別に、中日・根尾昴に限らない。長いイニングではなく、左右に限らずピンチのワンポイントに使える投手を外野に置く方が、戦略的にメリットあるのだ。通常、先発や中継や抑えの柱が本格派なら、タマ筋違うスリークオーターやサイドやアンダーの投手が都合良かったりする。ピンチやタルんだ場面、1人必殺で登板し、また元の守備位置に戻る。投手全員に、外野守備練習を課したら良いのだ。その中で、打撃でも貢献したい/出番やチャンスが欲しい選手が二刀流と言わなくてもバントや打撃や走塁練習をすれば良いのだ。
投手や捕手も、キチンと打撃や走塁練習するコトで、配球にも奥行がデキるし、よりチームに貢献する機会が増やせる。そもそも、専念するコトがプロだと思っているコト自体がバカの発想だ。
大学や社会人になって、専念という名の免除を受けた選手には、最初からこの道はない。中学高校迄で野手と投手やって、走塁打撃守備投球で貢献して来た選手でなければムリだ。
指導側も、専念という名の片端選手ではムリだ。というか、今のNPBなら桑田真澄以外1人もいないだろう。
もちろん、中日にいないコトはわかっていて、根尾を投手専念させようと結論付けたのだろう。
入ったチームが不幸だった。
新庄がいる内に、日ハムにトレードされた方が、上原より優れた二刀流になり得る。
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【中日】投手転向の根尾昂「野手に未練は?」に「もちろんもっと打ちたい」「打席に立つ機会もある」 一問一答
6/15(水) 17:38 Yahoo!ニュース
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中日・根尾昂は投内連係で無難な動きを見せた
投手に本格転向することが決まった中日・根尾昂選手が15日、バンテリンドームでの全体練習に参加し、キャッチボール、投内連係、ブルペン投球とピッチャーとしてのメニューをこなした。練習後には「もっと打ちたい」と話すなど、野手としての未練もにじませながら、投手としての再出発に決意を込めた。以下は一問一答。
【写真】投手用のグラブを持参した根尾
―今日の練習を振り返って
「野手目線から投手の練習に入って、新鮮でした」
―野手から投手は難しい決断。いきさつは
「立浪監督とシーズン始まってからもそうですし、昨シーズン終わりでずっと話はさせて頂いていたんで、このタイミングになったかという感じですね」
―外野手転向、ショート再挑戦などもあったが、ここで投手挑戦になった決め手は
「日々、ずっと外野の練習、内野の練習、打撃練習をやらせてもらってきて、より試合で自分が活躍できるかを想像しながら、また監督もそうですし、落合ヘッド、打撃コーチの方々と話をしながら、現時点で投手登録なんですけど、投手でやっていくというところを一番に思ってやるんですけど…」
(続けて)
「ただ打撃練習もしますし、今までやってきたことがゼロになるわけではないので、ここに関しては前向きにというか、過去に例が、野手から投手になった例がないというのは聞いてはいるんですけど、僕は僕なんで、しっかりやれることをやっていきたいです」
―完全に一本ではないのか
「登録がピッチャーになるという形で、今まで高校3年生までは(投手を)やっていましたけど、プロ野球ではピッチャー1年目なんで、そこはゼロからのスタートなんで、吸収できるところは吸収してやっていきたい」
ー2度リリーフの経験の手応えと課題は
「そんなにすごい1点差で勝っている、負けているという場面ではないので。そんなに。もちろんまず初めはストライク取れるところから始まると思いますし、そこから打者との駆け引きが始まると思うので。そこに関しては、ストライク先行でいけていたというのは。もっと荒れるかと思ったんですけど、段階は踏んでいるかと思うので。最初は真ん中にしか投げれていなかったので、そこは対応できているかなと思います」
―投手・根尾が向いているのは
「分からないですね。目の前の打者を抑えることを第一にやっています」
―150キロの直球、スライダー、フォークがある。変化球は
「アマチュアの打者に対してしか投げたことがない。プロの打者と対戦して、より精度を高めていかないといけないですし、練習でもそうですし、実戦でも投げていって、精度を上げていかないといけないと思います」
―今後のプランは
「まずは中継ぎ。まずはというか、そこでやっぱり負け試合に投げてというところからスタートしていくと思う。その積み重ねだと思う。しっかり抑えられるようにやっていきたいです」
―立浪監督は落合ヘッドという素晴らしいコーチがいると。話は聞いているのか
「そうですね。野手登録の時からずっとアドバイスを頂いている。自分の吸収できるところは吸収してやっていきたい」
―打者・根尾昂に対する未練は
「もちろんもっと打ちたい気持ちもありますし、投げたい気持ちもありますし。中途半端だと言われようが、どっちも自分の中では…。ピッチャーで投げる機会があれば、打席も立つ機会はあるんで。はい。そんなに。もちろんもっと打ちたいという気持ちは持っています」
―プロ野球ファンの注目を集めているが、改めて決意を
「どこでプレーしようと、自分の目標に向かってしっかり取り組んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします」
報知新聞社
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