースにするべき。

元々、スーパーGTのGT300、本来の性能を半分も発揮できない、吸気や燃料流量制限を受けている。ソレは、ヒトが今のコロナバカ対応でマスクしてる以上に、口と鼻塞いで足枷着けて走らされているようなモノだ。

GT300は、GT500に対して意図的に設けられる、走る障害物だ。ワザと危険要因を設けて、速く走れない制限にしている。世界の名だたるスーパーカースポーツカーが何でプリウスハチロクやBRZに抜かれるから、どれだけ雁字搦め制限受けてるかわかる。有名外車メーカーも、こんなドンガメ扱いのためにクルマを出したくはない。実際、撤退したメーカーもある。(正確には、参加チームへのサポートを打ち切り、クルマをチェンジさせた。)

GT500も、所詮ドンガラ見せかけだけ市販車のカッコしてるだけのクルマだ。NSXは本来ミドシップをFRにネジ曲げられ、スープラもGT-RもNSXも2リッター直4ターボだ。

こんなバカな混走続ける限り、こういうクラッシュはなくならない。

せめて、横一線のレースにするべきなのだ。

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スーパーGT】富士で大クラッシュの22号車アールキューズ、第3戦鈴鹿は欠場「世界情勢等の影響でパーツ調達に時間要する」
5/24(火) 16:10 Yahoo!ニュース

クラッシュ後、マシンから脱出する和田
 富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第2戦で、22号車アールキューズ AMG GT3は大クラッシュに見舞われた。第3戦鈴鹿のエントリーリストからは外れていた22号車だが、R'Qs MOTOR SPORTSはリリースにて改めて欠場を報告した。

【写真】その後の3号車のクラッシュではガードレールが大きく破損

 今年共に還暦を迎える和田久と城内政樹のコンビで参戦しているR'Qs MOTOR SPORTS。彼らは昨年、オートポリスで他車の追突を受ける形で大クラッシュし、マシンが全損となるアクシデントに見舞われた。そして今季は、Arnage Racingが走らせていたメルセデスAMG GT3を譲り受ける形で参戦を継続していた。

 しかし22号車は、富士でまたしても大きなアクシデントに見舞われた。38周目の100R立ち上がりで和田がコントロールを失い、いわゆる“イン巻き”状態でバリアに激突。左側の前後タイヤは外れ、運転席側のドアも壊れるなど大きな損傷があり、セッションは赤旗中断となったが、和田は幸い大きな怪我はなく、その後の精密検査でも異常はなかったという。

 ただ、車両のダメージは甚大……チームは第3戦鈴鹿を欠場することとなった。リリースでは欠場について「現在の世界情勢等からドイツからのパーツの調達に時間を要する状況で、第3戦鈴鹿までのインターバルが短いため」と説明されている。黒田朋宏監督は、「きっちりとマシンを修復し、2022シーズン残りのレースに備えたい」とコメントしている。

 またドライバーでありエントラント代表である和田は、関係各所に対する謝罪のコメントを寄せた。

富士スピードウェイまで足を運んで観戦されていた観客の皆様、テレビ中継等でご覧になっておられた多くのスーパーGTファンの方々、また各チーム関係者の皆様に対して、車両のクラッシュ・赤旗中断によりコースの修復作業に時間がかかり、白熱していたレースの周回数が減ることとなり、お詫び申し上げます」

「クラッシュの原因を精査し、これからこのようなことが起こらないようにチーム一同とともに十分留意してまいります」

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芦田愛菜、資格取るまで女優再開はムリ?

芦田愛菜、今は慶応エスカレーターに乗っている。今の慶応考えれば、慶応側の知名度欲しさを考えれば、合格も進級も不思議はない。今の彼女の使える時間を考えたら、フツ~の高校で5番以内など、あり得ない。イヤ、今の慶応生徒の自堕落ぶりを考えたら、あり得るかも。5番以内でなくとも、彼女用の枠が設けられるかも知れないし、あまり安直に来られたくないから、落とす可能性もある。

いずれにせよ、彼女のような状況では、国公立大医学部はあり得ない。私大医学部でしかムリだ。後は、そのまま慶応大学医学部が受け入れるか、他の知名度欲しい私大医学部がオファーするかだろう。

名前だけなら、北里柴三郎(カレ自身は東大医学部)の名を冠した北里大とか、「ひとつ屋根の下」で福山雅治が通ったコトになってる杏林大とかどうかな?元々、野口英世だって私大なのだし。漫画家だって、手塚治虫始め医師免許所有者はいる。資格取るまで、女優再開は厳しいのでは?

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「医学部進学」報道の芦田愛菜は芸能界に残るのか 医者と女優という「悩ましい二者択一」〈dot.〉
5/24(火) 11:30 Yahoo!ニュース
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芦田愛菜
 3歳で芸能界に入り、6歳のとき「マルモのおきて」で連ドラ初主演。日本を代表する“天才子役”として活躍し続けてきた芦田愛菜(17)。現在は都内の超有名私立女子高に在籍し、彼女の夢である「病理医」を目指して学業と芸能活動を両立させているが、このほど「医学部への進学が内定」との報道があり、世間をざわつかせた。ハイレベルな学業と両立を続けてきた芦田愛菜だが、医学部進学となれば芸能活動に割ける時間は極端に少なくなる。

【写真】ぽっちゃり子役の「細山くん」が、外資系金融のエリートサラリーマンになっていた!

「芦田さんが通う超有名私立女子高は、内部進学で医学部に進むには学内でトップ5に入らなければいけないと言われているほど狭き門。さらに、医学部生になれば毎日授業や実習があり、より忙しくなるのは目に見えています。引退説までささやかれていますが、しばらくは芸能活動も続けるでしょう。現在、『サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん』のみ司会としてレギュラー出演していますが、おそらく収録は2週に一度。医学部生もバイトぐらいはするわけですから、これぐらいの仕事量なら今後もこなせるはずです。芦田さんは子役専門の事務所に所属しているため、学業を優先しやすい環境にあります。大学に入ってすぐさま引退ということははないと思いますが、学業優先でやっていくことは間違いないでしょう」(芸能関係者)

 6月17日からは主演映画「メタモルフォーゼの縁側」の公開も控えている芦田。2年ぶりの主演映画とあって、女優としてもより注目される作品になりそうだ。

「今も学業優先で忙しいなか、今回の映画を撮影したようですが、映画だと2カ月くらい連日のように撮影が入ってしまう。医学部に入ってしまうと、まとまった時間が取れないので、映画に出演することも難しくなるでしょう。本作が最後の主演映画になる可能性もあります。ちなみに、最後の連ドラ主演は2016年の『OUR HOUSE』までさかのぼり、映画よりもさらに時間が奪われる連ドラ主演は今後も難しいかもしれません。芦田さんは6歳で主演を勝ち取りブレークしましたが、以降はいわゆる代表作には恵まれてない。元子役たちが避けては通れない試練とも言えますが、優秀な彼女の場合、学業を優先するあまりチャンスが少なかった面もある。私たちはまだ女優・芦田愛菜の“真の実力”を見ていないとも言えるのではないでしょうか」(ドラマ脚本家)

■10代からの圧倒的支持

 一方、「このまま天才子役のイメージで終わるのはもったいない」と言うのは、スポーツ紙の芸能担当記者だ。

愛菜ちゃんが実家のある兵庫県の小学校に通っていた頃、当然ながら彼女は関西弁でした。そして、お母さんと新幹線で東京の収録現場に通うことになるのですが、名古屋を過ぎて東京が近づくにつれ、どんどんキレイな標準語になっていったというエピソードが本人から語られたことがあります。映画やドラマの制作スタッフからも、歴代の天才子役の中でも、女優としてのセンスは群を抜いていたという声はよく聞きます。愛菜ちゃんの読書量は小学校時代から年間60冊を超え、中学になってからは年間300冊以上を読み続けているとか。学生として相当優秀であったのは明らかです。つまり、愛菜ちゃんは学業が優秀すぎるあまり、芸能活動続行が難しくなりつつある。いま、神木隆之介伊藤沙莉など元子役たちの再ブレークで、“子役は短命”という芸能界のジンクスが崩れつつある。愛菜ちゃんには元天才子役の代表として、ぜひこの流れをリードしてほしいですね」

 TVウオッチャーの中村裕一氏は芦田愛菜についてこう述べる。

マーケティング会社が4月に発表した高校生を対象にしたアンケートの『同世代で憧れている、目指している人』部門で、人気ユーチューバーと彼女が同率1位だったことが大きな話題を呼びました。また今月発表された、現役高校生対象の『人生相談したい芸能人』というリクルートの調査でも、マツコ・デラックスひろゆきを抑えて堂々の1位に輝きました。それだけ若い世代が注目する存在なのです。もはや単なる『子役出身』という肩書を超越しつつあることは間違いないでしょう。俳優やタレントとしてさらなる活躍を望む声が非常に多いとは思いますが、このまま芸能界から潔く去ったとしても、それが伝説となり、彼女の名前は末永く私たちの記憶に刻まれるのではないでしょうか」

 彼女の才能がこのまま消えゆくのはあまりにも惜しい。大人になった芦田愛菜の覚醒を期待せずにはいられない。(藤原三星

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BMW M4、BMW史上ニュル最速!だけど・・・。

ポルシェが水平対向4/6気筒メインなのと同様、BMWは元々直列4/6気筒の会社だ。

76年メーカー世界選手権から、RRの935で戦ったポルシェに対して、BMWはFRのCSLターボとCSLで対抗した。BMWランボルギーニとのM1計画頓挫により、77年以降は、ポルシェの独壇場になった。

今は、直接対決の舞台はないが、市販車技術の戦いとして、全長約21キロのニュルブルクリンクのラップタイムはショートサーキットのレースと違ってごまかし利かない比較になる。

BMWとしては史上最速だが、ニュル7分20秒では市販車ベスト10にも入らず、車重的にもラップタイム的にもポルシェに追い付かない。

過大装備⇒過大サイズ⇒過大重量⇒過大馬力&トルク⇒過大価格スパイラル、こういうクルマ作りしてる間はダメなんじゃないの?

いっそ、グループ6のマーチ74SBMW、300馬力&トルク20キロの車重600キロに保安部品取り付けたイメージで、どれくらいのタイムを出せる?確か、鋼管フレームにFRPカウルのハズ。或は、パノスをフレーム構造に置換しても、かなり軽量化できるのでは?

少なくとも、ペラペラアルミ板や鉄板やカーボンモノコックでは軽量化も剛性もコストもバランス取れない。

鋼管フレーム或はアルミフレーム、モノコックにしてもアルミハニカムに戻すくらいの検討は必要に思う。

 

 

 

 

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【動画付き】BMW史上ニュル最速! トップバージョンスポーツクーペ BMW M4 CSLついに登場!
5/24(火) 10:36 Yahoo!ニュース
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M4CSLは1000台限定。すでに売り切れとも言われている。
BMWBMW M 50周年記念モデル M4 CSL発表。スポーツクーペのエクストリームバージョンは軽量化とパワーアップを両立。M4 CSLについての全情報を公開!

【動画】BMW史上最速記録! M4CSLがニュルブルクリンクを激走!

先輩の「M3 CSL」からよろしく!
クーペ、スポーツ、軽量構造。感情をダイレクトに解放する3つの言葉。そして、このモデルは史上最高のスポーツクーペの2台と、切っても切れない関係にあるのだ。頭文字をとって「CSL」と略され、以前は「3.0 CSL」と「M3 CSL」にのみ設定されていた。今までは・・・。なぜなら、BMW M社の記念すべき50周年に合わせ、ここにCSLナンバー3、新型「M4 CSL」が登場したからだ。「M3 CSL(2003)」からちょうど20年が経つこのタイミングで。

外観: M4 CSLに赤のアクセントを追加
 
このアニバーサリーを記念して、M4 CSLには、「50 years of BMW M」のロゴがあしらわれている。各CSLには、赤で囲ったキドニーグリルが与えられている。
「M4 CSL」の外観は、間違いなくスポーティだ。軽量で通気性の高いインレイの採用により、キドニーグリル部分の呼吸がさらに自由になり、横方向のウィングを備えたカーボン製フロントリップはフロントアクスルにダウンフォースをもたらし、ボンネットのカーボン部分はファイバー構造を見ることができる。

しかし、それはあくまで装飾的な意味合いでのことだ。キドニーグリルとカーボンストライプは赤で縁取られ、スカートとシルトリムは赤でアクセントをつけ、CFRPルーフは赤のラインが入り、カーボンセラミックブレーキシステムのブレーキキャリパーも赤で統一されている。

 
リアには高いティアオフエッジと、フィリグリーライトグラフィックを施したテールランプを採用。ここではレーザー技術が活躍している。
また、「CSL」専用リムに、混合タイヤ(フロント19インチ/リア20インチ)、CSL専用に開発されたCup 2 Rタイヤが用意されている。リアでは、2016年の「M4 GTS」とは異なり、新型「M4 CSL」には付属のウィングはなく、CFRP製のリアリッドからカーブした一体型のスポイラーが与えられている。

右と左には、レーザーテールランプが初めて光っている。テールランプに有機EL技術を採用した「M4 GTS」から6年、2022年の照明技術の可能性を示している。さらにその下には、チタン製リアサイレンサーの先端をなすクラシカルなテールパイプが配置されている。断熱材を減らすことと合わせて、「M4 CSL」はこのような装備でも生き生きとした音を奏でるはずだ。

内装: リアシートはないがヘルメットネットはある
 
アルカンターラとブルータルバケットシート特別仕様車のインテリアを特徴づけている。
BMW M社は、剛性の高いボディシェルは、横方向にも絶大な支持力を発揮すると語る。「M3」や「M4」のオプションのMカーボンシェルシートは、「CSL」に標準装備されている。

座高を高くしたり低くしたりしたい場合は、工房に出向いて調整しなければならない。また、「CSL」のインテリアでは、リアシートベンチや「CSL」ロゴの代わりに、アルカンターラステアリングホイール、ヘルメットネット、カーペットが標準装備されている。

技術的な変更点: 地上高の減少&ストラットブレースの変更
スーパースポーツ「M4」は、8mmのローダウン、ネガティブキャンバーを増した「CSL」専用のアクスルキネマティクス、フロントアクスルの新しいストラットブレース、リアアクスルのラバージョイントの代わりにボールジョイントが採用されている。

軽量化: M4の名に恥じない軽量化構造
 
リヤベンチシートの代わりに、フロントシートの後ろにヘルメットネットを設置し、サーキット走行に備えている。
CSLとは「Competition、Sport、Lightweight」を意味する。 「M4 CSL」でも抜かりはない。ラゲッジルームの「洗練」と惜しみなく施された遮音材により、15kgの軽量化を実現し、さらに内装でも大きな軽量化が図られた。標準の「M4コンペティション」と比較して、フルカーボンのシートはさらに24kgの質量の軽減を実現している。また、リアシートベンチを省略し、センターコンソールは全てカーボン製となっている。

そして今、私たちは思考に一線を引き、軽量化の取り組みが何をもたらしたかを再確認している。M GmbHは、ただでさえ軽量な「M4コンペティション」と比較して、100kgの軽量化を実現したと主張している。「M4 CSL」の車両重量は1,625kgで、「コンペティションM4」よりかなり軽いのが、公平に見て、超軽量とは言い難いのも事実だ。

エンジンと性能: BMWスペシャルモデルのパワーアップ
 
新しいストラットブレースは、車の剛性をさらに高め、サイドの見栄えも良くしている。
550馬力の最高出力と650Nmの最大トルクは、おなじみの8速オートマチックトランスミッションでリアアクスルに送られる。CSLの名に恥じないBMW史上最速のタイムをニュルブルクリンクで記録した。そのタイムは7分15秒677だ。

その結果、0-100km/h加速は3.7秒を実現している。その7秒後には200km/hにまで到達する。最高速度は307km/hだ。「M4 CSL」のニュルブルクリンクサーキットの北コース、ノルトシュライフェ(通称: 緑の地獄)でのタイムは、7分20秒207で、直進の速さだけでなく、新型「CSL」がロードゴーイングBMW史上最速であることを証明している。

価格と生産台数: BMW M4 CSLは1000台のみ製造される予定
当然、購入者はその高性能限定モデルに対する代償を払うことになる。BMWは、「M4 CSL」に少なくとも165,200ユーロ(約2,265万円)を要求している。しかも、この「第3世代CSL」は1,000台しか作られないという。「CSL」という略称は、アイコンモデルとして、多くの愛好家間で、これからもさまざまな感情を解き放つことになりそうだ。


Text:
Photo: BMW AG
Peter R. Fischer

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