BMW M4、BMW史上ニュル最速!だけど・・・。

ポルシェが水平対向4/6気筒メインなのと同様、BMWは元々直列4/6気筒の会社だ。

76年メーカー世界選手権から、RRの935で戦ったポルシェに対して、BMWはFRのCSLターボとCSLで対抗した。BMWランボルギーニとのM1計画頓挫により、77年以降は、ポルシェの独壇場になった。

今は、直接対決の舞台はないが、市販車技術の戦いとして、全長約21キロのニュルブルクリンクのラップタイムはショートサーキットのレースと違ってごまかし利かない比較になる。

BMWとしては史上最速だが、ニュル7分20秒では市販車ベスト10にも入らず、車重的にもラップタイム的にもポルシェに追い付かない。

過大装備⇒過大サイズ⇒過大重量⇒過大馬力&トルク⇒過大価格スパイラル、こういうクルマ作りしてる間はダメなんじゃないの?

いっそ、グループ6のマーチ74SBMW、300馬力&トルク20キロの車重600キロに保安部品取り付けたイメージで、どれくらいのタイムを出せる?確か、鋼管フレームにFRPカウルのハズ。或は、パノスをフレーム構造に置換しても、かなり軽量化できるのでは?

少なくとも、ペラペラアルミ板や鉄板やカーボンモノコックでは軽量化も剛性もコストもバランス取れない。

鋼管フレーム或はアルミフレーム、モノコックにしてもアルミハニカムに戻すくらいの検討は必要に思う。

 

 

 

 

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【動画付き】BMW史上ニュル最速! トップバージョンスポーツクーペ BMW M4 CSLついに登場!
5/24(火) 10:36 Yahoo!ニュース
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M4CSLは1000台限定。すでに売り切れとも言われている。
BMWBMW M 50周年記念モデル M4 CSL発表。スポーツクーペのエクストリームバージョンは軽量化とパワーアップを両立。M4 CSLについての全情報を公開!

【動画】BMW史上最速記録! M4CSLがニュルブルクリンクを激走!

先輩の「M3 CSL」からよろしく!
クーペ、スポーツ、軽量構造。感情をダイレクトに解放する3つの言葉。そして、このモデルは史上最高のスポーツクーペの2台と、切っても切れない関係にあるのだ。頭文字をとって「CSL」と略され、以前は「3.0 CSL」と「M3 CSL」にのみ設定されていた。今までは・・・。なぜなら、BMW M社の記念すべき50周年に合わせ、ここにCSLナンバー3、新型「M4 CSL」が登場したからだ。「M3 CSL(2003)」からちょうど20年が経つこのタイミングで。

外観: M4 CSLに赤のアクセントを追加
 
このアニバーサリーを記念して、M4 CSLには、「50 years of BMW M」のロゴがあしらわれている。各CSLには、赤で囲ったキドニーグリルが与えられている。
「M4 CSL」の外観は、間違いなくスポーティだ。軽量で通気性の高いインレイの採用により、キドニーグリル部分の呼吸がさらに自由になり、横方向のウィングを備えたカーボン製フロントリップはフロントアクスルにダウンフォースをもたらし、ボンネットのカーボン部分はファイバー構造を見ることができる。

しかし、それはあくまで装飾的な意味合いでのことだ。キドニーグリルとカーボンストライプは赤で縁取られ、スカートとシルトリムは赤でアクセントをつけ、CFRPルーフは赤のラインが入り、カーボンセラミックブレーキシステムのブレーキキャリパーも赤で統一されている。

 
リアには高いティアオフエッジと、フィリグリーライトグラフィックを施したテールランプを採用。ここではレーザー技術が活躍している。
また、「CSL」専用リムに、混合タイヤ(フロント19インチ/リア20インチ)、CSL専用に開発されたCup 2 Rタイヤが用意されている。リアでは、2016年の「M4 GTS」とは異なり、新型「M4 CSL」には付属のウィングはなく、CFRP製のリアリッドからカーブした一体型のスポイラーが与えられている。

右と左には、レーザーテールランプが初めて光っている。テールランプに有機EL技術を採用した「M4 GTS」から6年、2022年の照明技術の可能性を示している。さらにその下には、チタン製リアサイレンサーの先端をなすクラシカルなテールパイプが配置されている。断熱材を減らすことと合わせて、「M4 CSL」はこのような装備でも生き生きとした音を奏でるはずだ。

内装: リアシートはないがヘルメットネットはある
 
アルカンターラとブルータルバケットシート特別仕様車のインテリアを特徴づけている。
BMW M社は、剛性の高いボディシェルは、横方向にも絶大な支持力を発揮すると語る。「M3」や「M4」のオプションのMカーボンシェルシートは、「CSL」に標準装備されている。

座高を高くしたり低くしたりしたい場合は、工房に出向いて調整しなければならない。また、「CSL」のインテリアでは、リアシートベンチや「CSL」ロゴの代わりに、アルカンターラステアリングホイール、ヘルメットネット、カーペットが標準装備されている。

技術的な変更点: 地上高の減少&ストラットブレースの変更
スーパースポーツ「M4」は、8mmのローダウン、ネガティブキャンバーを増した「CSL」専用のアクスルキネマティクス、フロントアクスルの新しいストラットブレース、リアアクスルのラバージョイントの代わりにボールジョイントが採用されている。

軽量化: M4の名に恥じない軽量化構造
 
リヤベンチシートの代わりに、フロントシートの後ろにヘルメットネットを設置し、サーキット走行に備えている。
CSLとは「Competition、Sport、Lightweight」を意味する。 「M4 CSL」でも抜かりはない。ラゲッジルームの「洗練」と惜しみなく施された遮音材により、15kgの軽量化を実現し、さらに内装でも大きな軽量化が図られた。標準の「M4コンペティション」と比較して、フルカーボンのシートはさらに24kgの質量の軽減を実現している。また、リアシートベンチを省略し、センターコンソールは全てカーボン製となっている。

そして今、私たちは思考に一線を引き、軽量化の取り組みが何をもたらしたかを再確認している。M GmbHは、ただでさえ軽量な「M4コンペティション」と比較して、100kgの軽量化を実現したと主張している。「M4 CSL」の車両重量は1,625kgで、「コンペティションM4」よりかなり軽いのが、公平に見て、超軽量とは言い難いのも事実だ。

エンジンと性能: BMWスペシャルモデルのパワーアップ
 
新しいストラットブレースは、車の剛性をさらに高め、サイドの見栄えも良くしている。
550馬力の最高出力と650Nmの最大トルクは、おなじみの8速オートマチックトランスミッションでリアアクスルに送られる。CSLの名に恥じないBMW史上最速のタイムをニュルブルクリンクで記録した。そのタイムは7分15秒677だ。

その結果、0-100km/h加速は3.7秒を実現している。その7秒後には200km/hにまで到達する。最高速度は307km/hだ。「M4 CSL」のニュルブルクリンクサーキットの北コース、ノルトシュライフェ(通称: 緑の地獄)でのタイムは、7分20秒207で、直進の速さだけでなく、新型「CSL」がロードゴーイングBMW史上最速であることを証明している。

価格と生産台数: BMW M4 CSLは1000台のみ製造される予定
当然、購入者はその高性能限定モデルに対する代償を払うことになる。BMWは、「M4 CSL」に少なくとも165,200ユーロ(約2,265万円)を要求している。しかも、この「第3世代CSL」は1,000台しか作られないという。「CSL」という略称は、アイコンモデルとして、多くの愛好家間で、これからもさまざまな感情を解き放つことになりそうだ。


Text:
Photo: BMW AG
Peter R. Fischer

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