生田絵梨花、単なる御嬢様の道楽披露

ドイツのデュッセルドルフ生まれ育ちで、幼い頃からピアノやって、エスカレーターで私立音大進学って、ほぼほぼ御嬢様のコースだ。

嘗て、秋元康はAKBと"公式ライバル"乃木坂について、「AKBは公立高、乃木坂は私立高」と表現した。

乃木坂でも、その御嬢様御花畑キャラを存分に発揮した。庶民系たるAKBではダメだったろう。

進学のため一時休業表明し、唯一のセンター曲もある。そんなにまでして進んだ私立音大は中退した。

乃木坂だからこそ、キャラが活きた。大してアタマ良いワケでもない。適当に褒めるのが上手いオトコに共演か演技指導でダマされて、食われちゃうだろう。

大人数グループで活きた個性だったのに・・・生駒、白石、生田、何かあまり良い方向の卒業になってない気がする。

 

 

 

 

 

 

 

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生田絵梨花」が乃木坂46を卒業して1カ月、齋藤飛鳥も称賛する「すごさ」を再検証
2/6(日) 17:00 Yahoo!ニュース
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生田絵梨花
 昨年末の「NHK紅白歌合戦」をもって乃木坂46を卒業した生田絵梨花(25)。そのリハーサルの際、取材に応じたメンバーの齋藤飛鳥(23)はこんな印象的なコメントを残している。「うちの生田はすごいんだぞ」。

【写真4枚】乃木坂46時代の生田絵梨花

 実際、その通りである。グループを離れて1カ月が過ぎた今、そのすごさを改めて検証し、今後の彼女がどんな活躍をするか考えてみたい。

 まずはすごすぎるエリート経歴から。1997年1月22日生まれだが、その出生地はドイツのデュッセルドルフ。父親の仕事の関係で5歳のときに帰国し、以後は東京で育ったバリバリの帰国子女だ。ただしドイツで過ごしたのが幼稚園のときだったので、ドイツ語は忘れてしまったそう。小・中学生のときはクラシックバレエや書道、英会話など週6の習い事で多忙だったと語っている。その甲斐あって、書道検定準7段、実用数学技能検定3級、日本漢字能力検定準2級、実用英語技能検定2級といった資格を取得している。中学時代の期末試験はほぼ学年1位か2位の成績だったというから驚きだ。グループきっての“才媛”と称されていた。

 デビューから卒業するまでに発売されたシングル表題曲の全28曲中27曲で選抜入りしている点もすごいところだ。14年10月に発売された10thシングル「何度目の青空か?」では初めてのセンターも務めた。唯一選抜入りを逃した9thシングル「夏のFree&Easy」(14年7月リリース)も、大学進学の準備期間として一時休業していたため。学業を優先しなければ、同じ1期生の卒業生・高山一実(27)と並ぶ28作連続選抜入りという快挙を達成していたハズなのである。

 進学先は実技試験が難しく、難関音楽大学として知られる東京音楽大学音楽学部ピアノ科だった。昨年末の「紅白歌合戦」を観ていたら分かる通り、彼女のピアノの腕前はかなりのものである。3歳のころから習い始め、中学時代には東京代表として全国大会のコンクールに出場した。14歳のときには第21回日本クラシック音楽コンクール(日本クラシック音楽協会主催)のピアノ部門で入選。ライブや歌番組でもたびたび生演奏を披露している。芸能界でも評価は高く、小室哲哉(63)が「乃木坂46の生田さんのピアノはすごいよね。高いレベルの音楽の話ができる」と大絶賛していたと秋元康(63)が明かし、ファンの間で話題となったこともあった。

ミュージカルへの情熱
紅白歌合戦」をご覧になっていた方の中にはピアノ演奏の技術の高さとともに、高く伸びる美しい歌声にも驚かされた人もいるに違いない。その歌唱力は“専門家や音大生が選ぶ、本当に歌が上手いJ-POP歌手”といった番組でも必ずランクインするほどの実力である。

 彼女の歌唱力は「FNS歌謡祭」や「MUSIC FAIR」(以上、フジテレビ系)でのコラボステージによって、アイドルファン以外にも広く認知されるようになった。21年5月には亀田誠治が実行委員長を務める「日比谷音楽祭2021」に参加。錚々たるバンドメンバーと共に5thシングル「君の名は希望」を弾き語り、いきいきとした笑顔でトップバッターの大役を務め上げた姿が印象的だった。

 この自慢の歌声を武器にミュージカル女優としても活躍していることは広く知られている。6歳のころに初めて観たミュージカル「アニー」の影響でミュージカル女優を目指し、グループ加入前の10歳のときに「ココ・スマイル5~明日へのロックンロール~」で初舞台を踏んでもいる。

 乃木坂46として活動を始めたあともミュージカルへの情熱は衰えることがなかった。最初はオーディションを受けて役を勝ち取っていたが、今では主演やヒロインを任される引っ張りだこの女優だ(そこに至るまでの道のりは決して平坦ではなかったそうで、ボイストレーニングなどの努力を積み重ねた結果として、少しずつ周囲に認められていったと過去のインタビューで語っている)。主な出演舞台には「虹のプレリュード」、「リボンの騎士」、「ロミオ&ジュリエット」、「レ・ミゼラブル」、「モーツァルト!」など。今年5月には「四月は君の嘘」の上演も予定されている。

 17年には第8回岩谷時子賞奨励賞を、19年には菊田一夫演劇賞を受賞。共演経験の多い俳優の井上芳雄(42)は彼女のことを「才能のオバケ」と評している。グループ結成直後に開催され、乃木坂46メンバーにとっては登竜門とされている舞台公演「16人のプリンシパル」から圧倒的な才覚とセンスを発揮していたが、グループを飛び出し着実にキャリアを積み上げていけたのは、多忙を極める日々の中でも決して努力を怠らなかったからだろう。彼女が特集された19年4月1日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)では、東京で6時間「ロミオ&ジュリエット」の稽古を行った後にそのまま新幹線に飛び乗り、乃木坂46のバースデーライブが開催される大阪へ向かう姿が映し出されていた。会場入りした生田は、深夜にステージのリハーサルとピアノの練習を行っており、頭が下がる。

バラエティの対応力
 最後に挙げるのは、バラエティでの対応力のすごさである。ロケバスでの移動中、しかもメンバーたちがコンサート終わりで疲労困憊しているなかで突然歌い出したり、隣のメンバーにウザ絡みしたりといった“ジャイアン”的なエピソードが多々あるのだが、この自由気ままな振る舞いがバラエティでは大きな“笑い”に変わるのである。

 ファンの誰もが知っているのが、“伝説のIH事件”。グループ加入当初、冠番組の企画でだし巻き卵作りに挑戦。だが、料理経験がなかったため、IHコンロの使い方が分からず、直接溶き卵をぶちまけて大惨事となってしまったのである。以来“クッキングモンスター”と呼ばれ、今でも語り草となっているのだ(現在は料理の腕前は自炊できるまでに上達している)。

 ぶっ飛んだ思考や行動で観るものを楽しませてきた生田の最もハチャメチャな場面は、19年11月に「乃木坂工事中」(テレビ東京系列)で放送された“VTR QUEEN決定戦”だ。乃木坂46メンバーが自分のやりたいことを完全自己プロデュースでVTR作品化する内容で、彼女が挑んだ企画は“生田絵梨花の同化してるぜ!”。全身グレーの衣装を身にまとい登場するとワイヤーで釣り上げられ、衣装の色と同じグレーの天井と同化。その部屋にメンバーをニセ企画のコメント収録で呼び出し、頭上の天井でミッションをこなして、どこまでバレずにできるのかを検証するという実にバカバカしいものだった。

 みかんやコンビニおにぎりを食べても意外と気づかれなかった彼女は、折り畳み傘を開いてみたり、3メートル下のグラスからロングストローでジュースを飲んだりなどやりたい放題。まさに“どうかしてるぜ!”級の面白さだった。

 このようにバラエティに対しては、誰も思いつかない発想を武器に天才的な才能を発揮する。現在公開中の「コンフィデンスマンJP 英雄編」に出演しているように、今後はミュージカルを含む女優業が中心になりそうだが、バラエティには出演してもらいたいものだ。卒業を機にあらたに所属した事務所は、お笑い芸人が多数所属する太田プロダクション。その可能性は少なからずあるはずで、密かに期待している。

上杉純也

デイリー新潮編集部
新潮社

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